3歳1勝クラスのスクウェアセイル。
6月阪神以来の競馬に出走しました。
その舞台は秋の新潟、芝1800戦。
デビュー戦は小倉の芝1200でしたが、その後はダート1800を中心に5月の新潟で初勝利。
6月の昇級戦となった阪神ダート1800戦もハナを取って内容としては悪くないものでしたが、夏場にリフレッシュしての秋初戦に芝のレースをチョイス。
戦歴からも湿ったダートで良績を上げていたこともありましたし、個人的にもこのタイミングで芝での走りを見たかったところだったのでいい選択をしてくれたなと思っていました。
ただ新潟の芝1800ということで長い直線はどうかなとは思いましたが。
約4ヶ月ぶりの実戦となりましたが馬体重は前走と変わらず452キロ。
見た目にもスラッとした体型は変わらずで、もう少し変化があってもと思いました。
相変わらず落ち着いた様子なのは良かったですね。
スタートも好発で鞍上も出していきますがハナは取り切れず、内外の馬との番手争いに出していく格好が少し長引く形で収まって2番手で追走。
雨の影響で重馬場の中、前半の1000m通過が60秒1となりペーストしては前に辛い展開でどこまで踏ん張れるかの状況で直線へ。
逃げ馬を交わして残り500mで先頭に立ちますが直線はまだまだ長い。
馬群は横にズラッと広がりますが、最内から黒い帽子・サンデーRの勝負服、フィエールマンの半妹ルーツドールって良血がなんでこんなところで走ってんのという感じで手応えよく抜け出していくと、スクウェアセイルも後続の追い上げにあうも粘る走りをしていましたが、残り200を過ぎると捕まってしまい『11着』でゴールでした。
21/10/17 坂口厩舎 |
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17日の新潟競馬では五分のスタートから行き脚がついてスッと2番手をキープ。スムーズに追走しているように見えたが、直線に入るとやや手応えが鈍り、最後は一杯になってしまい11着。 「いい結果を出すことができず申し訳ありません。せっかくの芝チャレンジだったのに、重馬場でかなり芝の状態が悪く、ジョッキーも直線は走りきれなかったと言っていました。前半はスムーズに好位を取れて良い形だっただけに、良馬場ならまた違ったのではないかと思います。ジョッキーはフットワーク的にも小回りの方が良さそうという話をしていたので、条件の見直しも含めて福島で仕切り直したいと考えています」(坂口師)パサパサのダートよりもスピードを要する馬場が得意ということもあり今回は芝の中距離にチャレンジしましたが、あいにくの重馬場でかなりパワーを要す状態。せっかくの良さを活かせませんでした。芝の適性についてはこの一戦だけではなんとも言えませんが、次走については条件を含めて改めて検討していく予定です。 |
キャロット公式より |
デビュー以来の芝でしたが、この中距離の条件でもっと軽い芝、さらに言えば小回りで見たかったことはありましたが、新潟の外回りで先行には厳しいペースでも残り200までは頑張る走りができていたので内容は悪くないと思いました。
ジョッキーも芝の状態が悪いことで走りきれなかったということですが、小回りが良いということもまぁそう思うだろうねという感じですがそれを受けて福島で続戦へということになりました。
福島の芝1800なら面白いなと思いましたが、今週の更新では現状ではダートがベターかもという判断でダート1700に向かいそうな話。
まぁ芝が強調できるような結果でもなく、どちらでも走れるねというものだったのでそれはそれでという感じですかね。
とにかくどちらの条件でもハナを取れるくらいの先行力があるのは強みだと思います。
そこに小回りの条件が加わればということで次戦の福島での走りは楽しみです。