レース出走 '17 ヴァイトブリック

4歳7月 11戦目 福島・安達太良Sに三浦騎手で出走しました

投稿日:2020年7月4日

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4歳3勝クラスのヴァイトブリック

6月20日の夏至Sを非当選除外。
前走から中9週となる今日の福島・安達太良S(ダ1700)に出走しました。

20/6/24 和田郎厩舎
24日は美浦坂路で追い切りました(56秒3-40秒3-26秒1-12秒8)。
先週の競馬はほぼ5頭の枠を争うような状況だったので覚悟はしていましたが、残念ながら除外となってしまいました。それでどうすべきか悩みましたが、この時期は降雨が多いので、もし雨が降り馬場が重たくなるようなら芝も面白いのではないかという話をクラブ、牧場ともして芝に登録してみたのですが、残念ながら今の予報だとそこまでを期待することはできなさそうな様子ですね…。それなので、今週は見送り、来週の福島へ向かうことを検討しています。今朝は追い切りを行いました。今回坂路を使っていますが、雰囲気がいいんですよね。コース追いだと前後にチャカつくことが多いものの、坂路中心にしたところ落ち着きがあって、行き帰りともにしっかりと歩けています。それでいて速いところへ行くと前向きさを出して動けているので、精神的に合っているように思えることから今週も坂路で無理なくサッと動かしてあります。この後も馬の様子を見ながら動かしていき、来週に備えていきます」(和田郎師)
今のところ28日の東京競馬(江の島S・芝1800m)への投票を見送り、7月4日の福島競馬(安達太良S・ダ1700m)に三浦騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

3勝クラスの優先出走順は
・『除外優先権』の多い馬
・無条件で無作為に5頭

夏至Sは除外優先権を持った馬で16頭中11頭が埋まり、残り5頭の枠に20頭の抽選で外れという状況だったようです。

1400~1600あたりの好条件のレースには除外権を持っていないと話にならないというのが3勝クラスです。

そこを除外になって除外権を得て、どこを目標にするかな~と思ったら翌週の6月東京最終週の江の島Sに登録してきました。

このレースは芝。
ダートで10戦してきたヴァイトブリックには初の芝レースへの出走になるかというところで、出れたらかなり面白いなと思っていましたが、当週の水曜日には見送るとのコメント。

その理由が「もし雨が降り馬場が重たくなるようなら」という芝に登録したものだったようで、矛先を翌週、今日の福島ダート1700の安達太良Sへ。

しかし、先週日曜日の江の島Sは午前中まで降り続けた雨の影響で不良馬場に。
馬場状態関係なく、最終週の東京、このタイミングで芝の走りを見てみたかったですけどね。

20/7/1 和田郎厩舎
1日は美浦坂路で追い切りました(54秒6-40秒0-25秒9-12秒6)。
「今週の追い切りもこれまでと同様に坂路で行うことにしました。以前はゴール板あたりで気を抜くようなところを見せることがあったのですが、今回は集中できていてそのような素振りを見せません。今朝もしっかりと走り抜けていました。むしろ坂をのぼり切ってそのまま下っていってしまいそうなくらいでした。それだけ集中して前向きさもあるということでしょうし、プラスに捉えていいと思っています。それでいて、行き帰りともに落ち着いて歩けていますから精神的にいい状態にあると思えるんです。入厩時に体調を崩して頓挫しましたが、立ち上げ以降、除外もあってより乗り込めましたし、久々のコーナー4つの条件になりますが何とかいい走りを見せてもらえないかと思っています」(和田郎師)
4日の福島競馬(安達太良S・ダ1700m)に三浦騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

5月16日の帰厩時の熱発、そして夏至Sの除外とこの中間は在厩での調整が伸びに伸びて、坂路のみで出した時計が実に18本。

天栄から帰厩2週間でレースに向かったときにいい走りができていなかっただけに、この中間、結果的に十分すぎる乗り込み、在厩で調整できたことはプラスになるのではと見ていました。

馬体重は前走から10キロ減の496キロ

相変わらず増減が多いですが、初めての福島競馬場ということもあるのかなと。
パドックでの見た目や返し馬の雰囲気は悪くないように見えました。

2月の白嶺S、4月の鎌倉Sに続いてチークピーシズを着用。

不良馬場のダート、7枠13番。
スタートから1コーナーまでは距離があるので、いい位置に付けて前、前で運んでほしいと思っていました。

しかしゲートの出がイマイチ。
すぐ外のマイネルツァイトに被されると厳しいところでしたが、行く気がなかったのか、出していって先団めがけて位置を取りに行くと1コーナーまでに2番手を奪取。

向こう正面に入って行きたがるような素振りを見せるも、なんとか収まってるかなという追走で、しかも馬群がひとかたまり。

これは相当ペースが遅そうで、2番手から前を交わせば押し切れるという最高の展開で4コーナーから直線へ。

最高の形から逃げ馬を捉えに追い出されますが、むしろ前に突き放される形で差を拡げられ。
逆に後ろから来た馬に交わされ、交わされたところがゴールで結果『4着』でした。

20/7/4 和田郎厩舎
4日の福島競馬ではやや浮き上がるようなスタートを切ったが促して2番手につける。折り合いをつけて先行押し切りを狙ったが、直線へ向くと逃げ馬にスッと離されてしまい、何とか粘ろうとするも4着。
「体は減りましたが、しっかり乗ってきて、そのうえで細くは映らず張りもあったように思えました。外見上は問題ないはずでネガティヴな要素としてとらえることはないのかなと思っていますが、一泊する分だけちょっと変動しやすいところがあるのは否めず、理想を突き詰めるなら数字はもう少しあっても良かったのかもしれません。コンディション面は許容範囲内のコンディションで臨めましたが、好位からの競馬ができていました。ゆっくりとしたスタートのあとに馬場状態を意識して前を取りに行ったということだったので、その分だけ最後は物足りなくもなりましたが、上位馬に交わされた後も踏ん張れていました。評価が難しいところですが、ここ数戦よりも競馬の形になっていましたし、気分よく走れてもいたと思います。もう少し溜めどころをつくるなどしていればまた違ったかもしれませんし、悲観的になりすぎることはないのかなと思います。ジョッキーの感触としては、この距離はギリギリかもと言う印象を持ったようで1600mや1400mでもという話だったのですが、1400mだと忙しいというジョッキーもいるので、人によって言う内容が異なり、距離に関しても評価がしづらいところです。安定して力を発揮できるのは1600mやこのくらいの条件ということだと思いますが、次走以降どういったところを狙っていくかは馬の心身の状況を見ながら改めて検討していければと思っています」(和田郎師)
久々のコーナー4つの舞台に歩を進めました。スタートで後手を踏んでその後に好位につけるために脚を使ったことが影響したか直線へ向いたときに勝ち馬に離され、上位入線馬の決め手に屈する形にはなりましたが、それでも最後までしぶとく粘ろうとしていましたし、ここ数戦に比べると悪くない内容に思えました。条件云々よりも中間の調教の内容の濃さが直結してくれたのかなと言う印象を受け、復調のキッカケになるのではないかと見ています。夏場は適鞍がそう多く組まれているわけではなく、今回入厩してからのここまでの経緯からもこの時期に使い込むことがいいとは言い切れないだけに今後については難しさがあるものの、いい形でレースへ向かっていき、待望の勝利を挙げることができればと思っています。この後についてはレース後の状態を見たうえで判断していきます。
キャロット公式より

今回乗ってくれた三浦騎手、完璧な競馬をしてくれたと思います。
その完璧な競馬で伸びきれずの4着なので、悩ましいところですね。

距離の印象としては三浦騎手からは今回の1700あたりがギリギリで「1600、1400でも」とのこと。
しかし1400はこれまでの内容からも距離が足りない、スピードが足りないように思え、そうなると距離滴定が1600~1700と極狭レンジに・・(笑

1600のダートなんて東京しかないわけで、さてこのあとどういったところを狙っていくかという話になりますね。

陣営としては中間の調教の内容の濃さが結果に結びついているという印象も持ってくれたことから、今後もレースに向かう上で在厩でじっくりと調整していく形でいってくれるといいですね。

さて、夏場は新潟ダートの条件は微妙だと思いますが、仮に今回実現しなかった芝の挑戦なども見据えていくことになるでしょうか。
まぁ、ここで一旦しっかりとリフレッシュを図って北海道ということでもいいかなと思います。

 

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