3歳未勝利のクローヴィス。
3戦目の阪神芝2200から、続戦で初のダート戦となる阪神ダ2000に出走しましたが11着でした。
21/4/29 矢作厩舎 |
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28日は栗東坂路で追い切りました(56秒3-40秒0-26秒2-13秒5)。 29日は軽めの調整を行いました。 「早ければ今週使うつもりで追い切りは昨日行っており、疲れを残さない程度にサッと動かしました。いい背中をしているわりにまだ動き切れていない感じはありますが、調整自体はここまで順調ですね。お伝えしたとおりダートを使う予定で、水曜午後の想定で番組を検討した結果、日曜日の阪神に組まれている2000m戦に向かわせていただきます。前走と比べて状態は良くも悪くも変わらずといったところですが、ダートで違った面を見せてほしいと思います」(宮内助手) 5月2日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ2000m)に坂井騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
続戦ということで、中間の時計は坂路馬なりの1本。
常々この馬が変わってくるならば坂路の時計が目安と思っているので、この内容では(中1週で仕方ないですが)判断できないですね。
レース条件は矛先を変えてダートにしてきました。
しかも2000m戦で、メンバーレベルが落ちるところで掲示板の優先権が取れればという思惑はあったと思います。
今回のスタートはまずまず良くて、スタート直後の芝部分で前付けしたいところでしたが行ききれずにダートコースへ。
入ったところで自分の眼にはあきらかに進み具合が鈍ったなと思いました・・。
1コーナーに入ったところですでに10馬身くらい離された10番手くらい?を進んでいましたが、先頭の1000m通過が62秒台。
このクラスでこのペースならむしろ差しが届くかと、位置取りとしては決して悪くないかと期待しましたが、4コーナーを目指して上がってこれるかと思いましたが、同じ位置にいた1番人気のエイシンティップスとは上がっていく脚が明らかに違っていて・・。
次にカメラが映ったときには直線を前に後ろから来た馬に交わされるということでここまで。
勝ったエイシンから4秒0離された『11着』でのゴールでした。
21/5/2 矢作厩舎 |
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2日の阪神競馬ではまずまずのスタートから道中は中団の外を追走。勝負どころから上げていこうとするも手応えが一杯で、直線に入ってからも伸びはなく11着。 「う~ん…ダートでどんな走りを見せてくれるかと思ったのですが、ジョッキーの話では『ダートの走り自体は特に問題ないのですが、距離が少し長い印象を受けました』とのことでした。ただ、それにしても負け過ぎですね…。まずはレース後の状態をよく確認し、今後のプランをまた検討していきたいと思います。今日はいい競馬とならず申し訳ありませんでした」(宮内助手) ダートで変わり身を求めた一戦でしたが、ジョッキーの話では距離が影響したとのことで、直線は後方に下がって見せ場なく終わってしまいました。まずはトレセンに戻って馬体を確認し、今後について検討していきます。 |
キャロット公式より |
まぁ、まず距離に関してはそうでしょうね。
正直、2歳時の1800のレースからもそんな感じを受けましたが、3戦目に2200を選択したのが今更ながらなんでという感じでしたね。
そもそもですが、間隔を空けて出走できるときは確実に距離を伸ばしていいと思える時以外はメリットがないです。
掲示板を逃してしまえば、マイル以下はもう使えなくなってしまいますから。
とにかくクローヴィスにとっては距離は長い、ダートは不得手というのがわかった4戦目だったと思います。
21/5/6 矢作厩舎 |
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5日、6日は軽めの調整を行いました。 「先週の競馬は申し訳ありませんでした。馬体は減っていたのに、以前に比べてシルエットがいくらかボテッと映るように感じたのですが、それでももうちょっと動けていいと思うんですけどね…。決してどこかが悪いというわけではありませんし、悩ましいです。レース後は馬体の傷みなどはありませんが、この後はいったん放牧に出し、また改めてプランを考えていく予定です」(宮内助手) 近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。 |
21/5/11 NFしがらき |
8日にNFしがらきへ放牧に出ました。 軽めの調整を行っています。 「先週こちらへ到着しており、現在はトレッドミル中心の調整を行っています。蹄の状態も問題なさそうですし、その他で特に傷んでいるような箇所はありません。このまま様子を見て乗り出していきたいと思います」(NFしがらき担当者) |
キャロット公式より |
しがらきに放牧に出ましたが、正直どうしたものかと悩んでしまいますね。
距離を詰めたいところだとは思いますが、スタートの課題もありますし。
馬体の良化を待つにももう時間がない状況で、しかも次で9着以下ならばスリーアウトの1ヶ月出走停止ということもありますし・・この状況をどうにか打開していかなければですね。