2019年度のキャロット1次募集結果が出て出資馬6頭が確定。
出資確定記事の5頭目は募集番号66番イストワールの18です。
一口出資額 | 50,000円 |
父 | ルーラーシップ |
母 | イストワール |
母父 | サンデーサイレンス |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
誕生日 | 2018.01.29 |
入厩予定 | 栗東 松下武士 |
育成牧場 | ノーザンファーム空港 B-3厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:465kg 体高:153.5cm 胸囲:179.0cm 管囲:20.6cm |
今年に入ってメールドグラースが重賞連勝。
1次申込み締め切り直前にパッシングスルーが紫苑S制覇。
ルーラーシップ募集馬が人気するのは必然かと思いましたが、人気したのはラフォルジュルネ、ツィンクルヴェールといった牝馬で、唯一の牡馬イストワールの18は意外に人気しなかったというか、一般抽選になったものの比較的ゆるい抽選だったようです。
と思ったら、メールドグラースが豪州のコーフィールドカップを制覇。
今、1次募集期間であったら一般での出資はできなかったかもしれません。
血統
まずはルーラーシップ産駒がほしいと思っていたところからなので血統ですね。
ルーラーシップ産駒を母父別に、勝率順で見ると、
1位 ルーラーシップxディープインパクト:勝率13.7%
2位 ルーラーシップxサンデーサイレンス:勝率13.2%
3位 ルーラーシップxスペシャルウィーク:勝率12.1%
こんな感じで、母父ディープはキセキに代表されるように好相性な配合ですが、母父サンデーサイレンスは出走頭数が1番多いなかで高い勝率をあげています。
代表馬はダンビュライト、ムイトオブリガードといったあたりでしたが、ここにきてメールドグラースが完全に抜けきりましたね。
芝中長距離というイメージですが、アドマイヤビクターなどダートで高いパフォーマンスを上げている馬もいます。
また、母イストワール産駒は4歳にナラトゥリス、3歳にビスタストリカと全姉が2頭いて、ともに勝ち上がっています。
特にナラトゥリスの2歳時の3戦の切れ味のある末脚は印象的で、そのこともあってこの母産駒は注目していました。
その後、ナラトゥリスは牝馬特有の気性の難しさが前面に出てきてしまうようになってレースで力が発揮できなくなり、先日引退となってしまいました。
ビスタストリカはジリっぽくてまたタイプが違いますが、2歳7月にデビューして8戦目の3歳7月に中京芝2000で勝ち上がっています。
2歳の半兄ウェイヴァリーも2歳8月に小倉デビュー。
3戦して2着が1回と勝ち上がりが期待されます。
この上3頭が「2歳の夏にデビュー」を果たしており、母産駒の仕上がりの早さというのはおおいにポイントの高いところでした。
馬体
馬体重:465kg
体高:153.5cm 胸囲:179.0cm 管囲:20.6cm
牡馬として良いサイズ感。
バランスも良く、1月生まれということもあってか完成度の高い馬体に見えましたし、脚元に不安も感じません。
1次募集で人気になりきらなかったのも母が17歳で高齢という要素もあったのかもしれませんが、この馬体、馬格があればと自分の中ではそこの評価が上回っています。
ストライクイーグル(母15歳時の産駒)の時と同じような感覚です。
結論
・ルーラーシップxサンデーサイレンスの牡馬
・母産駒の仕上がり早、早期デビュー期待できる
・十分な馬格
あと、厩舎の松下武厩舎。
カラクレナイやディーパワンサのイメージで、出資馬の預託厩舎としては初めてです。
キャロットの2歳馬レシステンシアが10月のデビュー戦で武豊騎手が騎乗。
自分の出資馬130戦近くで、まだ鞍上・武豊が実現していないので、そこも期待したいところです。
19/9/17 NF空港 |
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16日にNF空港へ移動しました。 |
19/9/30 NF空港 |
馬体重:479kg NF空港へ移動するまでは順調に夜間放牧を行っていました。現在は鞍を付けてのウォーキングマシン運動を中心とした初期馴致を行っています。やや重心が低めの骨格に、トモ脚や肩周りなど、ボリュームよく筋肉も発達しています。強靭な身体を活かした軸のブレないフットワークはスピード感にも秀でています。心身ともに一本芯が通っている印象で、ここまでの初期馴致に意欲的に取り組んでいる姿を見ると、今後の育成調教も難なく進めていけると見ています。 |
キャロット公式より |
9月16日にノーザンファーム空港に移動。
馬体重は465キロ→479キロ(14キロ増)
育成牧場に移動して、馬体重を増やしています。
「強靭な身体」と評された馬体。
こちらは幅があって十分な筋肉量を有していながら、やはり完成度も高いように思いますし、期待通り早めの始動が行けるんじゃないかと思っています。