3歳馬レッドベルジュールです。
年末に喉の手術を実施すると発表がありましたが、予定通り1月6日に手術が行われました。
2020.01.10 : ファンタストクラブ |
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予定通り1月6日に手術を行い無事に成功しています。左側の披裂軟骨を引き上げる処置と声帯除去の処置が施されました。切開した箇所が塞がるまで2~3週間掛かる見込みで、その間は舎飼にて安静に努めます。その後、マシン運動をひと月ほど続けてみて、問題ないようなら乗り運動を始める予定です。 |
2020.01.17 : ファンタストクラブ |
担当スタッフ「特に術後のトラブルもなく経過は順調です。ただ、声帯除去の手術をしているため傷が塞がるまでには少し時間もかかり、もうしばらくは舎飼だけになりますね。入場時が460キロぐらいで体も萎んで見えたので、この期間にしっかり膨らませたいと思いますが、牡馬にしてはそんなに飼い葉をがっつく方ではないですね。運動をしていないということもあるとは思いますが。動かせるようになればまた変わってくるでしょう。引き続きしっかりケアしていきます」 |
2020.01.24 : ファンタストクラブ |
担当スタッフ「今週も舎飼を継続しています。引き続き経過の方は問題ありませんね。飼い葉も与えた分は食べているので徐々に体が膨らんできたように思います。来場当初の所作から少し繊細なところがあるのかなとも思いましたが、現状は落ち着いて過ごせていますし、特にトラブルもないですよ。しっかり治療したいので、もう少し経過を見ていきたいと思います」 |
2020.01.31 : ファンタストクラブ |
担当スタッフ「引き続き舎飼を継続しています。来場当初は環境にも慣れていないので馬房内でもソワソワしていましたが、今は落ち着いていて元気もあります。体重は計っていませんが、手術時に450キロなかったくらいなのでそれよりは確実に増えていますし、調教開始までに更に増やしておきたいですね。術後の経過としても良好で患部の腫れなども予定通りに引いてきています。レースで苦しい思いをしてしまうと、その後のレースが難しくなるのですが、この馬の場合はキャリアも浅く手術も早めに決断できたので、その点は良かったと思います。しっかり立て直していきたいですね」 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
まず手術の成功、術後のトラブルもなく順調な経過ということでホッとしています。
出資馬の喉関係の手術というのは初めてです。
「左側の披裂軟骨を引き上げる処置」と「声帯除去の処置」が施されたということで、声帯・・人間で考えたらとか思っちゃいますが、競走馬として今後のことを考えてより良い処置が施されたんだと思います。
近況写真も公開されましたが、ボケ味のあるいいカメラで撮られたいい写真(笑
首に毛が刈られた様子がわかります。
患部の腫れも予定通り引いてきているということで、さらに予定通りであれば2月はマシン運動が開始される予定。
手術に際して、クラブコメントは年末を含めて手術が必要な状況になったということを知らせるものでしたが、大晦日にスポーツ紙の記事で手術をするという記事が配信されましたが、その中に藤原調教師のコメントが載っていました。
藤原英師は「前走は明らかに喉の影響。何とかダービーに間に合わせたいので、早めに手術することにしました」と説明した。
www.sponichi.co.jp/gamble/news/2019/12/31/kiji/20191231s00004048223000c.html
触れられてなかった朝日杯の敗因について「明らかに喉の影響」ということと、「何とかダービーに間に合わせたい」ということでの早めの手術ということでした。
何とかダービー・・に間に合ってもらいたいですね。
予定通り3月に乗り運動が開始されて、どのような青写真でダービーへの道を切り拓いていけるのか。
そこにたどり着けるように、この後も順調にいってもらいたいですね。