4歳馬アランブレラ。
今日の東京最終レース、2勝クラスで中央復帰を迎えます。
19/11/6 尾関厩舎 |
---|
6日は軽めの調整を行いました。 「引き続き馬の雰囲気は悪くありませんね。昔ほど若さを表に出すことはなく、また体質面も以前よりはしっかりしているのかなと感じられます。大井のダートでいい走りをして帰ってきてくれたわけですが、周りの影響を受けにくいほうが好ましいのは確かだと思いますし、未勝利時代の走りを考えてもダートより芝を走らせたいなという思いがありますから、2勝クラスからの再スタートとハードルは高いもののその条件で今後につながるような走りができればと思っていますよ。ジョッキーはG1レースの裏日ということもあって限られましたが、いろいろと検討した結果、馬と向き合い小さなことも捉えるようにして乗ってくれる北村ジョッキーに乗ってもらうことにしました。追い切りに乗せるかは何とも言えませんが。もしかしたら普通キャンターの調整時などに乗ってもらうことを考えるかもしれません」(尾関師) 17日の東京競馬(3歳上2勝クラス・芝2000m)に北村宏騎手で出走を予定しています。 |
19/11/13 尾関厩舎 |
13日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒9-51秒7-37秒8-11秒9)。 「先週の木曜日に追い切ろうと思っていたところ前脚を軽く打撲してしまい、ちょっと不安定な状態に見せたので無理はしませんでした。その後の経過を見ているとだいぶ落ち着いてきました。週中は追い切りを行えなかったのですが、その分を補うように土曜日にしっかりと動かせています。その時の動きを確認しても問題ないと思えたので、当初の予定通り今週の競馬に備えて今朝追い切りました。北村ジョッキーに感触をつかんでもらったので、この馬のリズムで走らせてこのクラスでもやれるというところを見せてもらえたらと思っています」(尾関師) 「今朝跨らせてもらって感じは良かったですよ。ただ、今日感じたのは自分のスタイル、リズムで運べたら強いのかもしれないけれど、出したり引いたりがあったり、ちょっとでもリズムを崩すようなことがあるとパフォーマンスを発揮しにくいタイプなのかなという気もしました。この舞台はいいと思いますが、スタートがカギを握ると思います。ゲートの癖を直接確認はできていませんが伝え聞いていますし、当日の雰囲気を察しつつ上手く対応してリズムよく運ぶことができたらと思っています」(北村宏騎手) 17日の東京競馬(3歳上2勝クラス・芝2000m)に北村宏騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
先週は土曜に馬場で時計を出していましたが、木曜に打撲をしていたためだったようです。
大事に至らずに土曜、今週水曜とウッドチップコースで色よい時計を消化。
最終追いきりの馬なりで4F、3F、ラスト1Fに11秒9。
やはり只者じゃないというのを感じさせてくれる時計です。
その追いきりに跨ってくれた北村宏司騎手とのコンビでレースへ。
まずは次に繋がるような今回の1戦と捉えれば、探りながら良いフィードバックを得られるような騎手選択だと思います。
追いきりで早速感触を掴んでもらい、課題もありそうですが鞍上が言うようにまずはリズムよく運べるかどうか。
その上では9頭立ての少頭数になったのは悪くないですし、1枠2番からどう競馬を進められるかに注目です。
東京の芝コースは昨日からCコースに変わりましたが、ジャパンカップを前に時計が出すぎていますね。
高速決着、スローで32秒台が出るような展開になった時に脚元が心配になりますが、まずは無事に回ってきてほしいです。
が、やっぱり2勝クラスでもこのメンバーならと、いい競馬を見せてほしいなと思います。
+1