'14 ストライクイーグル 重賞出走

7歳9月 35戦目 日本テレビ盃に森泰斗で出走しました

投稿日:2020年9月30日

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7歳馬ストライクイーグル

前走は9月9日、連覇を狙った東京記念でしたが1枠1番、内で揉まれる金盃の時と同じイーグルにとっては最悪の形で力を出しきれず11着の敗戦。

力を出しきれずの負けならば次の競馬はどうするのかな~というところでしたが、陣営は中2週となる今日の船橋・日本テレビ盃(JpnⅡ)への出走を選択しました。

20/9/15 ミッドウェイF
この中間は角馬場でフラットワークを行っています。
「先週は懸念していた最悪の形になってしまっただけに残念です。申し訳ありませんでした。包まれるようであれば逃げる形を想定していましたが、行くことはできませんでした。むしろ、近走は中距離仕様に仕上げていた影響で、促したことでかかり気味になってしまい、途中で位置を下げて外を回すこともできなかったようです。また、レース後の状態をチェックしましたが、左後肢を落鉄していましたね。ストライク自身は全く走れておらず、ケロッとしていましたよ。力を出せていないのは明らかですから、中2週で組まれている日本テレビ盃へ向かうつもりで準備を進めています。休養明けを使って更に動けるようになるでしょうから、大幅な前進を目指します」(ミッドウェイF担当者)
30日の船橋競馬(日本テレビ盃・ダ1800m)に出走を予定しています。
20/9/23 ミッドウェイF
この中間は坂路コースでハロン15秒のキャンター調整を行っています。
「状態を確認した上で日曜日に15-15程度のところで動かしています。間隔が詰まる分どうかなという思いはありましたが、坂路での動きを見る限りでは自信を持って送り出せる状態と言っていいでしょう。あとはダイオライト記念の時と同様に除外だけが心配なので、そのあたりを無事に通過してくれればと思います。また、今回の鞍上ですが御神本にはデビューからコンビを組んでいるミューチャリーという先約がいましたので、森泰斗へ依頼しています。状態面に不足はありませんので、リーディングジョッキーを配して勝ち負けを狙いにいくつもりです」(ミッドウェイF担当者)
30日の船橋競馬(日本テレビ盃・ダ1800m)に森騎手で出走を予定しています。
20/9/26 ミッドウェイF
26日は坂路コースで追い切りました(37秒9-24秒4-12秒1)。
「今朝の最終追い切りは単走で強めに動かしました。ほぼ体は仕上がっていますので、微調整するイメージでしたが文句ない動きでした。おそらく除外の心配はないと見ているので、あとは枠だけですね。より良い枠順を引きたいところです」(ミッドウェイF担当者)
30日の船橋競馬(日本テレビ盃・ダ1800m)に森騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

レース後の更新では東京記念はやはり走りきれなかったという見立て。
中距離仕様というのはさておき、地方馬同士の長距離戦でペースが上がらずに内に押し込められると動くに動けないという状況になりがちというのはあるかもと思いました。

力を出しきれなかったという判断から、陣営は中2週での船橋・日本テレビ盃を向かうことを選択。

鞍上にはブリリアントCからコンビを組んでいた御神本騎手ミューチャリーの先約があったため、今回は森泰斗騎手へスイッチ。
この時点でサウンドトゥルーは出ないんだなと思いましたが、最近自分の出資馬で前走で負けた騎手に次で乗ってもらうというパターンが多い・・(笑

イーグルの鞍上は地方移籍以来、矢野騎手、吉原騎手、御神本騎手、森泰斗騎手と豪華な騎手リレーが続きます。

あとは本当に日本テレビ盃に出走できるの?というところで、フルゲート14頭に南関所属馬の出走枠が7頭。
そこに南関馬だけで登録が20頭くらいいたのでダイオライト記念のように弾かれるのかと思いましたが、直前に「おそらく除外の心配はない」との言葉どおり土曜日には14頭の出走枠に入ったような感じでした。

これはおそらく獲得賞金順で出走が決まってるのかなという感じで、ダイオライト記念より賞金を上積みしている今回の日本テレビ盃ではその部分は大きく違いますね。
今後の出走においてもブリリアントC・大井記念の連勝は本当に大きかったかもしれません。

そして日曜には枠順が確定しましたが、なんと2枠2番でほぼ最内枠(笑
まぁまた揉まれたらという心配もありますが、腹をくくって決められた枠で最善の競馬をするのみ。

そして今日のレースを迎えました。

馬体重は506キロで前走からさらに2キロ減。
地方移籍以降では最低馬体重になりましたが、中央時はむしろ休み明けにこれくらいの馬体重で走ってたので、これくらいの馬体重はむしろ理想的と思えるシルエット。

少しピリッとした面も見せていたパドックでの周回でしたが、中2週の影響もあるのか歩様が硬めに見えたのは少しだけ気になりました。

去年はクリソベリルが勝ったレースですが、今年の中央馬の中にはそこまで抜けた馬もおらず、2番枠から早めに外に出してなんとかいい走りをと期待。

ゲート入りは全馬スムーズで、さぁ2番枠からどうするという注目のスタート。
少し立ち遅れ気味にゲートを出ると、3番枠のサルサディオーネがすぐにイーグルの前に入ってきます。

イーグルは入れ替わるように1頭分外に出て、さらに4番ヒカリオーソの外、ロードブレスの外、ミューチャリーの外と1頭ずつ前に行かせながら外・外へと出していくこれでもかというくらいの内ラチ拒否のポジション取り(笑

前に出るというよりは外に出ることを優先して1コーナーでは前からかなり離れた9番手を追走。

2コーナーを過ぎて中継映像が引きになるとどこを走ってるかわからなくなるほど縦長の展開。

前の方から1頭ずつ映していく中で上の画面で隊列を見ていると、向こう正面で1頭止まりかけの馬が・・。
一瞬イーグルかと思って本当に嫌な緊張感が走りましたが、デルマルーブルの後ろを追走する姿が映って一安心。。

止まってしまったのはヒカリオーソでブリリアントCに続きまたも鼻出血発症とのことでしたね・・。何回も見るとかわいそうですね。

依然隊列は超縦長で前を行く3頭、さすがにこのままでは行かないだろう、行っちゃう?と3コーナー手前残り600過ぎてイーグルは先頭から10馬身くらい離れた位置。

4コーナーを回って直線に入って先頭との差はさほど変わらずで大外に出されてどれだけと思いましたが、ポツンと離れた大外から確実に前との差を詰めてきます。

残り200ではバテた先頭勢を交わすと、抜け出したロードブレスデルマルーブルには迫れませんでしたが、その次の入線となる「3着」でのゴール。

結果的に勝ち馬と同じ上がり2位の脚を使っての追い込み。中央馬4頭が出走した中に割り込む形、地方馬最先着となる3着。
力のあるところをみせてくれました。

20/9/30 ミッドウェイF
30日の船橋競馬ではまずまずのスタートから控えて中団からレースを進める。外からジリジリ仕掛けていき、直線では脚を使って追い上げるが3着まで。
「聞いていたように外から運んだ方が走りっぷりは良かったです。もう少し外目の枠からスムーズにポジションを取れていれば、もう一列前で競馬ができていたように思います。3着とは言え、更に上を狙えた馬でしたから悔しいです。申し訳ありませんでした。1回の騎乗だけでは断定できませんが、距離は2000mくらいが丁度いいかもしれませんね」(森騎手)
「前回の走りは本物ではないと感じていましたので、頑張りを見せてくれてホッとしています。ただ、3着では悔しいですね。枠が外であれば、更に違った結果が出せていたと思うだけに残念です。鞍上は初めての騎乗でしたが、こちらの意図を理解した上で理想の競馬はしてくれたように思います。苦手とする枠から力は出してくれましたので、これを次回以降に活かしていきたいですね。間隔を詰めて使いましたから、今後についてはレース後の状態次第で判断していこうと思います」(藤田師)
能力を出し切ることができなかった東京記念からの巻き返しを狙って日本テレビ盃へ臨みました。再び苦手とする枠となりましたが、鞍上の好リードで力は出し切ってくれたように思います。力は十分に示してくれましたので、次走では再び勝利を狙いにいきたいところです。今後についてはレース後の状態次第で判断していきます。
キャロット公式より

本当に、今日は与えられた枠で最善の競馬をしての3着でした。
前がやりあってハイペースになってバラけたことも功を奏して、むしろ中央馬がいたほうがバラける分レースはしやすいのではと思いましたね。

まぁでも今日はスタートからまずは外に出すということを優先したので、勝ちを意識できるところまでは持っていけませんでしたね。

しかしあらためて他の馬が脚が上がるような条件でも確実に脚を使ってこれる力がある。

前走や金盃のように力を出せないときとの高低差がものすごいですが、それも含めてストライクイーグルの魅力。あらためて面白い、最高の馬です。

ここを使った次の競馬は状態もさらに上昇しそうなところでさらに楽しみ。
選択肢は2つくらいあると思うので、どう判断してレースを選択していくか。

大一番の年末までどう持っていくかですね。

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