出資2歳馬の先陣を切ってデビューを迎えましたキアレッツァ(フォルテピアノの16)です。
しかし本当に暑い‥梅雨明けして気温35度とかもう真夏が来てしまった感じ。
こんな日差しが強く、熱風を感じる中で走る競走馬も大変だなと思うわけですが、この猛暑の中で走るキアレッツァも熱中症などにならないようにと。
こちらはクーラーの効いた室内でパドックから見守ります‥(笑
馬体重は422キロ。小柄な馬体でのデビューとなりましたが、410台もあるかなと思っていたので422なら悪くないと。
グリーンチャンネルのパドック解説者も言っていましたが「柔らかく、踏み込みも深い」と。
そこが出資理由でもあったので、やっぱそう見えていいんですよね?(笑
10分刻みのレース間隔の中で中継でパドックの振り返りも本馬場入場もなくレースの時間に。
輪乗りも問題なさそうで、ゲート入りもすんなりと入りって、レーススタート。
ゲートからの出はゆっくり、行き脚もイマイチでいかにもデビュー戦という感じでレースに入ると、スタートして200m地点ではキレイに先行集団と、真ん中にぽっかり間が開いて後方集団にと分かれる形。
キアレッツァは後方集団の中でも真ん中あたりの10番手と、残り1000mですでに先頭とは10馬身くらい差の付いたところからのレースの序盤。
開幕週の芝ですし、これはさすがに前が超ハイペースでないとというくらいの位置から、残り900m過ぎから前との差を詰めに動いていきます。
先頭と6馬身くらいに追い上げて直線は外へ。
長く脚を使っていますが、ひょっとして外から来れちゃうかと一瞬思いかけましたが、やはり前の組が止まらず、しかし外からキアレッツァも頑張って脚を伸ばして4着。
後半のレースぶりはかなり頑張ったんじゃないかなというものでした。
7/1 萩原厩舎 |
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1日の福島競馬では出脚がつかず後方からになる。その後促しながら少しずつポジションを上げていき、直線に向いて外から伸びてくるが前に迫れず4着。 「レースへ向かうときの雰囲気は悪くなく、初めてでも比較的落ち着いて臨めたように思います。スタートは出ていけませんでしたが、戸惑いながらも促されたことでスピードに乗り出し、少しずつポジションを上げられて終いまで伸ばすことができました。福島だと極端な条件の2択になるので致し方ない部分はありますが、今日の走りなら1400mあたりも対応はできるように思いました。息はあまり良くなかったのですが、稽古のときも同じくらいでした。疾患の類というよりもまだ成長途上で、かつ、この暑さなので苦しかったのかなと思います。体もこれからと思える馬なので、経験を積みながらさらに力をつけて行ってほしいですね」(北村宏騎手) 「初戦へ向かうにあたり、体調や精神面の大きな変動はなく、比較的落ち着いた状態でレースへ送り出せたと思います。パドックの中央にある芝部分で脚を滑らせるシーンこそあったものの、その影響はなく、馬場入りも落ち着いてできていました。初めての競馬で、なおかつ1200mという舞台にうまく対応できるかなと若干不安には思っていたのですが、その通りになってしまいましたね…。ただ、その後の巻き返し方、そして直線での伸び方は悪くなかったと思います。今日は促していかなければいけなかったため終いの切れ味をはかることはできませんでしたが、見どころはあり、評価できる走りをしてくれたと思います。伸び盛りの若馬ですから、その成長を阻害しないように接して結果につなげていきたいです」(萩原師) 軽さがあり、現状は力勝負よりもスピードよりの勝負が好ましいと考えられ、限られた条件の中で1200m戦を選択しました。結果的には序盤に戸惑いを見せて流れに乗り切れませんでしたが、中盤そして終盤の走りには見どころがあり、一定の評価はできるのではないでしょうか。初陣を飾ることはできず残念でしたが、今回の経験をプラスに活かしてまずは初勝利を目指していきます。今後についてはレース後の状態をよく確認した上で判断していきます。 |
キャロット公式より |
まず北村騎手からのコメントで息遣いの話はドキッとしましたが、暑さによるものだったようで‥この暑さの中よく走ってくれたと思います。
全般的に落ち着いた状態でレースに挑めたようですし、そこはイメージ通り。
萩原調教師から「1200という舞台にうまく対応できるか」というコメントは‥。
まぁここに参戦が決まった経緯はいろいろと事情がありそうな感はありますが、今日のレースぶりからも再度1200とはならないと思うので、そのあたりは次に繋がるデビュー戦になったんじゃないかなと。
騎手、調教師からはまだまだ成長途上という言葉が並びますから、その中でもこの時期にデビューできたことをプラスにしていってくれたらなと思います。