3歳馬グランヴィスタの3戦目は東京競馬場の未勝利戦、芝2300。
昨日、東京競馬場へ現地観戦に行ってきました。
事前の指定席確保に失敗し、当日の先行指定席の集合時間を忘れていたので開門時間の30分前に到着して、約10年ぶりに開門ダッシュに参加しました。
ゴール近くの自由席を確保して、当日指定席販売も見に行きましたが、10連休中で次の日も休み、桜花賞馬参戦のNHKマイルということもあってか、開門直後早々に指定席は売り切れとなってしまったようでした。
グランヴィスタ出走は午前中ラストの4R。
1Rからの馬券はそこそこにブラブラとしながら3R途中からパドック待機。
その3Rは新馬戦4着時の2着馬エンシュラウドが出走していましたが、パドックからうっすらと聞こえてくるレース実況によるとどうやら圧勝した感じ。
これならこちらもと力が入りつつ4Rのパドック。
馬体重は516キロで前走から増減なし。
出走14頭中最高馬体重の雄大な馬格に、栗毛の馬体が輝いていて見栄えは最高でした。
「膝、飛節をはじめ各関節の緩さが目立つ」と常にコメントのある馬なので、パドックではそういうところをしっかりと見ているつもりなんですが、正直普通に見ていてわかる?というくらい、普通にいい馬体だな~という風にしか見れません(笑
あとは、2戦目以降はメンコを着用せずの登場ですが、この顔を見せてくれるのは嬉しいです。
スタート直前に場内放送が入り11番が馬体検査の放送。
「じゅう・・」と聞こえた瞬間にまさか、とドキドキしてしまいました。
結局1頭除外になり13頭でレースがスタート。
新馬戦は大きく出遅れましたが、2戦目に続いて3戦目の今回もまずまずのスタート。
出たなりで前に行く気配はなく中団からレースを進める構え。
1コーナーを過ぎたあたりで「オォー」と歓声が。
グランヴィスタに注目してたので何が起きたのかという感じでしたが、
先頭に目をやると6番の馬が外に膨れていてこの動きに対する歓声の模様。
特に不利を受けることはなく向正面へ。
周りに馬がいなかったこともあって自然と内ラチ沿いにつけ、ロスのない競馬に持ち込んで、後は直線でスムーズに外に出せればという展開に。
4コーナーから促しつつ直線へ。
7番手通過も前6頭が横に広がって~という中でのどこから脚を伸ばすかという直線入り口。
一瞬内を突くかの動きを見せますが、持ち直して外へ外への進路取りにじわじわと加速。
馬の間を割って3番手に上がったところで、先に抜け出した1番人気レッドクーゲルに向かってさらに追い上げというところで~
外に出したいところでしたが、外にレーン騎手のロネガンがいたので内から追い込む形に。
そこから前に迫りますが、最後は脚色が同じになってゴール。
自分の席からだと、最後差されて3着か~と思いましたが、2着でのゴールでした。
19/5/5 栗田厩舎 |
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5日の東京競馬では中団の位置で流れを見ながら進め直線へ向くが、勝負どころで少しモタついてしまい、伸びてくるも勝ち馬には及ばず2着。 「勝ち馬のポジションを取ることかできれば良かったけど、隊列の真ん中くらいからは運べましたし、リズムはまずまずでした。ロスなく回ったこともありますが、最終コーナーの馬場が悪いところで少し脚を取られてしまいました。それでも立て直して直線へ向くと、終いまでしぶとく脚を使ってくれました。勝てずに申し訳ありませんが、今日の条件は良かったですし、力は示してくれたと思います」(田辺騎手) 「極端な位置からの競馬だとどうかと思いましたが、前回に続いて今日もまずまずの位置から運ぶことができていました。これならと思えたのですが、コーナーで脚を取られたようでエンジンのかかりが遅くなってしまったのは痛かったですね。体質は決して強いほうではないだけにここで決めたかったのが本音ですが、切り替えなければいけないと思っています。権利を獲ってきてくれたので普通ならこのまま続けていきたいところですが、この馬の場合、調教で強めの負荷をかけると体にイレギュラーを起こしてダメージが表面化します。週中の追い切りで出た疲れが何とか週末くらいに戻ってきて次の週を迎えるという流れを繰り返して競馬に何とか持って来られたという状況でもあるので、しっかりと走ったレースの後と考えるとその分だけダメージも大きいことでしょう。それなので、まずは数日かけて慎重に見極めてこれまでと同じ流れで行くべきかどうかを判断したいです」(栗田徹師) パドックでの見栄えは決して劣ることはなく、陣営がレースに向けてうまく整えて送り出してくれました。それだけにここは勝ち切ってほしかったのですが、残念ながら馬場が傷んできているコーナーで脚を取られてしまいました。緩さがある馬で早めから勢いをつけて行きたかっただけに響きましたが、それでも2着に来るのですから、まともであれば十分チャンスはあるはずです。この後についてはレース後の反動の有無をよく見極めたうえで判断していきます。 |
キャロット公式より |
道中は内ラチにつけて勢いをつけて直線に持ってこれたなと見ていましたが、コーナーで少し馬場に脚を取られる場面があったようです。
道中はスローペースで、直線は横に広がる先行馬を前に進路取りも難しくなりましたが、最後まで脚を使っての2着。
長距離も問題なさそうで、スローの展開にレースラップを見ると長距離戦らしくラスト5Fからの持久戦でしたが、これにも対応できました。
この走りができればローカルなどの2600などにも対応できそうかなと思いますが、やはりもう1回東京の長いところで使いたいですね。
4着以下には4馬身離していますし、4着→4着→2着と来ていますし、順調に使えれば、順番ということになるはず。
ただ、次を考えるにも体質の面がある馬なので、まずはレース後の状態をしっかりと見極めてもらってどういう判断になるかですね。