'19 リリサイド18

2歳7月 しがらきに移動して坂路では15-15、馬体重は468キロ

投稿日:2020年7月29日

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2歳馬クローヴィス(リリサイドの18)です。

1歳12月末に飛節に外傷を負って、坂路入り再開が3月に入ってから。

運動再開には馬体を膨らませるという意図もあったと思いますが、再開後は順調にペースアップ。

6月末の更新では「夏時期の移動も検討できるようになるのでは」という話がでましたが、時を同じくして週刊誌ギャロップでも「7月上旬に本州へ移動」との文字が。

その言葉通り、7月3日に北海道から天栄へ移動。
アクシデントもなくワンクションで通過して、4日にしがらきに移動となりました。

20/6/15 NF早来
馬体重:459kg
リフレッシュ期間を設けたことで順当に馬体は増えており、この中間から乗り運動を再開しています。現在は週3日、坂路でハロン15~16秒のキャンターとトレッドミルでのキャンターを中心に運動メニューを組んでいますが、そのトレッドミルでは傾斜をつけて動かすなど、可能な限り運動負荷をかけるように心がけています。以前よりは落ち着いてきているものの、時折気持ちの面での昂ぶりが見られるため、無駄なことはしないように気を付けつつ乗り進めていきます。
20/6/30 NF早来
この中間は週2日、坂路で3ハロン45秒のキャンターを行い、週1日は坂路でハロン15~16秒のキャンターを行っています。また、日によっては角馬場での調整も取り入れて、理想的な手前の変換やハミの取り方、体の使い方などを教え込んでいます。ここまで調教メニューに緩急を付けながら確実に前進を図ることができており、以前よりもトモの筋肉が大きくなって馬体には迫力が出てきました。このまま良化を促すことができれば、夏時期の移動も検討できるようになるのではと考えています。
20/7/3 NF天栄
3日にNF天栄へ向けて移動しました。
「昨年末に外傷を負ってしまいましたが、運動開始後は比較的順調に調整を進めることができ、夏時期の移動を検討できるまでになってきていました。もちろん、これからの成長余地を残している状況でもありますが、ひとまず順調に乗り込めている現状を踏まえて本州のノーザンファームしがらきまで移動させ、現地で入厩に備えることになりました」(早来担当者)
20/7/8 NFしがらき
4日にNFしがらきへ向けて移動しました。
軽めの調整を行っています。
「先週の日曜日にこちらへ到着しており、馬体に異常がないことを確認して週明けから軽く跨っています。カイバはちゃんと食べていて体調は特に問題ないのですが、人間に対して少し我儘なところを見せていますし、そのあたりに気を付けながら進めていきます」(NFしがらき担当者)
20/7/21 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
「すでに周回コースと坂路を併用して本格的に乗り込みを開始しています。坂路では終いを伸ばすような調教も取り入れており、ここまでは順調と言っていいでしょう。ペースアップ後も反動はありませんので、このまま乗り込んでいきます」(NFしがらき担当者)
20/7/29 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
「この中間も順調に調整が続けられており、坂路では15-15も交えながら進めています。少しずつではありますが、ここまでは問題なくペースを上げることができていますし、このままコンスタントに速い調教を重ねていきたいですね。馬体重は468キロです」(NFしがらき担当者)
キャロット公式より

北海道から移動して約1ヶ月ですが、しがらきでも順調にペースアップして15-15で進められています。

その中で課題でもあった馬体の変化についても、468キロまで馬体重を増やしているところなので目論見通り、成長を見せているところではと思います。

[クローヴィス] 2歳7月 しがらきに移動して坂路では15-15、馬体重は468キロ

早来のコメントでは「以前よりもトモの筋肉が大きくなって」とありましたが、これも6月12日に更新された公式の動画で感じていたことでした。

坂路を駆け上がる様子は、乗り役が抑えきれないといった感じで15秒3ー14秒3ー13秒9をマーク。

厩舎に帰っていくところで動画が止まるんですが、そこに映っているトモの張り出しが良くて、だいぶ逞しくなってきたなと。

8月になってどのタイミングで入厩となるかわかりませんが、出資馬で初めて味わう矢作流が楽しみです。

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