2歳牡馬レッドベルオーブ。
前走デイリー杯2歳Sを制し、その後は慎重に状態をチェックして朝日杯FSに続戦、挑戦することが決定しました。
時計は2週前から出し始めて、12月3日に坂路で59秒0-14秒1と15-14を計時。
先週の1週前、今週の最終追いきりはCWで追い切りました。
2020.12.09 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
---|
調整メニュー:角馬場→CWコース CW 福永J 69.0-53.2-39.2-12.4 馬なり 外エイカイファントム馬なりを0.4秒追走0.1秒先着 助手「福永騎手を背に追い切っています。時計は遅めですが、福永騎手からは『悪くないよ』とのことでしたし、中間も順調に進めることができていると思います」 |
2020.12.10 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調整メニュー:引き運動 助手「馬体も戻って、今はむしろ大きくなり過ぎたくらいです。これまで減り続けていたこともあって気にせず調整していましたが、レースも近づいてきたので牧草の量で微調整していこうと思っています。レース直後は少し疲れがありましたが、今は苦しいところもありません。今週末も大きめのところを乗って、レースに向けてピッチを上げていくことにしています」 ※12月20日(日)阪神11R・朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)を福永祐一騎手で予定。 |
2020.12.16 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調整メニュー:角馬場→CWコース CW 福永J 65.9-51.2-37.4-12.5 馬なり 外サトノシリウス一杯を0.5秒追走併入 助手「今週も福永騎手で追い切りました。レース当週なので、先週より負荷を強めましたが、このひと追いでさらに状態は上がってくると思います。後はレースを無事に迎えるようにして、この馬の走りさえできればというところです」 ※12月20日(日)阪神11R・朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)を福永祐一騎手で予定。 |
2020.12.17 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調整メニュー: 引き運動 藤原調教師「馬体重も増えて中間の体調も良好。まだ粗削りなところはありますが、能力はあるので、あとはジョッキーがうまく導いてくれるかどうか。もちろん勝ってくれるのが一番ですが、来春にも大きいところが控えているので、そこに向けての訓練も兼ねた、内容のあるいいレースをして欲しいと思っています」 ※12月20日(日)阪神11R・朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)に福永祐一騎手で出走します。 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
13日の日曜にもCWで時計を出していて、中間の時計は4本。
1週前はブックでは直線強めと表現されていますが、馬なりで全く無理をせず直線の伸びがすごい。
全体時計は遅めでしたがこれも前半に折り合い重視といった感じで課題に向き合ってという感じ。
最終追いきりも全体65秒9-12秒5を馬なりで。
直線の数字がもう少し出ていればと鞍上の福永騎手からのコメントもありましたが、瞬時に僚馬の前に出てしまう動きができており全く問題ないのかなと思います。
この中間は馬体も増えているとのことで、木曜に発表された調教後馬体重は480キロと、1週前の陣営のコメント通りデイリー杯から12キロ増えています。
出資馬のGI出走はこれまでに3回。
桜花賞、オークスのクルミナルと、去年の朝日杯FSのレッドベルジュールでしたが、7番人気、6番人気、3番人気でした。
今回のレッドベルオーブは断然の1番人気。
GIで1番人気ともなると週中の記事数など情報量が本当にすごい。
ヤフーニュースで「ベルオーブ」で検索すると150件近く出てきて、追いきれない・・といいながら全部保存してます(笑
その中でも、やはり藤原調教師のインタビュー記事は読み応えがありました。
【朝日杯FS】藤原英調教師、レッドベルオーブとロードマックスの思い込めた2頭で2歳G1初制覇狙う
hochi.news/articles/20201215-OHT1T50174.html
全兄ベルジュールと同じくデイリー杯から朝日杯ということで、ベルジュールのことも語ってくれるのは嬉しいです。
パフォーマンスを発揮させるためにとにかく馬の体調管理に努力を怠らないという陣営の気概も伝わってきます。
藤原調教師は常々能力を確信していると仰ってくれていて、今回も「来春の大きいところを見据えて」「将来につながるレースを考えている」などコメントをしてくれています。
来春の大きいところを目指す上で、世代トップとして向かえればこの上ないことですし、今回もスムーズな競馬ができれば結果はついてくると思います。
枠は4枠8番。
内過ぎず、外過ぎず、偶数番のど真ん中。絶好のところを引けたと思います。
デイリー杯は飛行機で往復しましたが、今回の朝日杯は去年と同じように車で阪神競馬場に向かう予定。
去年の車中泊弾丸から、今回はGoToトラベルでホテルを予約したので余裕のある旅になるはず。
この記事が公開される時間には静岡にいるはず。
1番人気として、兄の雪辱も果たしてくれるであろうレッドベルオーブの走りを現地で見てきたいと思います。