3歳未勝利のイルミナル。
初勝利目指して格上の1勝クラスの競馬に挑みます。
20/8/25 NF天栄 |
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トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。 「ゲートのこともあるのでこのまま籍を置いて格上挑戦をしていくことになったということで、先週天栄に帰ってきています。1走だけで放牧なので、前回帰ってきた時よりは傷みが少ないと思え、早速乗り出しています」(天栄担当者) |
20/9/1 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。 「体の回復具合はややスローなものの体調自体は悪くないように思えます。背腰などのケアを施しつつ、少しずつ動かしながら体を戻していく調整方法にして、今週は15-15くらいの軽めでの登坂メニューも取り入れていますよ。馬体重は410キロです」(天栄担当者) |
20/9/8 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「先週あたりまでは乗っても15-15くらいにしていましたが、今週はもう少し速めて動かしています。経過はまずまずと思える状況なので、この流れで秋の新潟開催を目指してトレセンへ送り出せればと考えています」(天栄担当者) |
20/9/15 奥村武厩舎 |
15日に美浦トレセンへ帰厩しました。 「奥村調教師と相談した結果、このタイミングでトレセンへ送り出すことになりました。入りの問題があったゲートですが、天栄では通過まで練習してこなせていましたし、トレセンでの練習そして試験も無事にクリアしてくれることを願っています」(天栄担当者) 「先週、天栄での状況を確認してきて、このタイミングでトレセンへ連れてくることにしました。天栄でも入りの練習はしてくれていたようなので引き継ぐ形でこちらでも確認していきます。調教と並行しながら練習して、再審査を受けるタイミングを決めていくことになると思います」(奥村武師) |
20/9/18 奥村武厩舎 |
18日にゲート試験を受けて無事に合格しました。 「火曜日に入厩して翌日から早速ゲートの確認を行っていました。天栄でも練習してもらっていたこともあってか、入りについては特に問題ない様子を見せていたのでこれならば早めに受けられるのではないかという手ごたえを得られていました。その後、武史に手伝ってもらったうえで改めて確認したときの様子が大丈夫だろうと思えたことから、今朝再審査を受けたところ、合格をもらえました。ただし、駐立は怪しかったですね…。これは初期に見せていた不安定な部分でもあり、気をつけないと座り込んでしまう可能性があるので練習したほうがいいな…と見ていたところ、やはり発走員の方からもそのように言われました。また、前走時よりも少ない407キロという体で入ってきているのもあるので、精神面の変化により注意を払って調整を行っていきます」(奥村武師) |
キャロット公式より |
前走の新潟芝1800の未勝利戦ではゲート入りをごねて、レース後に再審査。
残りの未勝利戦期間に出走不可能となり、秋の格上挑戦が決まり天栄に放牧。
9月15日にトレセンに帰厩して、即ゲート試験に合格。
ただ駐立に怪しい部分がありということで引き続き注意が必要そうです。
その後は在厩のまま第3場の新潟開催を目標に仕上げてきました。
20/9/24 奥村武厩舎 |
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23日は軽めの調整を行いました。 24日は美浦坂路で追い切りました(54秒5-39秒5-25秒6-12秒6)。 「ゲート試験に合格した後は無理せずじっくりと動かすことにし、月曜日に15-15を行って準備しておいて今朝から追い切りを始めています。体の状況から考えていきなりビシッとやるべきではないだろうということもありますし、単走でサッと動かして大体半マイル55秒を切るくらいの時計を出しています。動き自体に問題はなく、肝心の体は微増ではありますが先週より5キロほど増えています。カイバを食べられる量は徐々に増えてきていますし、良い傾向ですね。毛ヅヤは入ってきた時から良いので、動かしながら体を膨らませていくことが一番のポイントと捉えて調整にあたっています」(奥村武師) 10月11日の新潟競馬(3歳上1勝クラス・芝1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。 |
20/9/30 奥村武厩舎 |
30日は美浦坂路で追い切りました(53秒9-39秒3-25秒5-12秒8)。 「じっくりと動かしながら体の張りを引き出すようにしてきたところ、角張ったところが徐々に取れてきましたね。体重は微増ではありますが今週の計測で414キロ。毛ヅヤは変わらずいいので、良い傾向にあると見ていいと思います。追い切りは今朝行いました。先週は無理のない形でサラッと行いましたが、今週は併せにしています。やりすぎてオーバーワークになることは避けたいけれど、適度な負荷をかけたいと考えて3頭併せの中で先行させました。後ろから来る馬と併せて伸ばすようにしたところしっかりと動けていましたし、いい形で調整できたのではないかと思います。来週の競馬へ向かえればと考えていますが、未勝利馬ゆえに空きがないと出られませんから、そのあたりのことも考えて当該週の調整を行うつもりです」(奥村武師) 今のところ10月11日の新潟競馬(3歳上1勝クラス・芝1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。 |
20/10/7 奥村武厩舎 |
7日は美浦坂路で追い切りました(52秒6-38秒6-25秒1-12秒6)。 「変わらずに動かせており、順調と言える状況にあると思います。先週と同様、今朝の追い切りも坂路に入れ、先頭を走って後ろを待つ形の追い切りを行いました。脚取り、併せてからの様子などにも気になることはありませんでしたし、いい意味で言うことがないと思える動きでしたよ。武史が“もう1回乗せてほしい”と言ってきたので先週の金曜日に跨ってもらってゲートの確認をしたのですが、入りも駐立も問題なく対応できていたので、我々もですが武史自身もいい印象を抱いて臨めるはずです。肝心の体ですが、数字だけの話ではないのですが今週計測した時の馬体重は419キロで、徐々に戻せている状況にあります。今朝の追い切りとこの後の新潟への輸送を考えると減るとは思いますが、上手く行けば前走時と同じくらいで出走できるのではないかと思います。それ以前にまずは今週出られる枠があるかどうかでしょうから、何とか入ってくれることを願っています」(奥村武師) 11日の新潟競馬(3歳上1勝クラス・芝1800m)に横山武騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
今回の帰厩時は毛ヅヤが良く体調面は良さそうです。
馬体重は相変わらずという感じで、オーバーワークを避けながら膨らましながら直前で419キロ。
新潟までの輸送を考えると前走414キロをキープできていればいいかなという感じでしょうか。
馬体キープを主眼の仕上げですが、調教の動きは相変わらず良さそうですし、レースに向けて整ったと言えそうです。
あとは引き続き新潟外回りの芝1800という条件がどうかというだけですね。
鞍上はその前走の勝ち馬に乗っていた横山武騎手。
最近このパターンが本当に多い(笑
5月に新潟でこのコンビが実現する話もあり調教でも跨ってもらってたわけですが、その時は東京2000に参戦したことで流れ、ここでようやく実現という感じ。
格上挑戦の条件に関しては、結果的に昨日の新潟8R・芝1600がフルゲート割れならばそちらに向かうという柔軟性がないのは残念なところですが、この条件でなんとか勝ち上がらなければなりません。
前走のフェルマーテの馬上からイルミナルを目標に乗っていたわけですし、この馬の使える脚が短いということも把握しているはず。
いかに直線での追い出しを我慢できるか、もしくは腹をくくって後方から外直線一気の競馬を選択するか。
乗り難しさはあると思いますが、イルミナルの能力と鞍上の勢いに期待しています。