やりましたストライクイーグル!
2つ目のSⅠ制覇!
第65回大井記念・優勝です!!
前日火曜の不良馬場に引き続き、今日も不良馬場。
ただ今日の天気は曇りで、昨日よりは水が浮いてるような感じではない。
仕事しながら前半のレースも見てました(←)が、なんか時計出てるんじゃないか、ちょっと速めの馬場になってるような印象も受けました。
メインレースの前の10R・テツノカチドキ賞は、ストライクイーグルと対戦経験のある馬に目が止まりました。
まずは大井に移籍してからよく対戦しているスギノグローアップに目が行きましたが、なんといっても8枠14番のディープオーパス。
この馬はイーグルと2歳新馬で対戦した馬なんですよね。
その時の3着馬、こちらはブービーでタイムオーバーの11着。
それが7歳になって大井の10レース、11レースで走ってるんだから長いこと頑張ってるなと思いますね。
そしてその10Rを勝ったのがロードアルペジオ。
この馬はさすがにイーグルのレースで見覚えがないなと戦歴を見たら、なんと1回対戦経験がありました。
2年前、5歳時の春光S。
イーグルがスタート直後に落馬したレース・・。
このレースはスタートした瞬間に、イーグル以外の馬とか結果とかは記憶から消してました(笑
そんなことも考えながら10レースを見終わってのメイン11レース。
まずは馬体重発表が「513キロ」、前走と変わらず。
増えてないことに一安心。
中継のパドックで見る体つきは、これでも重めに映りますが体型的なところもあるのでこれでも許容範囲。
パドックの仕草は、首をダラ~っと下げて、尻尾を回してとキビキビとはしていないいつもの仕草(笑
御神本騎手が騎乗すると、首をクッと下げて気合が入ったような仕草にスイッチ。
これもまぁいつもの感じ、雰囲気でしたね。
返し馬はゴールまで歩いて折り返して駆け出す瞬間でしたが、自然とスピードに乗った走りをしていたのでこれもいい雰囲気。
大井の投票締切の音楽もだいぶ耳馴染みするようになってきました。
昭和チックでちょっとこわい雰囲気ですが(笑
そしてSⅠのファンファーレ。
東京記念に続いて現地で見たかった。
枠入りは順調に、尾持ちも不要なストライクイーグル。
ゲートが開いて、首をのぞかせるようなスタート。
じゃっかんヨレそうになりながら最近では一番怪しいスタートを切るも、すぐに御神本騎手に促されて前へ。
内の馬を見て、数頭が前に出ていたのでハナに立たずに番手から行けそうな展開でよしよしと。
中継のカメラが最後尾の馬まで映し終わって、カメラを引いたところで先頭が1コーナーへ。
と思ったら、逃げた1番のオールブラッシュが後ろを引き離しての逃げ態勢。
そのまま軽快にスピードを上げていき向こう正面に入って2番手を10馬身は離す大逃げの形に。
イーグルは2番手集団の外目を追走していきますが、さすがにオールブラッシュの逃げが気になる展開。
先頭のオールブラッシュの1000m通過が1分1秒後半くらい。
さすがに速すぎるペースで、これで残すのはスマートファルコンくらいだろうと、とりあえず普通に走っていけば捕まるだろうと。
3コーナー正面のカメラに切り替わって2番手集団が徐々に差を詰めていくところで外を回っていくイーグル。
その3コーナーではタービランスの外1馬身を追走していたのが、カメラが切り替わって4コーナーのところでは2馬身と離されて、タービランスの手応えに対して、追って追ってと相変わらずコーナーでズブい走りを見せてしまうイーグル・・(笑
コーナーでズブくてもここから伸びてくるのがストライクイーグルだと直線へ。
外にはサウンドトゥルーが併せてきていましたが、御神本騎手の右ムチが入るとこれを弾き飛ばすように勢いが付いてエンジンがかかると、抜け出したタービランスに一完歩ずつ迫る!
徐々に馬体を併せに行くところでは、今度は手応えでイーグルが勝っていると確信できる伸びで、馬体を併せると難なく捉えて先頭へ!
イーグルは直線で馬体を併せに行くと、併せていく方に手前が替わって、そこからグンと伸びます。
なので今回はタービランスに併せたところでは右手前にスイッチ。
そのまま1/2馬身、差を拡げたところがゴール!
ブリリアントカップに続いて重賞連勝!
東京記念に続く大井SⅠ・2勝目!!
伝統ある大井記念を「1着」で勝利を挙げてくれました!
20/5/20 ミッドウェイF |
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20日の大井競馬ではまずまずのスタートから前めのポジションでレースを進める。直線では粘るタービランスをキッチリ差し切って優勝。 「勝負どころで追っ付け気味になりましたが、直線ではしっかり脚を使ってくれましたね。前回のレースで力は確認できていましたので、スムーズであれば勝ち切れると考えていました。それだけに結果につなげることができて嬉しい限りです。今日は外で揉まれずに運べたのも良かったですね。次は更に相手が強くなると思いますが、今は充実期にあるので楽しみにしていますよ」(御神本騎手) 「前回とは展開が異なりましたので、どうなるかと見ていましたが、期待通りの力を示してくれましたね。東京記念、そして今回の大井記念とS1に昇格した伝統のレースを勝つことができて本当に嬉しいです。今日はパドックから元気があって、返し馬に入るところでは危ない場面があったほどです。ただ、鞍上は”それも状態が良い証”とプラスに捉えてくれていました。充実期にあるのでしょうが、想定以上にブリリアントCと大井記念を良い状態で使えましたので、少し反動が心配なのも事実です。レース後の状態を確認した上で最終的に判断したいと思いますが、問題ないようであれば帝王賞へ向かう考えでいます。今日も無観客ではありましたが、会員の皆様の声援がストライクイーグルの頑張りにつながったと思います。ありがとうございました」(藤田師) 勝負どころでは追っ付け気味になりましたが、直線では最後まで脚を使って2着馬を差し切ってくれました。前回とは道中の展開が異なっただけに不安はありましたが、キッチリ勝ち切ってくれただけに嬉しい限りです。今後についてはレース後の状態次第ですが、問題ないようであれば6月24日の大井競馬(帝王賞・ダ2000m)へ向けて進めていく予定です。 |
キャロット公式より |
前回は8番人気での勝利。
今回は1番人気に推されて人気にも応えての重賞連勝がSⅠ制覇。
最高すぎる結果です。
この2戦手綱を取ってくれた御神本騎手のエスコートも素晴らしく、自信を持って直線で追い出してくれたことが伝わってきます。
中間の調整でもミッドウェイFでの渾身の仕上げ。
イーグルが力を発揮できる状態の持っていき方について、前回、今回で完全に手のうちに入れてくれましたね。
レース後の話では、今日は元気があって、返し馬では危なっかしい場面もあったと。
それも状態が良い証拠「充実期にある」という見方で良さそうです。
ここまでの走りができるようになったのも直近の数戦という話ではなく、32戦で様々な経験をしてきた、手をかけてくれた人々がいた上でのものだと思うと本当にグッときますね。
ただ、まだまだそれを振り返る段階でもなく、まだまだこれからという期待感がさらに増していきます。
年明けから、除外もあっての5ヶ月間で4戦目。
正直にいえば、ここで一息入れて秋の東京記念、その後に続く大井でのJBCクラシック、東京大賞典に繋げてほしいなと思っていましたが、陣営は今回の1着によって得た優先出走権を持って「6月24日・帝王賞」へ向かう公算のようですね。
今が充実期、この勢いで中央の強豪にぶつかっていくのもそれはそれで楽しみ。
でも、とにかく無事にとの思いも強くなってきます。
ここまで最高に楽しませてくれているストライクイーグルに感謝、関係者の皆さんに感謝して、
次のレースでもまた期待に応える走りを見せてくれることでしょう。