2歳9月 中京3R（2歳未勝利/芝1600m）に福永騎手で出走します

2歳未勝利レッドベルオーブです。

8月8日の新潟芝1600でデビューも2着。
直線での不利もあり仕掛けが遅れ、最後の200mで猛然と追い詰めるもの2着。

その後の近況からです。

前走後はしがらきに放牧に出さず、在厩で中京の1週目を目指すことに。
レース直後の週にすでに次戦は戸崎騎手から福永騎手へのスイッチの発表。

デビュー戦も勝てる公算が高いことで戸崎騎手への依頼だったと思います。
勝っておけば2戦目以降は東京での重賞戦線を考えていたでしょうから、戸崎騎手の継続もしやすくということだったと思いますが「乗り方ひとつ」と藤原調教師がコメントしたデビュー戦の小差での敗けが大きかったということでしょう。

暑い日が続いている8月前半なので、馬房にクーラーが付いている藤原厩舎で過ごせるのすごい～と思っていたら翌日に栗東トレセンで火事のニュース。
しかも馬房用のクーラーが爆発という一報にはかなり心配になりましたが、幸いに藤原厩舎ほか自分の出資馬が関係する厩舎の被害はなく一安心しました。
しかし、被害にあって亡くなってしまった馬が4頭いてなんとも辛いニュースでした。

中京1週目を目標に9月に入ってピッチが上がるはずでしたが、8月30日の新潟の新馬戦でセブンサミットに騎乗した福永騎手が騎乗停止となり中京1週目に乗れなくなり。

再度の鞍上変更かスライドかでしたが、福永騎手の予定をそのままに中京2週目へのスライドとなりました。

福永騎手は15-14の坂路も含めて2週前、1週前追いきりでコンタクト。
ジョッキーの感触も得て順調ですが、とにかく1週前の追いきりでも軽い内容。

今週の最終追いきりは所属の岩田望騎手が騎乗してCWで障害オープンのルペールノエルと併せ馬。
ここも馬なりで0秒3追走して0秒1先着。
鞍上もラスト1Fは馬のリズムに合わせて遅くなったが、余力は有り余っている感じとの感触でした。

最終追いきりも無理はしてないという感じでしたが、全体、4F、3Fの時計はなかなか出色のものですね。
栗東のCWは最近チップの入れ替えもあったことで時計は出にくい状態とか。

コース追いは坂路と違って他馬との比較がしづらいですが、キャロットの調教一覧で見ても栗東CWの時計で同等の時計を出しているのは古馬オープンのエルデュクラージュ（65.8-51.1-37.4-12.5直強め余力）くらい。

たとえばデビュー直前のシーザリオ産駒ルペルカーリアも66.9-52.2-38.7-12.1一杯というくらいですから、ベルオーブの65.8-51.1-37.6-12.7馬なりというのは中々なもの。
これで余力有り余ってるというくらいですからね。

まともに追いきったのも今週の最終追いきりくらいでまだまだユルユル仕上げ。
藤原調教師をして「素材は良いものがある」と言わしめるように、先々を見据えた仕上げなのは間違いないですね。

2戦目となる本日の中京3R・芝1600の未勝利戦。
10頭立ての5枠5番からのスタート。

デビュー戦の1400戦で2着のフランケル産駒グレナディアガーズ、同じく1400戦で3着→2着としているキャロットのモーリス産駒カスティーリャが相手かなと思いますが、ベルオーブも1600がベストとはいえないまでもこの2頭の距離延長よりは据え置きがいいかなと。

10頭立てですしペースは上がらずだと思うのでこの2頭から離されすぎずに回ってくれば直線の脚力では負けないはず。

先々を見据えるには今日の時点で勝ち上がる、勝ち上がらないは大きいので、ここは必勝という感じで最高の結果を求めたいですね。