8歳9月 42戦目 3回目の東京記念に出走

8歳馬ストライクイーグル。

3年連続となる東京記念に出走しました。

2年前の地方移籍2戦目に制した東京記念は雨の降り続くどしゃ降り馬場の中の制覇で時計のかかる馬場でした。

今年は曇りがちの天気に雨降予報で同じようなコンディションを期待していました。
当日の1Rからのレースタイムを確認しながら、11着だった去年よりは時計のかかる馬場なのは間違いなさそうとジャッジ。

馬体重は508キロ。
3ヶ月ぶりの出走ですが納得の仕上げ、パドックでの所作もいつも通り。

深めのブリンカーで集中して走れれば大いにチャンスありと思いましたが、レースはやや外になる14番枠からのスタート。

揉まれたくないとはいえ大井の2400はスタート直後に3コーナーがありますから、14番は決していい枠ではなくもう少し内目が欲しかったのは本音でした。

スタートを決めてニュートラルに先行する理想通りの序盤。
最初のスタンドを7番手、ラチから3頭分外を追走で決して速くはなさそうな流れ。

向こう正面に向かうあたりからペースアップした感じで、向こう正面では5番手に位置。
後方の馬たちの手が動く中、3コーナー手前で今回イーグルに初騎乗となる笹川騎手の手も動き出し、コーナー中盤でムチが連打して置いてかれ気味の手応えで直線へ。

先行勢が抜け出す中、差は拡げられますがイーグルも外から決して止まっていない走りで、残り200を切ったあたりから目の前の1頭をめがけて1完歩ずつ詰め寄って100を切ったところで交わすと、さらに前に抜け出していた3頭との差も詰めていったところがゴール。

3回目の東京記念出走で結果は『4着』でしたが、見どころ十分の内容でした。

21/9/8 　ミッドウェイＦ
８日の大井競馬ではまずまずのスタートから前を見ながらレースを進める。勝負どころから仕掛けていき、直線はジリジリ脚を使って追い上げるが４着まで。 「直線の脚が素晴らしかっただけに、コーナーで置かれ気味になってしまった部分が悔やまれます。早めに前を捉えにいく形を想定していましたが、向こう正面あたりから先頭に並びかけていくイメージでも良かったかもしれません。ただ、勝負どころがスムーズであれば重賞のメンバーともまだ差のない競馬ができそうです。乗り方次第でしょうから、次は更なる前進を目指して頑張りたいと思います」（笹川騎手） 「勝負どころでの手応えから厳しい結果も覚悟しましたが、直線に入ると最後まで脚を伸ばしてくれましたね。コーナーで楽に前へ並びかけていけるようであれば違った結果だったと思いますが、そのあたりは年齢や久々の分もあったかもしれません。結果は残念ですが、集中して自分の形で運べるようであれば差のない競馬ができることは分かりましたから、もうひと花もふた花も咲かせることができるように取り組んでいきたいですね。このあとについてはレース後の状態をよく見た上で検討していければと考えています」（藤田師） 状態面、揉まれない枠順から勝負できるレースと見ていただけに、コーナーで置かれ気味になってしまった点だけが悔やまれます。直線は重賞を勝った時と遜色ない走りができていたと思うので、次走は更なる前進に期待したいです。今後についてはミッドウェイＦへ戻っての状態次第で判断していきます。
キャロット公式より

今回初騎乗となった笹川騎手。
これで移籍初期の吉原騎手から始まり、南関の御神本、森騎手と地方のトップジョッキーが続きますが、近走の中でも一番イーグルの特徴を理解した騎乗を今回のレースで見せてくれました。

コーナーで置かれ気味になったところを悔やんでくれてますが、この部分は中央時代から変わらぬ個性的な部分でもあるので仕方ないかなと（笑

欲を言えばやはり枠順で、レース序盤から2着だったエメリミットの位置が取れていればと思いましたが、鞍上の好騎乗もあって力は出し切っての結果だったと思います。

8歳になり地方移籍としても17戦目。
無事にレースが終わることを祈ってレースを迎え、レース後には上位に迫る走りに頭が下がる以上の思いになりますが、今回の走りで陣営にもまだまだ走れることを認識させることができたと思います。

気になる次走は今回ゲットした優先権のある浦和・埼玉新聞栄冠賞となるのか。
賞金やメンバー的には魅力的な番組になりますが、大井・船橋に絞っていい流れになってきているところで小回り浦和に再度挑戦するかどうかですね。

そのあたり陣営の判断に期待して、次の走りも期待していますし、まだまだ元気に走る姿を見たい・見せてほしいと思っています。