'17 ヴァイトブリック

4歳3月 東京の前半戦から競馬を考えていける状況

投稿日:2020年3月26日

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4歳馬ヴァイトブリックです。

2月の東京・白嶺Sは久しぶりにゴールまで脚を使い切ることができての3着。
背腰の弱さからトモの入り方に課題があるフットワークで、現状では直線の長いコースでジリジリと脚を伸ばす形がベストということもわかりましたし、次の競馬でもこの形でつないでいきたいところです。

レース後は天栄に放牧に出ています。

20/2/12 和田郎厩舎
12日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬ではようやくこの馬らしい走りが見られて少しホッとしました。中間の様子から復調気配を感じていたので、それがつながってくれて良かったです。ただし、レースでジョッキーが言及してくれたように、背腰の弱さから後肢を十分に使えず、ストライドが伸びない状況でもあるようなので、焦って使い詰めると負担がさらにかかって苦しさが増してしまう恐れも考えられます。関東圏の次開催は中山になりますが、ここを調整期間に充てればまた東京が始まります。関西圏を考えないといっているわけではありませんが、コンディションを鑑みてもここはいったんリセットに充てて、春の東京開催を理想として次を考えていければと思っています」(和田郎師)
20/2/18 NF天栄
14日にNF天栄へ放牧に出ました。
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週帰ってきてしばらくは乗らずに運動だけで様子を見ていましたが、今週から軽く乗り出しています。歩きを見ていると、特にトモの動きがもうひとつに思え、ちょっと疲れた印象を受けます。乗り手の感想も同じのようなので、まずは軽めに動かしながら回復を図っていきます」(天栄担当者)
20/2/25 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週に引き続き、周回コースメインでじっくりと体を動かしています。体がちょっと立派に映るかな…という状態でもあるので、トモを中心に体を動かしながら良化を図り、徐々に適度な負荷をかけていければと考えています」(天栄担当者)
20/3/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週半ばには坂路調教を行っていて、その流れを維持するように今週も坂路調教も交えつつ動かしています。体が立派になりすぎる傾向にある馬なので、ケアを入念に行いながらもじっくり動かして、より良い状態へ持っていければと考えています。馬体重は513キロです」(天栄担当者)
20/3/10 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「前走時に跨ってくれた丸山ジョッキーが今朝天栄に来てくれたので、今朝の調教は彼にお願いをしました。と言っても、まだ立ち上げ段階でもあるのでビシッと動かすというよりは14-14程度でじわっと動かすような内容のものです。気配自体は悪くなさそうに思えるので、東京開催での出走を目指していくつもりです」(天栄担当者)
20/3/17 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週ジョッキーを背にして調教した後もいい意味で変わりはなく、順調に乗り込めています。今週は3ハロン40秒の時計も出すようにしていますし、この感じを数週続けていければ東京の前半戦から競馬を考えていけるのではないかと思っています」(天栄担当者)
20/3/24 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週に引き続き今週も日によっては時計を出して負荷を求めるように調教しています。いい意味で変わりはないので、このまましっかりと動かしていき、移動そして競馬へと向かっていけるようにしたいですね」(天栄担当者)
キャロット公式より

レースでの馬体重の増減が大きくなっていた3歳時の状況だったので「体が立派になりすぎる傾向にある」というイメージはなかったのですが、気性的には繊細な面がある馬でもあるので、天栄でリフレッシュできているということではレースから5キロ増の中間の513キロは悪くないと思います。

体としては前回くらいのイメージで競馬に向かえるのが良いように思いますし、徐々に心身の両面がフィットしてきたような感触も出てきたので、とにかくこの流れを継続していきたいですね。

「東京の前半戦」という言葉も出てきたように開幕週から3勝クラスの番組はありますが、目標を定めるのは難しい感じですね。

4月26日(日)東京・鎌倉S(ダ1400)

5月09日(土)東京・立夏S(ダ1600)

5月17日(日)東京・BSイレブン賞(ダ1400)

この3番組が適条件という感じですが、条件としては立夏Sを使いたいと思うところですが、3勝クラスの登録頭数が殺到する条件で、直接立夏Sだと除外濃厚かと思いますし、鎌倉Sで除外になったとしても1週空いてしまいますし、入っちゃう可能性もあるし。

というイメージで過去の該当レースを調べてみると、開幕週の鎌倉Sは19年5頭、18年9頭、17年5頭と除外馬が出ていますが、1週空いた立夏Sはむしろフルゲート割れしていて、19年15頭立て、18年14頭立て、17年13頭立てという感じで意外と行けるのかなという感じですね。

やはり3勝クラスではマイル以下の距離となるとバシッと目標を定めるのは難しいと思いますが、希望としては立夏Sに出られたらいいなというところです。

 

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