2歳馬カイカノキセキ(カイカヨソウの19)
出資馬4頭の中で最初にデビュー戦を迎えました。
12年ぶりとなる札幌芝1000mでの新馬戦となりましたが、3番人気ながら見事に『1着』デビュー戦勝利を飾ってくれました。
デビュー馬体重は472キロ。
見た目太くもなく細くもなく仕上がってるなという印象。
落ち着きのある周回ができているようだったので、デビュー戦からいい状態だと感じられました。
ゲートもすんなりと入って、芝1000m戦11番枠からのスタート。
ポンッとゲートを出ると鞍上も押して前を取りに行く好発進。
そのままハナを奪取して3コーナーに入って馬群を引っ張ると勢いそのままに直線へ。
直線に入ってさらに伸びて後続との差を拡げるとそのままゴールを駆け抜けて危なげなく『完勝』!
見事デビュー戦を勝利で飾ってくれました。
21/6/12 札幌競馬場 |
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12日の札幌競馬では五分のスタートから二の脚が速く先頭へ。そのままスムーズに直線を向き、最後まで危なげなく逃げ切り勝ち。 「ありがとうございました。今日は中京競馬場に臨場していたためモニターでの観戦でしたが、スッと先手を取っていいスピードを見せてくれました。時計も速かったですね。ジョッキーは“仕上がりも良かったですし、今日は1000m戦でスピードを活かす競馬ができました”と話していたそうですが、フットワークはダートっぽいかもという話もあったようなので、洋芝も良かったのかもしれませんね。この後は一度放牧に出す予定です」(池添学師)開幕週の良馬場とはいえレコードタイムでの逃げ切りですから見事でした。初戦から良いスピードを見せてくれましたし、これから楽しみです。この後はいったん放牧に出す予定です。 |
キャロット公式より |
勝ち時計は56秒9で2歳レコード!
従来のものを0秒3更新しました。
事前の記事で書いたくらいに、調教の具合からもレコード更新のチャンスがあるなと思っていたのでレコードホルダーになれたのは嬉しいですね。
変則開催で12年ぶりに行われた札幌芝1000の新馬戦なので、今年はもう同条件のレースはないですし、来年以降通常開催に戻ればしばらく名前が残ることになりそうなので千載一遇のチャンスを物にしたんじゃないかと思います(笑
走りにしてはフットワークはダートっぽいという話もありましたが、短距離馬にはありがちな話ですしね。
ダートもこなせれば幅も拡がりますが、洋芝で芝1000を56秒9で走れるという事実があるわけなので、今後の走りが楽しみになります。
21/6/16 NF空港 |
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16日にNF空港へ放牧に出ました。 「先週の競馬はありがとうございました。いいスピードを見せてくれましたし、期待どおりいい走りだったと思います。レース後は特に疲れた様子は見せていませんが、いったん放牧に出して今後のプランを検討していきます」(池添学師) |
キャロット公式より |
レース後はノーザンファーム空港牧場に放牧。
札幌開幕週の新馬戦を快勝したので、次戦については当然7月17日 函館2歳S(G3)が目標になってくるでしょう。
2戦目にして重賞取りのチャンスとなりそうなので次戦も非常に楽しみです。