レース出走 競馬観戦 '18 イルミナル

3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

投稿日:2020年2月3日

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桜花賞2着、オークス3着と自分にとっても特別な出資馬だったクルミナル

その初仔で3歳になったイルミナル
昨日、ようやく迎えたデビュー戦を東京競馬場へ現地観戦してきました。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

デビュー戦の馬体重は「418キロ

1歳の募集見学で見たときとあまり変わらない馬体重でデビューを迎えました(笑

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

小柄ですが、毛ヅヤも良くバランスの良い馬体。

ここのところ出資馬で必ず付けている耳覆いのあるメンコも付けておらず、イレこんでいる感じは全くなく、他のデビュー馬たちと比べてもいい雰囲気で周回できていました。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

母も駆けた府中のターフに。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

そういえば、母クルミナルの後ろ姿は牝馬とは思えない、すごい迫力があったなと思い出しました。
長女の後ろ姿は可愛らしいです(笑

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

パドック、返し馬とデビュー戦としてなんら不安に思うところなしということで期待が高まります。

ファンファーレが鳴って、ゲート入り。

ゲートでの寄り付きが悪く、2度、3度立ち止まる様子に、お連れさんが「クルミナルみたいだね」と。
誰もがそう思うようなシーンに思わずフフッとにやけてしまいました(笑

レースがスタート。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

遠目に見て目立った出遅れはなさそうな発馬でしたが、そこから行き脚つかずのイルミナル
後方からのレースに。

400mを通過した時点では促しながらの追走で最後方に。
先頭までは12馬身くらい?はあったでしょうか。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

レース実況でも「中団よりも後ろ、後方よりにイルミナル追い上げていきました」とあったように、3コーナーあたりから徐々にポジションを上げていきます。

4コーナーから外を回って直線へ。

直線に入ってすぐ、内にモタれるシーン、追い出されて再度内にモタれると石橋騎手の左ムチ一発。

そこから頭が外を向きながらもグングンと加速して一気に前に迫ってくるイルミナル

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

ラスト200では2番手まで上がってきて、抜け出した1番人気オーロアドーネに迫る脚。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

しかし、最後は脚が鈍り、逆に内のレッドルピナスに差し返されたか~というところでゴール。
現地目線ではなんとか2着・・のように見えるけど全くわからなかったですね。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

確定前でしたが、戻ってきたのは「2着」のところでした。
調教師&場長。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

数センチの差を制しての2着。
馬連で20倍もついてたので大きな2着でした(笑

ちなみに1着のオーロアドーネ

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

栗毛の馬体に、金色のタテガミと尻尾。
メチャクチャカッコよかったです(笑

20/2/2  奥村武厩舎
2日の東京競馬では道中後方を追走する。リズムを整えつつ直線へ向くと、勝ち馬に先着を許したものの外からしっかり脚を使って2着。
「気難しいところがあるのは事前に聞いていたので慎重に臨みましたが、今日は初めての競馬でわからないことだらけと言うこともあってこちらを頼ってくれた部分もあるのか、馬に跨ってからのリアクションは悪くなかったですね。ゲートの寄り付きに関しても、できるだけ時間をかけさせてもらって対応しました。出てからは馬体の緩さからトモを滑らせたり、影に驚いて飛んでみたりと、心身共にまだまだこれからかなと感じたけど、直線でゴーサインを出してからはこちらのイメージ以上にいい脚を使ってくれました。正直、調教本数的にもこれからかな…と思える状態でここまで伸びてくれるのですから、能力は高いですね。あとは、競馬を経験したことで気持ちの面でゆとりが出てくれたら理想的ですが、競馬を理解したらしたで嫌がってしまう場合もあるので、そこを見極めていく必要はあるでしょう」(石橋騎手)
「この時期の新馬は早めに投票していくしかないものの、帰厩からそこまで時間がなくて、カイバ食いを含めてまだ良化途上で追い切り本数も欲しいなと言うのが正直なところでした。それでも出走が決まったからには、ジョッキーとしっかりと打ち合わせて臨むようにしました。気難しさがあるから一筋縄にはいきませんが、今日はジョッキーが上手く宥めつつ対応してくれて、ゲートに関しては許容範囲内かなと思えるものでした。道中の走りはドッシリ構えて…とはいなかったものの、直線の脚はオッと思えるものでしたね。今後はやはり精神面がどう変化するかがポイントですが、馬体に関しては大きくは変わらなくても体力を付けることでまた違ってくるはずですし、少しずつでも成長を促していきたいです」(奥村武師)
ゲート試験へ向かう過程、放牧先やトレセンでの乗り込み状況から競馬でどう動けるか不安もありましたが、所々で難しさは見せつつも、直線でトップスピードに乗った際の走りは見所がありました。レース直後の入線馬房で鼻を鳴らすなど相変わらずの面はありますが、競馬の中で良さを見せてくれたのも事実ですから、この良さを伸ばしていけるように接していきたいものです。今後はレース後の心身の状態を見てからになりますが、ここで詰め込み過ぎて気性面が後ろ向きにならないよう、リフレッシュ期間を設けることも検討していきます。
キャロット公式より

ゲートの寄り付きに関しては、石橋騎手が急かすことなく時間をかけて対応してくれたものだったようですね。

道中でポジションを下げたあたりにも課題があった走りだったようですが、直線の走りはこちらの期待通りのものでしたが、臨戦過程からすれば騎手や陣営としてはイメージ以上の脚を使ってくれたということだったでしょうね。

自身の状態のこともありましたが、現地で6R以降の東京芝のレース。
帰って5Rの芝のレースを見ましたが、この日、道中も外、外を回って直線で二桁番手から馬券内に入ってきたのはイルミナルだけというくらいに開幕週の前有利の馬場でした。

勝ち馬のオーロアドーネは4、5番手の位置から、直線は追い出しを待つ余裕もある完璧なレースぶりでさすがオイシン・マーフィーという騎乗。
最終レースでもお世話になりました!(笑

そんな馬場状態の中、上がり最速の34秒0で追い込んだイルミナルも最後は失速気味となりましたが、3Fだけの脚じゃなく4Fくらいから脚を使うことになってのあの直線のキレ味でしたからね。

トップスピードに入ってからの回転の速いフットワークなど、母クルミナルを思い出させてくれるものを見せてくれましたし、勝つことはできませんでしたが、自身の状態、馬場状態を考えればとても価値のある末脚を見せてくれて、期待通りの素質の高さを感じさせてくれて嬉しかったです。

今回は除外権を持たない状況で叶った出走。
追い切り本数も欲しいなと言うのが正直なところ」という中での出走でしたから、これを叩きにしてなんとかこの東京開催中に・・と思ってしまいますが、精神面を考えると慎重になるところでしょうか。

ただ、現地で見ていても、そこまで神経質になるような感じでもなさそうに思えましたが、週中に陣営がどのようなジャッジを下すかですね。

[イルミナル] 3歳2月 デビュー戦 東京6R・芝1600を現地観戦

まずは無事にデビュー戦を走りきってくれましたし、これから何回も母譲りの走りを東京競馬場で見せてもらいたいです。

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