10日の京都ダート1400mで2戦目となったストライクイーグル。
芝マイルデビューでタイムオーバーからの変わり身があるのか。
注目の一戦です。
パドック。前走と変わらずの524キロ。
んー、やっぱり見た目にもお腹周りがちょっと太いですよね。
まぁ、坂路で一杯に追われて新馬戦より負荷をかけて臨んでますが、
この時期はやっぱ仕方ないですかね。私もそうですもん(笑
レースでの注目は、追走に苦労しないか。
この1点でした。
スタートは、まずまずのスタートを決めましたが、
鞍上のフォーリー騎手のアクションとは裏腹にポジションが上がっていかないイーグル。
芝スタートの部分までは中団より前目で頑張っていましたが、
ダートに入ったところでズルズルと後退。
その後も、鞍上のアクションは直線かというように激しいものですが、
全く進んでいかずに3コーナー進入時には16頭立ての最後方に・・・。
どう見ても新馬戦の二の舞いかと。。
中継映像では4コーナーから直線に入ったところまでしか映らず、
その時点では大外を周って最後方。
先頭争いにカメラがアップされると、
そのままイーグルの姿を確認できずにゴール。
終始追い通しでポジションを上げられないあの手応えでしたから、
直線入って伸びてくるイメージが全く沸かず、
「んー、困ったなこれは・・」というのが率直な感想。
ストップモーションで着順を確認してみると
1,2,3~~4,5,6,7~
ん??8着にストライクイーグル?
16頭立てで直線で最後方にいたイーグルが、8頭を交わして追い上げていました。
結果、8着でした。
上がりは2位の36秒9の脚を使っていました。
公式のコメントを見てみましょう。
1/10 高野厩舎 |
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10日の京都競馬ではまずまずのスタートも出脚がつかず後方から進める。 終始追っつけつつの追走も、直線外目に持ち出すとジリジリ伸びて8着。 「初めてのダートに馬が戸惑っていましたし、まだまだ気性面で子供っぽいところがあって道中はなかなか進んでいってくれませんでした。ただ、直線に入ってからはいい脚を使って追い込んできているようにまったく悲観するような内容ではありません。慣れてきてもっと追走に余裕ができれば十分にチャンスはあると思います」 (フォーリー騎手) 「スタートの芝部分で行き脚がつかなかったことはありますが、それよりもダートに入ってキックバックを気にしたことの影響が大きく、なかなか進んでいかなかったようです。直線外に出してからはよく伸びてくれましたし、使いつつダートに慣れてくれればもっとやれそうです。今日の内容なら距離を延ばしても良さそうですが、いずれにせよ一度放牧に出して出走状況を見て戻す時期を考えようと思います」(高野師) 前半は追走に手一杯に見えましたが、直線砂を被らない位置に持ち出してからはいい伸びを見せてくれましたし、初戦に比べると大きな前進があったと言えるでしょう。ダートにも慣れが見込める次はさらに良くなってくれそうですが、改めて適性距離なども検討したいところですし、優先出走権を確保できなかったことも鑑みて一度放牧に出す予定です。 |
1/12 NFしがらき |
10日にNFしがらきへ放牧に出ました。現在は軽めの調整を行っています。 「先週の競馬の後、トレセンでの馬体チェックを経てこちらに移動しています。初めてのダートに少し戸惑ったところはあったようですが、初戦に比べるとずいぶん進歩しましたし、高野師からは出走状況を見ながら短期で戻すことも考えると聞いていますので、こちらもそのつもりで調整していきます。現在はウォーキングマシンで動かしつつ状態を確認していますが、今のところ大きな問題はありません」(NFしがらき担当者) |
ということで、フォーリー騎手のコメントが、的確に現状を言い表してくれています。
付いて行く気がないのは~仕方ないですね(笑
それでも、最後に脚を使ってくれたのは、収穫と言えそうですし、
フォーリー騎手が言ってくれたように悲観することはないですね。
改めてパトロールビデオを確認しましたが、
スタート直後からゴールまでず~っと全力で追ってくれていたフォーリー騎手。
これは感謝です。
次のレースに繋がってくれそうな気がします。
レース後はしがらきに放牧に出されましたが、
コメントを見るとすぐにまた使ってもらえそうな感じ。
高野調教師のなんとかするぞという気持ちが伝わってきます。
しかし、ストライクイーグル、おもしろい馬です(笑