'19 ローズノーブル18

3歳6月 変わり身を見込んで東京ダート戦へ

投稿日:2021年6月12日

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3歳未勝利のシュプールロイヤル

デビューからの芝で2戦、11着・11着と、次9着以下だと3アウトで1ヶ月出走停止になるピンチな状況です。

5月19日にトレセンに帰厩してきました。

21/5/18 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間より少しずつ負荷を高めるように調教を進めています。様子は悪くなく、これならば6月中の競馬を考えられそうです。月曜日に宗像調教師が来場されましたので、その旨をお伝えしています」(天栄担当者)

[シュプールロイヤル] 3歳6月 変わり身を見込んで東京ダート戦へ

21/5/19 宗像厩舎
19日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「前走後の状態が悪くなかったので、放牧先の天栄でガクッと来たり、ソエの症状がぶり返したりしなければ比較的早めに戻すことができるかなとイメージしていました。この中間の様子を聞いて把握していましたが、月曜日に見に行った時の印象も悪くなく、6月中の競馬を考えられそうだったので、今週の検疫を使って入れています。目標を定めているわけではないのですが、2~3週ほどで仕上がるはずなので、次開催の前半戦あたりを最短目標としてイメージしながら進めていきます」(宗像師)
21/5/19 宗像厩舎
26日は美浦坂路で追い切りました(55秒7-41秒0-27秒0-13秒9)。
「先週入れて早ければ来週の競馬へ向かうことも視野に入れながら調整をスタートしています。今週は天候がいい今日のうちに追い切ろうと考えて坂路に入れて併せ馬を行いました。悪くない入り方ができていましたし、全体時計も55秒くらいと大体予定通りではありますが、終い1ハロンは13秒9と少し要してしまいました。重苦しいわけではないものの、もうひと踏ん張りが欲しいかなという感じはしたので、週末そして来週とまた時計を出し、中間も入念に乗り込みとケアを行いながら調整していこうと思います。前走の内容からダートの1600m戦を検討しています」(宗像師)
早ければ6月6日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)に出走を予定しています。
21/6/2 宗像厩舎
2日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒3-54秒0-39秒9-12秒4)。
「先週の追い切りでは坂路に入れましたが、今週はコースに入れてみることにしました。併せる形で動かしたところ、先週と違って今週は最後までしっかりとした脚取りで駆けられていましたね。木幡初也ジョッキーに手伝ってもらったのですが、彼も“反応できていましたし、最後までいい動きを見せてくれました”と言ってくれましたし、ほぼ馬なりの形で余裕を持って終いを伸ばせたのは何よりでした。場合によってはもう1週、時間をいただくことも考えていたのですが今朝の様子なら大丈夫かな…と考えています。まだ終えたばかりでもあるので、午後、そして明日と馬の様子をしっかりと見て、相手関係等も吟味したうえで今週にするか来週にするか判断させてください」(宗像師)
早ければ6日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)に出走を予定しています。
21/6/3 宗像厩舎
3日は軽めの調整を行いました。
「今週の追い切りの様子から今週の出走を考えてもいいかなとは思いましたが、未勝利期間を考えると残されたチャンスは数少ないので、よりいいと思える状態、調整過程でレースへ臨むのが好ましいだろうという結論に行きつきました。今週のダート1600m戦は日曜日のひと鞍のみになる一方で、来週だとふた鞍あって分散するのではないかという見込みもありますので、今週ではなく来週に備えることにします」(宗像師)
6日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)への出馬投票を見送り、12日もしくは13日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)に出走を予定しています。
21/6/9 宗像厩舎
9日は美浦坂路で追い切りました(55秒0-40秒0-26秒1-13秒3)。
「先週コース追いで動かしましたが、この中間からちょっとソエっぽいところが見られ始めたので、今週は再び坂路で時計を出すようにしました。負荷が足りないということにならないように2本追いにして、1本目を4ハロン70秒ほどで動かし、2本目に55-40をベースにしてじっくりと動かしています。馬なりで併せたのですが、息遣いを聞いても先週より良くなっていると思えますし、ソエのことは気になるものの1週延ばしたことがプラスと思える部分もあるので、何とか良さを引き出したいですね。今回はダートへ行くので、脚元のことを考えると芝よりもパフォーマンスを発揮しやすいでしょうし、何とかいい走りをしてほしい。2鞍ありますが、北村宏司ジョッキーがどちらでも都合をつけてくれるということだったので、状況を見て検討します」(宗像師)
12日もしくは13日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

デビューからずっと坂路2本追いで攻めた調教が課されてこなかったのですが、今回は初めてWコースで追いきりました。

馬なりで全体時計で強調できるものではないですが、終いにかけてしっかり動けていて、追いきりができたと思います。

今週はソエっぽいところが見られ始めたということで坂路追いになりましたが、ここ2戦よりは中間の負荷を高められてレースに臨むことができそう。
それでももっとと思うところもありますが、体質面を考えるとできる限りの調整はしてきているということでしょう。

先週の出走は見送っての、今日の東京3Rのダート1600戦に出走。

エピファネイア産駒でのダート成績を考えるとどうだろうというのと、ビオグラフィアのように馬体大幅減の変わり身もないところで同じような前進を望むのはどうかというところですが、東京ダ1600で8番枠と悪くないところを引けたので、なんとかスタートから好位を取って進めてもらいところ。

3アウトだとさすがに言い訳できない状況になってしまうと思いますので、なんとかそこを回避、あわよくば掲示板を目指して頑張ってもらいたいなと思います。

 

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