日曜日は新潟競馬場へ日帰りで現地観戦してきました。
車で片道300キロの行程。
その300もほぼ高速道路なので、行きは4時間弱で着きました。
それはまた別に書くとして、3Rの3歳未勝利・ダ1200牝馬限定戦に出走したキアレッツァです。
暑い日差しが照りつける中、パドックに登場。
馬体重は424キロで前走から増減なし。
相変わらず馬体重は増えてくれませんが、周回は厩務員さんにもたれかかるように歩くようなところはありましたが基本的には落ち着いて歩けていました。
鞍上の木幡育也騎手はパドックに現れずに返し馬。
出てきたのに気づくのが遅れてこんな写真に(笑
一年前の2戦目・新潟の芝1600で惨敗があるキアレッツァ。
その時との状態の比較はできませんが、パドック、返し馬を見る限りでは自身の出来に問題はなさそうと思いました。
7番枠からレースがスタート。
遅れることなくゲートは出ましたが、先行争いには加われず(加わらず?)
芝スタートからダートコースに入るところで7番手くらい。
そこからの走りも少し前から離されるような展開で、手が動き気味の追走だったので大丈夫かと思いましたが、ラチ沿いのコーナーリングで差を詰めてきて5、6番手で直線へ。
最内に進路を取って差し脚を伸ばしてきます。
ジリジリと脚を伸ばしますが前が止まらない。
外から芦毛の藤田菜七子の馬が飛んできましたが、キアレッツァはラチ沿いでガッツリかぶって結果は馬券内にあと一歩の4着でした。
15頭の出走馬の中で先頭で引き上げてきました。
暑い中でしたが、引き上げてきた脚取りはしっかりしてそうで一安心。
19/8/4 萩原厩舎 |
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4日の新潟競馬ではまずまずのスタートから中団を追走する。勝負どころでは内を上がって直線へ向くと、最後までしぶとく脚を使って4着。 「ゲートは一歩目からしっかりと出てくれましたが、前から離されないようにはしつつも脚を溜めるイメージで乗りました。外に出すことも考えましたが、外が壁になっていましたし、勝負に行くため内に拘りました。直線ではこの馬なり脚を使ってくれているものの、上位とは少し差がありましたね…。もっと上手く乗ることができれば良かったですし、いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(木幡育騎手) 「以前と比べれば全体的に馬がしっかりとした印象がありますし、新潟競馬場での調整もまずまず順調にいったので何とか結果につなげたかったのですが、決して悪い走りではなかったものの最後のもうひと押しが欲しいですね…。ここで決められれば良かっただけに申し訳ありませんが、最低限の権利は獲ってくれたので、何とか次にかけたいです。展開やメンバーの助けもほしいですが、少しでもチャンスを広げられるよう調整方法等、しっかりと考えていきたいです」(萩原師) 道中はリズムを整えて脚を溜め、直線では内からしっかりと脚を使ってくれましたが、勝ち負け争いするにはもうワンパンチ欲しいところです。残された期間を考えると楽ではありませんが、以前と比べれば安定して走れるようになっていますから、何とかチャンスをものにして先につなげたいです。今後はレース後の状態や番組を見つつ、調整方法を含めてどうするか考えていきます。 |
キャロット公式より |
脚を溜めるイメージ。
直前で追い切りに乗った丸山騎手のコメントから嫌な感じがしていましたが、陣営がその乗り方を選択してしまったのかな…という印象。
ただ、そういった指示があったかどうかわかりませんがスタート後の走りからすると、1200だとどうしても先行争いには加われない感じですかね。
スタートが行けなかったのか、行かなかったのか、実際に指示があったのかはわかりませんが、1~3着馬は道中で前を走っていた馬での決着でしたし、この条件では少し離されてしまい、勝つのは難しいレースの入りだったかなと思います。
4着と残り1ヶ月を切った未勝利戦においては最低限の優先出走権を獲得。
同条件だとすれば、9月1日にラストの未勝利戦、新潟ダート1200がありますから、そこを目指すのか。
それとも交流戦などの機会を狙っていくのかと次がどうなるかはわかりませんが、とりあえずもう1回は走れるチャンスがあると思います。
馬もだいぶしっかりしてきたという手応えもありますし、なんとか最後のところで勝ち上がりを期待しています。