2歳馬シェドゥーヴル(ヒルダズパッションの16)が今日の中山でデビューしました!
もちろん現地観戦をしに中山競馬場へ。
とりあえずカメラから写真を取り込めていないのでレースの感想を。
まずはパドック。
デビュー馬体重は490キロ。
天栄でもこれくらいの馬体重だったので、率直にいえば少し太めにも見える感じ。
でも体型もあるかなとそこはさして気になるところではなく。
やはり一番気になっていたのは気性面、落ち着き面。
パドックでは2人引きに耳覆いのメンコ。
パドック内では後ろのレオのほうがエキサイトしてるくらいで、シェドゥーヴルもちょっと怪しい雰囲気は醸し出しつつもなんとか大丈夫。
ビュイック騎手はパドックに登場せず、グランプリロードで騎乗して本馬場へ。
返し馬では戦前に木村調教師からあった首を巻き込むような走り。
特に嫌な感じはしませんでしたが、スタート地点に向かっていくのを見送りながらとにかく無事にレースをの心境(笑
9番枠のためゲートは早めの入り。
遠くにゲートを見る位置から、ゲートにはすんなり入った様子。
しかしそこからビュイック騎手が立ち上がるような・・いや明らかに立ち上がってる感じで絶対おとなしくしていない様子・・。
新馬戦なので後の馬もなかなかゲートに入ってくれなかったり、なかなかゲートにいる時間が長い中でレースがスタート。
まずまずのスタートでゲートを出ると、中団の外目からスタンド前、最初のゴール前を通過。
最初のコーナー~2コーナーでポジションは中団やや後ろの位置からレースを進め、折り合いも大丈夫な様子。
2番人気のゴールドフレームが先頭で、ペースも遅そうな中あまり楽をさせたくない展開。
すると向正面に入ってビュイック騎手の手が動いて一気に先頭に立つ並びかけるマクリ!
そのまま並んで先頭のまま4コーナーからから直線へ。
ここまでの手応えや相手関係を考えてもこの時点で勝ったかなと思える感じ。
坂下の200mで左ムチが一発!
現地では150mのあたりで見ていて写真を撮って、あ、これはもう勝ちましたわ!
とゴール前に走り出して、ゴールの瞬間は小走りしながらターフビジョンで確認。
直線坂下で感じた手応えのとおり、見事に1着でゴール!
このターフビジョンの確認は、本当にゴール直前の一瞬で、後方から追い込んだ2着馬が内に切れ込みながらやけにいい脚で追い込んできていて、シェドゥーヴルはビュイック騎手が手綱を持っていたように映って、自分の感覚では遊んだ感じでゴール入ったなという感じでした。
現地ではその後、カメラタイムであっちこっち動き回っていましたが、
えー、あとでレース映像やらパトロール見たらとんでもないことになっていました^^;
そこの振り返りはまた次にじっくりするとして、公式のコメント。
も、ものすごく長いのでビュイック騎手のコメントのみを抜粋。
18/12/2 木村厩舎 |
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2日の中山競馬では駐立で危なさを見せたもののまずまずのスタートを切り、向こう正面でポジションをあげて先頭に並びかけて勝負どころを進む。直線に向いて追われると外に膨れてしまうが、内から追い上げる後続馬たちをおさえて優勝。 「新馬なので本当は内に入れて落ち着かせ、教えながらレースをしたいと思っていましたが、ペースなどまわりの状況もあり、向こう正面で外からあげていく形になりました。力んでしまったものの、先頭に並びかけるところで引くと我慢ができ、まったく余裕がなくなったというわけではありませんが、直線でゴーサインを出すと若さを見せてしまいました。ステッキに反応しているというわけではなさそうで、わからなくなってそういうアクションになってしまっているのでしょう。ビッグベイビー。ビッグタレント。僕が日本で騎乗できるのは来週までになり、次に乗れる人が誰かはわかりませんが、おそらくこれから大変だと思います。それでも厩舎の方々は一所懸命に丁寧に接してくださるので、彼らが上手く育ててくれることに期待して、今後のこの馬の活躍を楽しみにしています」(ビュイック騎手) |
キャロット公式より |
向正面でまくり上がったこともあってかなり長く脚を使った競馬になりましたが、あのあたりの判断がやはりゴドルフィンの主戦ジョッキーという感じ。
そのジョッキーにして、直線での走りは「ビッグベイビー、ビッグタレント」と言わしめる走りを見せたシェドゥーヴル!
今日の走りで「オルフェーヴル産駒のシェドゥーヴル」と競馬ファンに一気に広まったのは嬉しいような、まぁ嬉しいです(笑
現地写真や木村調教師のコメントでの振り返りはまた次の記事で・・(笑