4歳1勝クラス・シェドゥーヴル。
いよいよ、実に2年ぶりとなる出走へ。
本日の中京7R・芝2200の自己条件に出走します。
| 20/11/18 木村厩舎 |
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| １８日は美浦南Ｐコースで追い切りました（８１秒７－６６秒６－５１秒８－３７秒８－１２秒８）。 「精神面、そして脚元の様子を慎重に見ながら調整を進めていますが、馬の様子ならびにフットワークは徐々に良くなりつつありますね。それで今朝追い切りをかけ、先週同様、脚元への配慮のもとポリトラックコースへ入れました。時計が出やすい馬場の分、負荷をかけにくいのがポリトラック。２年近く休んでいる馬ですから、負荷のかかりにくいポリで普通にやっていても正直仕上がらないので、今週は踏み込まなければいけないと判断し、３コーナーから入り、実質ふたまわりする追い切りをかけました。上がりの様子を見ると結構フーフー言っていたので、息遣いからしていい負荷をかけられたのではないかと思います。ただし、攻めたこともあってか左前脚は少し剥けていました。もちろん保護していて、それでいて傷をつくってくるのでかなり難しく、悩ましいのですが、すぐに治療して経過を観察するようにしています。体調面に悪影響を及ぼすことがなければ、引き続きしっかりとケアしながら調整を続け、競馬へ向かっていくつもりです。来週という選択もないわけではないのですが、現状を踏まえるともう１週あったほうがより良いかなという気もしているので、この後の様子を見て判断していきます」（木村師） |
| 20/11/26 木村厩舎 |
| ２５日は美浦南Ｐコースで追い切りました（８２秒９－６７秒０－５２秒８－３９秒１－１２秒４）。 ２６日は軽めの調整を行いました。 「先週はポリトラックコースとは言え、ふたまわりで追い切ったので、追い切り翌日はさすがに疲れた様子を見せていましたが、その甲斐あって中身は段々と変わってきている印象を受けます。毛ヅヤを見ても入厩時よりも良くなってきているなと思えますし、良い傾向にあるはずですよ。先週左前脚が剥けてしまいましたが、悪化したり、体調に影響を及ぼすことはなかったので、用心しつつそのまま調整を進めています。週中と週末ある程度しっかりとやりたいと考えているので全休日明けでしたが水曜日に行っています。ウッドチップコースに入れることも考えたのですが、スタッフたちとも相談して今回はまず使うことが大事でもあると思い、引き続きポリを選択し、向こう正面の奥のほうからスタートして先週と同じく６ハロンからの時計を出しています。追い切り前後の様子を見ていてもだいぶ落ち着きが出てきていますし、今回は皮膚が剥けなかったのでその点でも上手く来ることができているかなと感じています。あと１～２本時計を出して競馬という形が理想だと思うので、来週の中京を目指して調整していきます」（木村師） 今のところ１２月６日の中京競馬（３歳上１勝クラス・芝２２００ｍ）に出走を予定しています。 |
| 20/12/2 木村厩舎 |
| ２日は美浦南Ｐコースで追い切りました（８２秒９－６７秒４－５２秒３－３８秒２－１１秒８）。 「先週も一度はウッドチップコースで追い切るか迷ったのですが、寒さが増してきてチップだとより脚を擦りやすい状況になってきていることもあり、当該週もポリトラックコースでの追い切りを行うことにしました。身のこなし、ハミ受け、毛ヅヤなどを見ていても週を追うごとに良くなってきているなと思えますが、如何せん休みが長くなりました。それに、脚元の兼ね合いでハードワークがしづらい状況でもあることからベースは通常よりも低いところからあげていかなければいけませんでしたので、良くなってきていると言ってもどこまでという問題があるのは否めません。初戦のパフォーマンスを見ると能力はあるはずですが、今回はまず無事に競馬へ向かうことが一番で、ゲートイン後は再審査を受けていたそれぞれのポイントを問題なくこなしてくれるかということも大事になってきます。いきなりからいい結果を期待したいところではありますが、まずは今後につながるような走りを見せてもらいたいです」（木村師） ６日の中京競馬（３歳上１勝クラス・芝２２００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 |
| キャロット公式より |
傷の付きやすい脚元を考慮してウッドチップコースを使わずにポリトラックでの調整。
坂路を織り交ぜて、先週の日曜には53秒1-12秒6をマーク。
当週の本追いきりも脚元の傷の作りやすさを考慮してポリトラック追いで、その後、金曜にも坂路で56秒6-13秒3と時計を出しています。
難しい調整の中でできる仕上げはやってきたかなと、陣営がうまく対応してレースに向かうことができそうという感じです。
2歳新馬戦勝ちがチャンピオンズC当日の中山でしたので、ちょうど2年ぶりの復帰戦。
中京7R・芝2200にルメール騎手を配してのレースになります。
新聞紙コメントでも木村調教師から「上でもやれる能力はあるが、今回はまず無事に競馬へ向かうことが大事」とあり、まさにそのとおりだと思いますのでまずは無事に。
ただ、やはり能力は確かと感じている馬なので、ひとつでもいい着順であれば嬉しい。
ですがまずは無事にという気持ちで復帰レースを楽しみにしています。
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