レース出走 '17 ヴァイトブリック

2歳10月 デビュー戦 14日(日) 京都3R ダート1800 藤岡佑介騎手

投稿日:2018年10月14日

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2歳馬ヴァイトブリックがデビューしました。

2歳出資馬2頭目のデビューです。
関東馬ですが京都でのデビュー戦です。

これまでの育成過程で気性面でのコメントを多くされている馬だったので、デビューから輸送競馬になることなどの懸念もありましたが、まず今日の馬体重が486キロ
最後に報告されていた馬体重が、入厩前の9月上旬の472キロでしたから思わず「おぉ!」と嬉しくなる馬体増。
輸送もうまくクリアできている印象を持って中継のパドックへ。

青色のメンコでさながらオジュウチョウサンスタイル。
厩舎が同じだからそれはそうか(笑

3場開催なのでちょろっとしか映りませんが、しっかりと歩けていて気の悪さを出している感じはなく。
馬体重が示すように、これまでの華奢な印象からどっしりとした馬体に見えて好印象でした。

新聞各紙の印やパドック解説の評価も4番手と前評価が高くないのが・・不思議なくらいで。
関東馬だから??みたいな(笑

偶数番で後入れのゲート入りもすんなりと。
レースがスタート!

・・と、決して遅い出ではなかったのですが、両サイドが先に出たこともあって行き脚がつかないスタートに。
まぁ切り替えて前を追っかけてほしいと、前に行った6頭から離されずにすぐにスペースを詰めて7番手の外でゴール前、1コーナーへ進入。よしよしと。

このあたりで砂をかぶらされますが、そのことに対して嫌がるような素振りもなく、よしよしと。

8頭立てでペースも上がらず馬群もひとかたまりという展開で、じわじわとポジションを上げていくヴァイトブリック藤岡佑騎手

前にいた断然1番人気のラズライトノヴァ&ルメールより前に位置すると、手応えが悪くなってきたラズライトに対してこちらの手応えは抜群!
後ろからはは負けない、あとは前を行く馬を交わせば勝てるという勢いで直線へ。

4頭横並びの一番外から唸るように上がっていき、追い出されると一気に内の3頭を交わして先頭へ。

さらに藤岡佑騎手の左ムチ一発(見せムチ?)が入るとグングン加速して後続を引き離す引き離す。
中継のカメラが引いて引いて引いたところがゴール!

なんと、デビュー戦1.8秒差の大差勝ち!!

まさかこんな勝ちっぷりを見せてくれるとは!!バンザーイ\(^o^)/

カジノドライヴ?サクセスブロッケン?
そんな感じの衝撃でした。

18/10/14  和田郎厩舎
14日の京都競馬では立ち遅れ気味のスタートになり無理せず後方から。流れに乗せつつジワッとポジションを上げ、4コーナーでは前を射程圏に捉えると、直線は後続を引き離す一方で優勝。
「少しゲートは遅れたのですが、この血統でもあるのでそういうところはあると思っていましたし、特に問題はありませんでした。その後はうまく流れに乗せ、道中は砂を被せたりするなど色々と経験させていったのですが、それでいてこれだけの着差で勝つのですから、今日はいい競馬ができたのではないでしょうか。お母さんのヴァイスハイトも知っていますが、この子は男馬で重心も低く、距離はある程度もちそうな感じもしましたよ。いい馬に乗せていただき、本当にありがとうございました」(藤岡佑騎手)
「先週の除外は残念でしたが、馬の状態は良かったので期待していました。そのとおりの結果になってホッとしています。ゲートは、練習でもちょっとソワソワするところを見せていたのである程度は想定していました。スタートはゆっくりではありましたが、それからは馬の後ろにつけて砂を被せるなど、ジョッキーがいろんなことを経験させてくれて、それをクリアして勝てたというのが大きかったと思います。今日は本当にありがとうございました」(和田郎師)
除外で変則日程明け、しかも初めての競馬が京都遠征と決して楽な条件ではなかったはずですが、そんな不安をまったく感じさせない強い勝ちっぷりでした。全姉ロスヴァイセの手綱も取っていたジョッキーはこの馬の素質を高く評価してくれましたし、今後の活躍が今から楽しみです。この後は馬体をよくチェックしてから検討します

[ヴァイトブリック] 2歳10月 デビュー戦 14日(日) 京都3R ダート1800 藤岡佑介騎手

[ヴァイトブリック] 2歳10月 デビュー戦 14日(日) 京都3R ダート1800 藤岡佑介騎手

キャロット公式より

藤岡祐騎手のコメントはこれぞという感じですかね。
ヴァイトブリックの母ヴァイスハイトはキャロット馬、アワーブラッドですから母馬からの出資者はグッとくるコメントでしょうね。
自分はキャロット入会年世代のロスヴァイセがいい馬だな~と思っていて、出資したクチです(笑

関東から京都遠征ですらしなくても良いだろう経験をクリアしたのに、レースぶりもスタートこそというのはありましたが砂をかぶっても物ともせず。
内からポジションを上げていくような競馬もできて終いは圧巻。

まぁ冷静に考えると少頭数というのと、相手が・・というのはあったかと思いますが、この勝ちっぷりですからこの次、いや先々まで楽しみなパーフェクトなデビュー戦となりました。

次のレースが楽しみになりますが、この後は一息入れることになるでしょうからまずは無事に帰ってきてください。なにとぞ

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