重賞出走 レース出走 '19 クルミナル18

3歳4月 6戦目 桜花賞に出走しました

投稿日:2021年4月11日

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3歳馬ククナ

クルミナルと同じクラシックの舞台・桜花賞出走という夢を叶えてくれました。

初の関西圏での競馬となり、金曜日中に阪神競馬場へ輸送。

馬体重は6キロ減の446キロに抑えられましたが、新馬戦と同じ馬体重に。
シルエットとしては細すぎるといったことはなく、無駄のない身体付きかなと。

観客のいる中でのパドック周回でしたが、変にテンションが上がっているようなこともなく周回できているようでした。

返し馬では後ろ姿で駆けていく姿が映りましたが、その姿がやっぱり母に似ているなと感じました。弾発のある軽い走り。

ゲート入りもスムーズに、レースがスタート。

遅れることなくスタートを決めますが、200mを過ぎるころにはあっという間に最後方に。

これまでのレースでも前半の追走に課題のあるところはありましたが、今回はペースも速く、そこに無理に付いて行かずに末脚に賭けるという乗り方を選択したなと理解できました。

さすがにポツンと離されたときは大丈夫かなと思いましたが、先頭の前半3Fが34秒1と馬場状態を考えてもハイペース。

4コーナーを回っても尚も最後方18番手で、どこまで伸ばしてこれるかというところで直線へ。

母と同じように馬群の中から外に出されて伸びてくるか、伸びては来ていたと思いますが、中団から進めていた馬たちも止まらず。

最後まで伸びていたとは思いますが、勝負圏内にまでは届かずに「6着」でのゴールとなりました。

勝ったのは白毛馬ソダシ
勝ちタイムがなんと1分31秒1・・タイム出過ぎしょう・・(笑

位置取りを考えても2着サトノレイナスと比べて伸び負けていますから、現時点での力は出し切った結果だったと思えます。

スローペースで33秒5の上がりだった母クルミナルに対して、ククナの上がりは33秒2を記録しましたし、母と同じような脚を繰り出しても前に5頭いたという結果なだけで、頑張って走ってくれたなという感動がありました。

21/4/11  栗田厩舎
11日の阪神競馬では五分のスタートを切るが脚を溜めるために最後方から進める。直線へ向いて追い出すといい脚を使って追い上げてくるも6着まで。
「ジョッキーとは事前に現状だとなし崩しに脚を使う形は良くないだろうから脚を溜める競馬をしようという話をしていました。結果的には極端な競馬となりましたが、見どころのある脚を使ってくれました。少し差があいてしまった分だけさすがに上位に食い込むことはできなかったもののの、もどかしかったここ数戦と違って脚を使えたのは悪くなかったように思えます。ジョッキーに話を聞いても“いい馬です。欲を言えば、体の伸びがもう少し出てきてくれるといいですね。ストライドがもうひとつ伸びないので道中でより良い形を採りにくいところがあります。柔らかさ、伸びやかさが出てくると道中がもっと楽になり、終いの良さもより出せるのではないかと感じました。性格が良く、とても乗りやすい馬なので、成長してきたら楽しみです”と言ってくれました。最良の結果とならず申し訳ありませんが、今回チャレンジできたことはこの馬にとって財産になるはずで、今後の活躍の糧となってほしいです。大一番に向けてしっかりと仕上げてきましたし、初の関西への輸送とあって馬も疲れていることでしょうから、今後はゆとりをもって対応してあげたいと思っています」(栗田師)
なかなか勝ち切れないレースが続いていたものの、後の2歳女王に迫る末脚を披露してくれたことがあることからも能力上位という思いは変わらずありました。当初は厳しいかと思われた桜花賞参戦でしたが、ギリギリまで状況を見極めた結果チャレンジできる可能性があるということで最後まで信じて準備を進めたところ無事にゲートインすることができましたので、大一番で何とかいい競馬を見せてもらいたいと願う気持ちで送り出しました。これまでのレースっぷりや調教での走りを鑑みてもまともな競馬ではなし崩しに脚を使って良さを出せないと考えて、脚を溜める競馬を試みたところ、長く良い脚を使ってくれたように思います。これまでの身のこなしを見ていてもそうですし、今回の鞍上も感じたように硬さが目立ち、ストライドの伸びという点では物足りなさがある馬ですから、今後の成長に期待をかけたいと思っています。この後は疲れをしっかりと取ったうえで移動し、今後について検討していければと考えています。
キャロット公式より

再三言われている馬体の硬さ、ストライドの伸びなさが道中でより良い形を採りにくいというのは理解できます。

キングカメハメハ産駒で、募集時からそういった面がある馬なので今後どこまで変わってくるかというところですが、良い素質があることは確かです。

桜花賞後のことを考えれば、母と同じようにオークスと行きたいところですが、硬さという陣営のコメントからすれば距離延長には消極的に思えますし、桜花賞で全力を出し切ったことを思えば春はここまでということになるかもしれません。

しかしこれで6戦目。競馬の数では母を上回ってくれましたし、怪我さえなければ大いに活躍が見込めると思っています。

今後さらに力を付けて、また大舞台での活躍を期待していきたいです。

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