4歳2勝クラスのアップライトスピン。
日曜・東京8Rの芝1800の自己条件戦に出走しました。
前日の土曜日は日帰りで阪神競馬場へ。
翌日は東京競馬場へとハードな土日でした。
とりあえず日曜東京はアップライトスピンだけを見に行けばいいやと思ってたっぷりと寝ていたら、ギリギリどころかパドックの登場に間に合わず・・(笑
13時20分くらいに現地に到着してすでにパドック周回中でした。
馬体重は482キロで前走から6キロ増。
中間は500キロということでしたが、想定内とはいえやはり競馬場への移動で大きく減らしてしまいますね。
まぁそれでもプラス体重で出れるのは良いと思いました。
周回中に精神面でも気になるところはなく、三浦騎手が跨っても問題なし。
返し馬も軽やかに駆けていきました。
4枠7番からのスタート。
立ち遅れ気味のスタートになるも、リカバリーもあって先団へ。
最近の競馬の中では前目のポジションで追走することになって悪くないレースの入りと思いましたが、気づけば田辺騎手騎乗の3番人気グレイテストが後続を大きく引き離す大逃げの展開に。
1000m通過が56秒7。
さすがに1頭ぶっ飛ばしすぎで、アップライトスピンは後続の5番手の外を追走していたので、普通に乗ってくれば勝負圏と思って直線へ。
追い出しが開始されますが、どうも手応えが悪くフットワークが良くない・・。
前に進んでいかず上に逃げるような走りになってしまい、抜け出した先行勢との差は広がるばかり。
最後は後方から来た馬にも差されて1番人気に推されるも『8着』の入線となってしまいました。
20/11/15 池上厩舎 |
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15日の東京競馬ではスタートは速くなく促して中団につけ、直線勝負に挑んだが追われても思うような伸びはなく8着。 「体は思惑に近い形でしたし、パドックではちょっとチャカチャカしていましたが対応していたスタッフに確認してもイレ込んでいるほどではなく適度にスイッチが入っている程度ということでしたので、心身ともに悪くない状態で送り出せたのかなと思いました。やはり実戦となるとゲートがいくらか悪く、タイミングが合わずにスタートで後手を踏みました。それでいて少しポジションを取りに行く競馬を選択していましたね。1頭だけとは言えハイペースで行っている展開でしたからそこが上手くかみ合わなかったかな…という気もします。あとは、かかっているわけではないのでしょうけれど頭を高くしていました。ジョッキー曰く“トモが踏ん張れないから頭が上がってきてしまい、直線でも右へ張っていた”ということでした。う~ん…これまであのようなフォームで走ることはあまりなかったですからね…正直戸惑っています。距離どうこうといった話でもないように思えるレース内容でしたし、見せてなかった苦しさが実戦で出てきたのかもしれませんから、まずはレース後の状態を慎重に確認しておきます。僕自身、相当ショックを受けていますが、応援いただいている会員の皆様も同じ気持ちだと思いますし、そのような思いをさせてしまい申し訳ありません」(池上師) 前走後立て直しを図り、ウィークポイントのトモの状態は当時よりも良くなっているということでしたので改めて得意としている条件で巻き返しを図れればと考え今回のレースへ向かったのですが、残念ながらアップライトスピンらしい走りが見られませんでした。変な展開になったことも関係しているのかもしれませんが、溜めるところは溜めていましたし、それでいて反応できませんでしたから、苦しさが内包されていたのでしょうか。現時点では何が悪かったと断定しきれないですし、レース後の状態を慎重に確認したうえで今後について検討していければと考えています。 |
キャロット公式より |
調教師コメントからペース云々はあまり関係ないかなと思っていて、実際同じような位置で進めた馬たちが上位に入っていますからね。
それよりもやはり直線の走り方が気になっていて「トモが踏ん張れずに頭が上がって、右に張って」という三浦騎手のコメントがありました。
そう言われてみれば、今回の調教は1週前、当週と強め・一杯での併せ馬で全体、終いの時計が悪く動ききれてないような印象がありました。
馬体重の面で改善がうかがえる内容で体調面は上がってきてるのかなと思いましたが、中身が伴っていなかったのかもしれません。
そう思ってブログ用に写真を見返していましたが・・
パドックで逆光になる場所へ移動する前に正面から撮った写真。
これを見たら冬毛が・・。
この時期から冬場にかけて特に冬毛が目立ってくるのはこの馬の特徴ですが、この写真を見ると今回も結構モサモサしてました。
写真を撮った時に気づかず、場所を移動して逆光下+ちょっと距離のあるパドックでこの馬体の変化に気づかなかった・・。
実は体調面でも競馬に向けて万全の状態ではなかったのかなと感じました。
まぁとにかく明日の更新内容次第ですが、さすがにここは叩きの1戦と割り切って続戦の競馬に向かってほしいかなと思います。