'17 アップライトスピン レース出走

4歳12月 10戦目 中山12R 2勝クラス(芝2000)に出走しましたが2着

投稿日:2020年12月26日

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4歳2勝クラスのアップライトスピン

先週土曜の中山12R・芝2000。自己条件の牝馬限定戦に出走しましたが「2着」でした。
今年出資馬9回目の2着・・(笑

現地観戦に行きたかったですが、12レース終了後にアーモンドアイの引退式があったので指定席が取れず。
テレビの前から応援です。

馬体重は前走から2キロ減で480キロ。
中間の様子で492キロと減ることはなさそうかなと思うところで、やはりレースになると減ってくるんだなぁと。
それでも480キロならばちょうどいい感じかなと。

注目してたのは毛ヅヤ。

11月の東京はこの馬らしい冬毛が出ていて、凡走の結果は調教で動ききれないことや体調面があまり良くないというのがあったのかなと思っていました。

で、テレビで見た限りだと、前走より確実に冬毛が目立っておらず状態面はアップしてると見えました。

あとはレースでの内容、結果だと2番枠からのスタート。

出遅れることなくスタートを切ると出たなりにポジショニング。
無理することなくラチ沿いのちょうど真ん中くらいに。

向こう正面に入ってペースが上がらない中、じんわり位置を上げて5番手追走で1000m通過が64秒台とかなり遅いペース。

勝負どころのペースアップも、手応え十分に伸びてきて、各馬が外を回る中ラチ沿いのコーナーワークを生かして一気に先頭で直線へ。

勢いよく坂を駆け上がり後続を離して勝ったかというところ、坂を登りきったあたりでスピードダウン。

そこを外から12番ムーンライトナイトが差し込んできて、ゴール前アタマ分出られたところでゴール・・。

惜しすぎる『2着』・・ということでガックリです。

20/12/19  池上厩舎
19日の中山競馬では内からスルスルとポジションをあげて直線へ向き後続を突き放しにかかったが、最後の最後に交わされ2着。
「枠順発表を見たときは嫌だな…と思いました。結果的には内をすくえましたが、通りたかったわけではありませんでしたし、田辺も同意見でした。それでも突き放しにかかった時は大丈夫かと思ったんですけれどね…。向こうが差してきたというよりは、こちらの頭が上がってきたというところもあったようです。田辺は前回乗った時よりもコンディションが良く、成長も感じたと言っていましたね。距離はこのくらいでいいけれど、延ばすことに関しては微妙に思ったようです。力を要する馬場ということもあるのでしょうけれど、確かに今日のような走りをするのならば無理して延ばすよりもこのくらいの舞台でいいのではないかと思いますので、今後も基本的にはそうしていこうと考えています」(池上師)
前走はチグハグな競馬になってしまいましたので巻き返すためにそのまま在厩で時間をじっくりかけて調整してきました。ほぼ思惑通りの状態で送り出すことができましたし、レースもいい形で進められていたように思えました。直線半ばでは勝ちを意識しましたが、残念ながら勝ち馬の切れ味に屈してしまう形となりました。非常に悔しい負けとなりましたが、力を示していますし、何とかこの悔しさを晴らしてもらいたいものです。この後についてはレース後の状態を慎重に確認したうえで判断していきます。

[アップライトスピン] 4歳12月 10戦目 中山12R 2勝クラス(芝2000)に出走しましたが2着

キャロット公式より

あの勢いでなんで差されたのか。
陣営曰く「頭が上がってきた」という話もあり一杯になったところがあったのかなと思いましたが、映像をよく見返してみたら

坂を登りきったところで手前が右手前に変わっていました・・。
アップライトスピン、左前脚がピーンと伸びる走りの時は左手前走っていて東京や新潟でも鋭く伸びてくるのはこの走りで、今回の中山でも直線に入ってからは左手前で伸びてきていました。

しかし、坂を登りきったところで右手前に変えると走りのリズムが悪くなって減速。
夏の新潟で3着だった時も、残り200のところで右手前に変わってから減速しましたし、過去のレースを見返しても右手前の走りがとにかくぎこちない。

まぁずっと同じ手前で全力疾走はできないかもしれませんし、疲れて手前を変えるということもあるとは思いますが、その悪癖がゴール前で出て差されたと見ました。

この点、コメントで出てこない部分なんですが陣営としてはちゃんと認識できているんだよね、と思っていますがどうなんでしょうか。

20/12/23  山元TC
23日に山元トレセンへ放牧に出ました。
「前走が思うような競馬ができず歯がゆい思いをしていたので、そういう意味では先週の競馬ではしっかりと力を出せたのは良かったと思いますが、そういう時でも何かしら別の馬が前にいるのが悔しいですね…。今の馬場、この馬の脚質を考えると決していいとは言えない内枠からの競馬でも力を示すことができていますし、今はグッと堪えて、勝利に向けて信じて取り組んで行ければと思っています。レース後は大きなダメージこそないものの、ここで欲張ってもう1回と行くと、少し前に不安を見せていたトモなどを拗らせてしまう恐れもありますので、ここは大事を取って放牧に出すことにします。山元で少し楽をさせてもらって、回復次第で次走を検討できればと考えています」(池上師)
キャロット公式より

レース後は即放牧へ。

まぁ3回続けて反動が出てしまうと、と考えれば妥当なのかなと思います。
2勝クラスはいつでも突破できそうな感じで結局上に上がれずに4歳が終わってしまいました。

年が明けて5歳、現役も最長で1年3ヶ月。ここまで10戦。
残り5戦くらいとして、なんとか2つ、3つ勝てるように頑張ってほしいです。

 

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