北海道・ノーザンファーム空港牧場に放牧中の3歳馬アランブレラです。
6/7 NF空港 |
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トレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。 「進めていく中で歩様等に変化は出てきていませんし、ここまでは順調に進めることができていると言っていいでしょう。このまま問題なく対応できるようであれば騎乗運動の再開も視野に入れていきたいです」(空港担当者) |
6/14 NF空港 |
トレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。 「引き続き、ここまでは順調と言えるでしょう。とは言え、未勝利戦が終了するまで多くの時間が残されているわけではありませんので、可能な限り早期に目途が立てられるように進めていきたいです。馬体重は584キロです」(空港担当者 |
6/21 NF空港 |
ロンギ場でフラットワークを行っています。 「ここまで良い意味で変わりなく進められているので、この中間から騎乗運動へ移行しています。軽めの内容で体を慣らしつつ、その後の状態も安定しているなら徐々に坂路入りを検討していきます」(空港担当者) |
6/26 NF空港 |
週2日は屋内坂路コースでハロン17~18秒のキャンターを1本登坂しています。また残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。 「この中間もスムーズに乗り込みをこなせていましたので、坂路での運動メニューを開始しています。引き続き、状態に合わせて調教を進めていきます。馬体重は574キロです」(空港担当者) |
キャロット公式より |
3月28日に右前脚の骨片除去手術を実施。
その後、段階を踏んで運動を進めてきましたが、手術から約3ヶ月経っていよいよ坂路調教再開になりました。
自分の中では坂路調教再開がこの休養期間の折返しかなというイメージ。
アランブレラの馬体を考えたらそれでも足りないんじゃないかなと思えるくらいなので、9月末のスーパー未勝利に間に合うかどうかですね。
まぁ坂路再開からスムーズに行けるかというのもありますし、中央の未勝利戦終了までに間に合わせようと無理はしてほしくないなというのが本音。
地方競馬からの再スタートを視野に入れても良いんじゃないかなと。
そう思えたのが、キャロットの3歳牝馬クロスデスティニーの近況。
この馬も年明けの3歳3月デビューの未勝利戦を2着のあと6月に骨折してしまいましたが、クラブコメントでは
「既走馬相手にいきなり2着に来るほどの能力の持ち主です。今ここで引退を即決するのはどうかという思いもあるため、クラブ、調教師、牧場と相談をした結果、ここで判断せず、地方競馬からの再スタートを前提にして本馬の今後の可能性を探ることにしました」
というものでした。
それならアランブレラも中央の未勝利にこだわらなくてもと思いますが、状態さえ整えば中央の未勝利でも当然、ということでもあるんだろうと思います。
まぁとにかくようやく坂路再開になったので、デビュー戦で見せてくれたあの走りを早く見たい気になってしまいますが、復帰に向けて着実に一歩ずつ積み重ねていってもらえたらと思います。