出資している2歳馬は7頭中4頭が本州へ移動済み。
北海道に残っているのは牡馬3頭。
まずはクローヴィス(リリサイドの18)です。
一口出資額 | 250,000円 |
父 | ハーツクライ |
母 | リリサイド |
母父 | American Post |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
誕生日 | 2018.01.17 |
入厩予定 | 栗東 矢作芳人 |
育成牧場 | ノーザンファーム早来 木村厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:435kg 体高:153.0cm 胸囲:174.0cm 管囲:20.0cm |
20/4/15 NF早来 |
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馬体重:450kg 左飛節を含めて状態は安定していることから、この中間は登坂ペースを少し速めて週3日ハロン16~17秒のキャンターを中心に乗り込んでいます。気性面の幼さが残るが故、テンションが上がることはありますが、走り自体は良く、終始手応えに余裕をもって動くことができており、改めてポテンシャルの高さを感じさせます。乗り運動を再開した後はスムーズに調教をこなすことができているので、引き続きキャンターペースに慣らしつつ前進を図っていきます。 |
20/4/30 NF早来 |
現在は少し登坂ペースを速め、週3日坂路でハロン16秒のキャンターを行い、それ以外の日はトレッドミルでのキャンターを取り入れています。もう少し落ち着きが欲しい感じはありますが、調教自体は問題なくこなすことができています。現状の調教ペースや馬の状態を踏まえると秋以降のデビューが想定されるので、今は成長の芽を摘まないよう、焦らずジックリ調教を進めていきます。 |
20/5/15 NF早来 |
馬体重:448kg この中間も週3日坂路でハロン16秒のキャンターを中心に乗り込んでいますが、終いをハロン15秒近くまで伸ばす日を設けるなど、一歩一歩確実に前進を図ることができています。馬体にはまだ全体的に幼い印象が残りますが、少しずつ調教負荷を掛けて乗り込むことで良化が見込まるので、馬の成長スピードに合わせて慎重に調教本数を重ねていきたいところです。 |
20/5/29 NF早来 |
ここまで坂路でハロン15秒など強めの調教負荷を掛けてきたことを踏まえ、この中間は心身のリフレッシュ目的でトレッドミルでのキャンターのみに留めています。脚元や体調面に問題はないことから、直ぐに乗り運動を再開する予定ですが、調整メニューに緩急を付けることでさらに馬体に余裕を持たせることができれば、今後の乗り込みにつなげていけるのではと考えています。乗り運動を取り入れる際は角馬場や坂路入りを週1本にするなど、改めて調教に馴染ませつつ、元の調教に戻していく方針です。 |
キャロット公式より |
3月末に坂路調教を再開して、現在は15秒近くまで進められてきました。
「走り自体は良く、終始手応えに余裕あり」というのは16秒くらいのペースでの話ですが、これくらいのペースであればそれくらいはやってくれないとですね。
月末ではリフレッシュを挟みつつということで課題は「馬体に余裕を持たせる」ということでしょう。
どのPOG本を見ても、矢作調教師からのコメントは「もうひと回り成長がほしい」ということで一致していましたから、牧場もその思惑で坂路のペース、馬体増加を見据えての調整になっていると思います。
そう考えると、秋デビュー以降が想定されるということですが、矢作厩舎ですからね。
無敗で二冠制覇したコントレイルはこの時期乗り運動もできていなかったらしいですが、そこから9月デビューで、11月には東スポ杯2歳Sであの走り。
っていうかもしかしたら三冠馬と同厩になるんですね。
キャロット公式より立姿の写真は「隔月更新」となったため、4月の写真がなくて5月です。
坂路調教を開始したことでお腹周りが締まった分、馬体重も20キロほど減ったという感じですね。
トモの位置やキ甲を見るとまだ変わってくる馬体だと思いますから、焦らずじっくりと進めていってもらえばいいかなと思います。