昼前くらいから都内は雨。
大井競馬場の馬場は不良馬場で、19時ごろに競馬場へ到着。
試し撮りで9Rをパチリ。
勝ったのはおなじみの勝負服、御神本騎手でした。
田んぼのようなバッチャバチャな不良馬場です(笑
メインの東京記念、ストライクイーグルの出走。
発表された馬体重は512キロと前走からマイナス4キロ。
中央時代は叩いた後の勝負レースは500キロ前後でしたから、もう少し絞れた方がいいのかな~と思いましたが、まずは絞れててよかった、と思うことに。
雨が降る中のパドックで、ストライクイーグル登場。
時折、引き手に寄りかかるような杉山厩舎のイーグルを見せたり、尻っ跳ねをしそうになって気合いが乗ってきてるようなところを見せたりして、いつも通りという意味で雰囲気は良く感じられました。
今回の鞍上・吉原騎手が登場して騎乗。
金沢の騎手なので、馴染みのキャロットの勝負服です。
返し馬は馬場入り口から、ゴール板を過ぎてUターン。
1コーナーから3コーナーのスタート地点へと向かっていきました。
ファンファーレ隊が登場して、東京記念・S1のファンファーレ。
スタート地点はゴールからコースの対角線上。
直接見るのは難しいのでモニターで見ながらですが、ゲートが開いて・・うん、出たっぽい…よし、4、5番手あたりにつけていると確認。
すぐにコーナーに入ると、先行したのは外枠の人気勢。
少し外を回る形になりますが、今回も先行、好位で進めていきます。
ごらんのように水しぶきがビチャビチャと上がる泥んこ馬場。
少し縦長の隊列になると、向正面で後方の馬にムチが入るような展開に、前4頭広がる中で一番外から進めているイーグル、吉原騎手は持ったまま手応えも良さそう!
4コーナーで前の2頭を捉えに動くと、ここで追いつかないような手応えだと不安になるところでしたが、勢いよく並びかけ、前に出て、先頭に立ったところで直線へ!
水の浮く馬場、力強く伸びてくるイーグルですが、後方から人気のセンチュリオンも脚を伸ばして迫ってくる!
もうこの時点で大声出ています。
長い直線、追いつかれてしまうかと声が出ましたが、残り200、100を切ってその差が縮まってきているように感じられる外からの追い上げ
しかしその追い上げを振り切って、最後まで必死に追ってくれた吉原騎手、それに応えたストライクイーグルが1着でゴール!!
6歳9月にして初の重賞制覇は、大井競馬・地方のS1・東京記念となりました!!
興奮冷めやらぬ直線、ゴールの瞬間でしたが、今回運良く口取りに当選していたので、歓喜の口取りへ。
関係者入り口から中に入り、コースのハローがけが終わるのを待って、馬場の中へ。
水を多分に含んだダートコースは「ねちゃ、ねちゃ」と粘り気があり、逆に時計のかかる馬場になっていたことがイーグルに向いたのかなと直に感じることができ、イーグルが走り切ってS1ウイナーとなったコースを踏めていることにゾクゾクっとしたものを感じました。
そのダートコースの砂が付いた靴!(笑
そして勝利インタビューの吉原騎手。
しかし、口取りに参加したあと・・手違いでゼッケンを撮ることができず…(泣
それで少し興奮は冷めてしまいましたが、レースを思い返すとまた気持ちが上がってきて帰路につきました(笑
19/9/18 ミッドウェイF |
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18日の大井競馬ではまずまずのスタートから前々でレースを進める。早めに前を捉えにいき、直線で抜け出しを図ると最後は後続の追い上げを凌いで優勝。 「前回のように前で競馬をしたいと考えていましたが、想定より外で運ぶ形になってしまいましたね。ただ、馬はそうした辛い状況の中で最後まで頑張ってくれました。早めに捕まえにいったので、直線はとても長く感じましたが、バテずに凌いでくれました。頂いたチャンスを活かすことができて何よりです。先週の募集馬見学ツアーへ参加させて頂いた際に関係者と“勝ちたいね”と話していたので、約束を果たすことができて嬉しいです。今日は多くの会員様と喜びを分かち合うことができて嬉しい1日になりました。ありがとうございました」(吉原騎手) 「雨が止むどころかレース前が一番ひどかったので、どうかという気持ちでしたが、本当によく頑張ってくれました。鞍上はこれ以上ない渾身の騎乗を見せてくれましたね。キャロットの馬でなかなか重賞を勝ち切ることができていなかったので、S1という最上級の舞台で結果を出せて本当に良かったです。ありがとうございました。ただ、レース序盤で後ろから引っ掛けられたのか、左後肢を落鉄していました。レース直後の歩様から大きな問題はなさそうですが、長く裸足で走っていたことになるので、状態はよく確認していこうと思います。問題ないようであれば出走権を獲得したJBCクラシックを含めて次走を検討していきます」(藤田師) 東京記念を目標に南関東へ移籍してきたと言っても過言ではないので、その舞台で結果を出せたのは嬉しい限りです。得意とは言えない馬場状態で頑張りを見せてくれたストライクイーグル、現在の厩舎スタッフ、並びにこれまでに携わっていただいた関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。6歳にしてS1タイトルを獲得してくれましたので、今後は更に多くのタイトル獲得を目指していければと思います。今後についてはレース後の状態次第で次なる目標を検討していきます。 |
キャロット公式より |
レース後の更新では、レース序盤から左後肢の落鉄があったということ。
あらためて写真を見直すと
最初のゴール板通過したときに、左後肢の蹄鉄が外れかかってるのが確認できました。
幸いレース後の歩様には見せていないということで一安心ですが、それであの馬場の2400mを先頭で走りきってくれて、本当に・・感動ですね。
吉原騎手はツアーに参加されていたんですね・・気づかずに残念。
バテずに凌いでくれたイーグルを讃えてくれますが、直線先頭から長い大井の直線、鼓舞して追い続けてくれて、S1のタイトルを取らせてくれた騎乗ぶりに本当に感謝です。
そして今回の東京記念を制したことで、JBCクラシックの出走権を獲得・・11月4日の浦和!!
そんな楽しみも出てきました。
イーグルに関しては、デビューからもう色々なことがありすぎて、こんな馬にはもう二度と出資できないとは常々思っているところですが、
ここに来て南関移籍、そしてついに重賞制覇、それがS1勝ちとまだまだ上乗せしてくれるのかと、もう最高すぎます。
まだ6歳、これからもさらに楽しみは増していきますが、なによりも無事に。
これからもイーグル”らしい”レースを見せてくれると思います。