明け3歳のキアレッツァです。
11月の福島の未勝利戦を10着後、そのまま天栄に放牧。
2月東京を目標に先週帰厩してきました。
19/1/8 NF天栄 |
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トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「段階を経て少しずつピッチを上げて、この中間は3ハロン40秒ほどの時計も織り交ぜていました。今朝はそのくらいの時計を出す調教を課したところで、上がりの様子も変わりなく、ここまで順調に調教を行えています。萩原調教師と相談した結果、東京開催での出走を目指していくことになりましたので、移動に備えて調整をしていきます」(天栄担当者) |
19/1/16 萩原厩舎 |
13日に美浦トレセンへ帰厩しました。 16日は軽めの調整を行いました。 「天栄でじっくりと乗り込んでもらい、2月の東京開催へ向かうことができそうな状態にある報告を受けていました。それでこれまでのレースっぷりを踏まえて次回は1400mを本線に考えて、2週目に組まれているレースから逆算して3週間前のタイミングで戻させてもらっています。先週は日曜日まで検疫があり、その日の検疫を使って帰ってきていて、全休日の火曜日を挟んで月曜日と今日とじっくり体を動かしています。正直に言うと、あまり大きくは変わっていないのかな…という印象ですが、それでも時間をかけて乗り込んでもらった分だけ中身は違っているのではないかと思うので、何とか前進を図れるようにやっていきたいです」(萩原師) 2月3日の東京競馬(3歳未勝利・芝1400m)を目標に調整しています。 |
19/1/23 萩原厩舎 |
23日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒9-40秒9-13秒1)。 「帰ってきた時の印象は以前とさほど変わってはいないかな…というものでしたが、体調自体は悪くなさそうだったので、レースへ向けて調整を進めています。今朝は追い切りにして、技術調教師の稲垣を背にしてウッドチップコースで2頭併せの追い切りです。キアレッツァが先行して追走してくる相手を見ながら終いを伸ばしていますが、最後までしっかりと動けていましたね。体の格好を見るとそこまで違いはないのかなと思うものの、この動きを見ると時間をかけて乗り込んでもらった分の効果はあるのかなと思えます。何とかこの調子で来週の競馬へ向かい、少しでもいい結果に近づけたいですね。前走跨ってくれた元気は乗れないようなので、違う人にするなら先入観のない人のほうがいいだろうと思い、今回はブロンデルジョッキーに依頼をしています」(萩原師) 2月3日の東京競馬(3歳未勝利・芝1400m)にブロンデル騎手で出走を予定しています。 |
キャロット公式より |
天栄で時間をかけて乗り込まれての帰厩。
帰厩直後の萩原調教師は「大きく変わってないのかな・・」というものでしたが、今日の調教ではいい印象を与えることができたみたいです。
先週のコメントは、いや、それを変えていくのが調教師じゃないんかいと思いましたが、まぁ今回はよいでしょう。
2月東京開催で使う態勢が整ってきて、目標とする条件は芝1400。
3戦の内容からはこの条件かなと思っていたので、この選択もOK。
騎手は「先入観のない人のほうがいいだろう」ということで、短期免許のブロンデル騎手。
この選択も個人的には結構歓迎。
あとはキアレッツァが競馬で力を発揮できるかですが、考えてみるとここ3戦は、福島、新潟、福島。
相手関係を考慮した選択ではありましたが、気持ちの面で不安定なところがあるという見学時の話から、ここ3戦は輸送の影響もあったかもしれない?
と考えると、東京での出走は変わる可能性があるかもしれません。
そのあたりは現地でパドックの様子、返し馬などしっかり確認したいと思います。
今日の他馬の更新でこんなコメントがありました。
未勝利戦で3戦連続9着以下になると2ヶ月出走できないという、いわゆる“スリーアウト制度”
呼び方はスリーアウト制度で定着するんですかね。
キアレッツァはここ2戦が10着、10着ですが、このルールの適用は「2019年度以降の競走を対象といたします」というJRAのHPの文言を信じて、今回二桁でも大丈夫と思っています。
いや、そんな心配をせずともという結果、内容での前進を期待です。