3歳未勝利馬のキアレッツァです。
前走は8月4日の新潟ダート1200で4着。現地まで見に行きました。
そこから在厩のまま、一旦美浦まで戻りましたが、先週また新潟競馬場に移動しています。
19/8/7 萩原厩舎 |
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7日は軽めの調整を行いました。 「段々とレースでのパフォーマンスが良くなってきているように、ようやく馬自体がしっかりしてきているのでしょう。今回のレースも内容自体は悪くなかったですからね。伸びしろはまだあるはずだし、それを引き出すためにはとにかく時間が欲しい。そのためには残された期間の中で何とか勝ち上がらせなければいけないということに尽きると思います。まずは体調の見極めを行っています。脚元の異常はなさそうなので、疲れが目立ってきたり精神的に余裕がないということでなければ基本的にはこのままトレセンにおいて来週以降のレースを目指していくつもりです」(萩原師) |
19/8/14 新潟競馬場 |
13日に新潟競馬場へ移動しました。14日は軽めの調整を行いました。 「先週いっぱいは疲れを取ることに終始していましたが、段々と癒えてきて悪くない状況にありました。それで次の目標を新潟の5週目に置くことに決めたのですが、前回1週間前に現地に連れていって調整したのが良かったので今回も同様の形で行こうと思い、さっそく連れていくことにしたんです。台風等の影響もあるかと思い火曜日に運んだので、今週は軽めをメインにし、金曜日か週末あたりに終いだけ伸ばしておいて来週に備えるつもりです」(萩原師) 24日もしくは25日の新潟競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に木幡育騎手で出走を予定しています。 |
19/8/21 新潟競馬場 |
21日は新潟ダートコースで追い切りました(72秒9-56秒7-42秒2-13秒6)。 「前走の疲れは段々と癒えてきていますが、それでも不安が全くないというわけではありません。この馬のウィークポイントは背腰で、毎度競馬のあとは疲れがあります。そのこともあり今までは少しでも回復期間を設けるため放牧に出してレースへ向かうというサイクルで来ていましたが、今回は時期的にそうも言っていられないため続けて向かうスケジュールです。期間的に不十分になりますから少しでもダメージを回復できるようなやり方で調整して競馬へ向かえればと考えていました。先週は火曜日に移動させたので水、木と軽めにし、金曜日に時計を出して、土日はあまり強く乗らないようにしました。そして、今週は水曜日にサッと動かして時計を出しています。動き自体はいい意味で変わりはありませんが、コンディションがパーフェクトと言えるわけではないので、残された日数の中で少しでも良くできるように取り組んでいきます。ケアの期間を設ける観点だけで言えば今のところ日曜日をメインに考えていますが、最終的にはメンバー構成を見て判断します」(萩原師) 25日の新潟競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に木幡育騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
まずは前走のレースの疲れを取ることを主眼に、回復に時間を取って調整が進められました。
そして未勝利期間が終了する1週間前になる今週の土日の競馬を目標に、すでに先週中に新潟競馬場へ移動済み。
先週の金曜、今週の水曜と新潟ダートで軽めに2本の時計を出しています。
間隔が詰まることでコンディション面がパーフェクトではないという感じですが、だんだんと良くなってきたレースパフォーマンスを今回の1戦で結果に結びつけたいところ。
それにはレースメンバーも重要で、今週は土日に新潟ダ1200が2鞍組まれているので、メンバーの分散が考えられる条件。
キアレッツァと同様に、今開催の新潟で優先権を持っている中で、最有力馬はセイドアモール、エンシャントロア、スマートエリスあたりでいずれも牝馬。
特にセイドアモールは2走前に1分11秒4と抜けた持ち時計を持っていてかなり強力。
想定段階ではキアレッツァが日曜、セイドアモールが土曜だったのでそのままと願っていましたが・・
キアレッツァはそのまま日曜で出走が確定。
確定した出走表には、セイドアモール、さらにスマートエリスの名前も・・(笑
土日で見たら、どちらかといえばメンバー強めの日曜に出走が確定してしまいました。
まぁこれは狙って選べるものでもないと思うので仕方ないところかと。
前走4着時の3着馬もいて、持ち時計を見ても早い時計を持っている馬が5頭いて、いずれもテンが速そう。
先行激化で、ためていってチャンスがあればいいですが、やはりこの条件なので、まずはゲートを決めて、離されすぎずに追走できれば・・ですかね。