レース出走 '17 ヴァイトブリック

2歳12月 2連勝を決めてくれましたがまだまだこれから

投稿日:2018年12月13日

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先週の競馬でデビュー2連勝を飾ってくれたヴァイトブリックです。

まずは触れていなかったレース後の公式コメントから。

18/12/8  和田郎厩舎
8日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り、先団の直後を進む。内をロスなく立ち回り4角から直線へ向くところで前を行く馬の外に出して追い出すとしっかり脚を使って優勝。
競馬へ行くと馬が近くても砂を被っても動じることはなく、上手な競馬をしてくれますね。走りだけで言えばこれといった注文はつかないのかもしれませんが、レースへ行くまでの雰囲気は決してドシッとしているわけではないんです。ソワソワしていてもう少し落ち着いてくれたらなぁ…と思いながら競馬へ向かったくらいです。ウィナーズサークルの様子を見た方ならわかりやすいと思いますが、口取りのときも周りに気を遣う感じがあったので、落ち着いてくれたらよりいいはずです。今日は結果を出せて良かったですし、ありがとうございました」(戸崎騎手)
「調教は上手くいきましたが、やはり現地に行ってみないとわからないところもあったので気にして見ていました。一度競馬を経験して馬も競馬場がどういうところかわかったでしょうし、正直イレ込むのではないかと心配していたんです。しかし、案外大丈夫だったようで装鞍所もパドックも落ち着いていました。これならばと安心していて、あとはレースでスムーズに走ることができればと考えていたところ大人びたレースをしてくれたと思います。ただし、鞍上に言わせるとソワソワしていたとのこと。我々が気にしているところと同じポイントを言及していたので、今後も気を抜かず慎重に接していきたいです。2連勝を決めてくれましたし、適性を考えると使うところは限られますが、慌てずに成長を図ることを考えて対応していきます。会員の皆様、おめでとうございました」(和田郎師)
初戦では想像以上にドシっとした走りを見せてくれたので今回内で揉まれることに対する不安はあまりなかったもののの、やはりそこはキャリアの浅い2歳馬なのでどういった様子を見せるか心配するところは持っていました。しかし、接している側の思惑以上に馬が対応してくれました。鞍上に言わせるとそれでも繊細な一面を感じるということで、実際レースの前後では繊細な面を見せていましたから、今後もこれまでと同じように慎重に接しながら成長を図りたいです。今後に関して番組は限られるものの、まずは馬の状態を最優先にどうするか考えていきます。

[ヴァイトブリック] 2歳12月 2連勝を決めてくれましたがまだまだこれから

キャロット公式より

騎手・調教師コメントにあるように、2戦目のレースぶりはまさに「大人びた」ものでした。

2番枠という好枠を生かして、外の出方をうかがいつつ先行。
道中は内ラチ沿いで初戦と同じく終始砂をかぶる位置でも動じることなく追走。

直線で外に出すタイミングだけというところで少々強引になりましたが、
あそこは行かなくては行けない場面でしたから、戸崎騎手がよく乗ってくれたなと思います。
戒告処分にはなってしまいましたが^^;

直線では前をあっさり交わして、最後まで伸びての後続を寄せ付けずで、まさに大人びたレース。
あまりにあっさりすぎて、あまり繰り返し見るって感じじゃないくらいの好内容でした(笑

そのレースぶりとは異なった「レースの前後」の様子については、今日の更新で。

18/12/13  和田郎厩舎
12日、13日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬では大人びた走りを見せてくれましたが、レースの前後で幼さを見せていたように、まだまだこれからで、伸びしろもあるという捉え方ができます。しっかり走った後なので疲れが出るだろうなと思っていたところ、実際前捌きに硬さが見られましたね。ただ、骨などに大きなダメージはなくて、使ったなりの疲れがあるだけということを確認できています。まだ手元に置いていますが、このまま大丈夫と思えれば明日もしくは明後日あたりに天栄へ放牧に出してリフレッシュを図り、良くなってから乗り込みを進めて今後の目標について相談していければと思っています」(和田郎師)
キャロット公式より

まぁ2戦目を終えたばかりの2歳馬ですからね。

ゼッケン撮影後に戸崎騎手の話として「そういったちょっとしたところが競馬では大きな差になってくる」という話もあって、それも理解できます。

レースを経験していって、そのあたりも慣れていって対応できていったら、まさに伸びしろって感じですね。

レース後も大きなダメージはなく週末には天栄に放牧に出されるようです。
今後の目標についてはこの後の様子を見ながらですが、期待は大きいですね。

3歳のダートのオープン競走は、
2月17日 東京 ヒヤシンスS(L・ダ1600)
3月31日 中山 伏竜S(ダ1800)
5月12日 東京 青竜S(ダ1600)
5月19日 京都 鳳凰S(L・ダ1800)
6月16日 東京 ユニコーンS(GⅢ・ダ1600)

こんな感じで、あとは5月に交流の兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ・ダ1870)

ダート馬として歩んでいくのであれば、まずは来年からリステッド競走に指定されたヒヤシンスSは当然というか絶好の狙い目かと思います。

10月14日の新馬戦から、今回の2戦目までの間隔が8週。
仮に2月17日 東京のヒヤシンスSを目標に置くとすれば間隔は10週。

そうなればいいなという感じで、放牧後しばらくして発表されるのが楽しみです。

まぁ、ヒヤシンスSをもし勝ったら勝ったで別の心配事も出てきそうですが、そんな心配もしてみたい(笑

あとは、ここ2戦の競馬ぶりから特にケチをつけることもないですが、新馬戦は大差勝ちに、2戦目は前半が流れたということもあって、上がりの時計が38秒3、39秒6という内容なんですよね。

レースの展開によるもので、レースの中でしっかり上がれているので心配はしていませんが、1600m戦や、クラスが上がっての勝負になれば当然速い上がりが求められます。

上がり勝負にも対応できるところ見せてもらいたいですし、レース前後の精神面の課題など、経験を積んでいって、最終的に3歳夏は大きいところを目指していければ・・うーん、楽しみですね。

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