'18 タイズオブハート

2歳10月 具合は本当に良さそうで2戦目のダート1400へ

投稿日:2019年10月25日

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2歳馬キズナ産駒のタイズオブハート

そういえば先週の話。
同厩のメロディーレーンが菊花賞5着と素晴らしい走りでした。

タイズオブハートの森田厩舎で3歳牝馬ということで6月の未勝利勝ち以降、その走りを追っていましたが、あの小さい体躯で走る姿は応援したくなりますよね。
次は有馬記念も視野に関東圏での走りを検討しているということなので、実際にその馬体、走りを生で見てみたいです。

さてタイズオブハートに話を戻すと、デビュー戦だった前走は京都・ダート1400で2着。

直線入り口で13番手。
先頭とは10馬身くらいは離れていましたから、まぁ脚を伸ばして入着、あわよくば掲示板だったらいいかなと見ていましたが、グングンと加速して、狭いところに入って、抜けてきたと思ったらその時点で3番手。

さらに抜け出していた前2頭も飲み込むかという勢いでしたが、1頭交わして2番手に上がったところでゴール。
本当に直線だけの競馬と言っていい内容でしたが、素晴らしい末脚を披露してくれました。

そのデビュー戦から中2週、2戦目の競馬に向かいます。

19/10/10 森田厩舎
9日、10日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬はキックバックを気にするところもありましたが、後方の位置取りから直線はいい脚で追い込んできました。次走では慣れも見込めるでしょうし、きっちりと勝ち切りたいですね。レース後は特に疲れは見られません。むしろトモの筋肉に張りが出て馬はさらに良くなっていると感じさせてくれますし、今のところはこのまま在厩で続戦させるつもりで調整を進めていきます」(森田師)
19/10/16 森田厩舎
16日は軽めの調整を行いました。
「この中間、乗り出してからも特に反動は見せていません。今朝は坂路で普通キャンターを1本上がりましたが、乗っていた助手も『具合は本当に良さそうです』と言っていましたし、見た目に張りがあってさらに上積みを見込んで良さそうです。今のところは中2週で同条件の番組に使う予定で、週末から少しずつピッチを上げてこうと思います」(森田師)
26日の京都競馬(2歳未勝利・ダ1400m)に福永騎手で出走を予定しています。
19/10/24 森田厩舎
23日は栗東坂路で追い切りました(57秒4-41秒4-26秒1-12秒7)。
24日は軽めの調整を行いました。
「先週末から時計を出し始めており、今週は水曜日に坂路で追い切りを行いました。初戦がキックバックを気にしていましたし、今回は前にいる併せ馬の組の直後につけ、あえて砂を被らせるような調教をしたのですが、全然嫌がることなく走っていました。上がり重点なので全体は平凡ですが、仕掛けてからの動きは良かったですよ。以前に比べてだいぶ乗りやすくなっていますし、この感じなら極端に揉まれなければ馬群の中でも大丈夫でしょう」(北尾助手)
26日の京都競馬(2歳未勝利・ダ1400m)に福永騎手で出走いたします。
キャロット公式より

森田調教師、2戦目の今回「きっちりと勝ちきりたい」と強気な発言。

その意気に応えるようにタイズオブハート自身も一度競馬を使われて、トモの筋肉に張りが出て見た目にも良くなってきていると上積みを見込めそうな状態とのこと。

先週の日曜、水曜の坂路2本で時計出しましたが、数字的なものは相変わらず。
水曜の時計はデビュー戦の時のような時計が出にくい時間帯でもない開門から17分後のものですが、キックバックの反応を確認し、上がり重点の内容のあるものでしたから心配はいらないでしょう。

鞍上は連続で福永騎手

デビュー戦はレース結果を見ると、上がり3Fは1番手かと思いきや2番手。
あらためて映像を見返すと、上がり3Fの残り600地点は3コーナーから4コーナーにかけての地点で、このコーナーリングで、道中後方にいた9番アメージングランが追い出されていて、一旦完全に抜かれて直線に入ったところでは1馬身前に。

そこから追い出したタイズオブハートは、このアメージングランと内にいた馬の間を割っていく形になりましたが、そこからよく伸びて2着というものでした。

まぁようするに福永騎手、本当に直線に入るまでジッとしていた。
あの位置取りで腹をくくって直線だけでの競馬を選択するとは思えませんし、中途半端に動いて中途半端な着順になるよりも、あわよくば掲示板くらいの気持ちで乗っていたはず(笑

それがあの脚で、あそこまで差を詰める競馬ができたわけなので、今回は色気を持って乗ってきてくれるはず。

枠は7枠11番。
デビュー戦と同じ11番枠もフルゲート割れの14頭。

芝スタート、外寄りはいいですし、前走2・3着で前に行きたそうな馬が内に入っていることからも競馬はしやすそう。

背腰、トモに力がつききってないことから初戦はそろっとしたスタートになりましたが、五分のスタートを決められれば森田調教師の言うように勝ちを意識できる2戦目になりそうです。

 

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