'15 フェールデクール

3歳5月 右前浅屈腱炎が判明し引退

投稿日:2017年5月10日

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4月に初勝利をあげてくれたキャロットのフェールデクール
脚元の状態が芳しくなく厩舎で様子見のために先週帰厩していましたが、
本日検査を行った結果、右前浅屈腱炎が判明。
残念ながら引退が決まりました。

5/10  引退
10日にエコー検査を行った結果、右前浅屈腱炎が判明しました。
「先週1週間、無理のない程度にゆったりと動かしながら脚元の状態を観察していましたが、目立った腫れこそ見られないものの、スカッとはしていなかったので獣医師と相談をしてエコーを撮ることにしました。その結果、浅屈腱炎を発症しているということがわかりました。正直、出たとしても外見からするとそこまで大きなパーセンテージではないのではないかと思っていたのですが、いちばん損傷している箇所で29.5パーセントが傷んでいるということだったんです。初戦後のエコーでは腱が抜けているということはなかったのですが、大事をとっていく必要はあるということは把握していましたし、無理使いはしないように気を付けていたのですが…。前走交流戦とは言え勝つことができて本当に嬉しく思っていましたし、この馬の成長に期待を寄せていたのですが、このようなことになってしまい申し訳ございません」(高柳瑞師)
調教の良さがなかなか競馬で発揮できずにいましたし、血統的な背景からもおそらく本格化するのは先であろうと思っていました。そのため前走は交流戦を選択し、まずはひとつ勝って将来の成長につなげていければと考えていたのですが、初勝利を挙げた矢先にこのようなことになってしまいました。今後の成長にも期待がかかっていただけに非常に悔しい限りですが、屈腱炎の程度やそれによる再発の可能性を鑑みて高柳瑞樹調教師と相談を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
キャロット公式より

デビュー戦後に腫れた右前脚は、使うたびに気にかけていたところではありましたが、
今回は屈腱炎という診断が下ってしまいました。

それでも復帰を目指すケースは多くありますが、
損傷率29.5%というのは現役続行を断念するくらいに大きい損傷率ということなんですね。

ようやく1つ勝てて、これから先の競走生活が楽しみだなと思っていただけに、
ここからまだまだ成長していったであろうフェールデクールの走りが見れなくなるのはただただ残念です。

先月の川崎で、現地で勝利の瞬間を見れたこと。
口取りをすることができたのは、本当にいい経験をさせてもらいました。

201704

その後に天栄で初勝利の労をねぎらえたのも、嬉しかったです。

[フェールデクール] 3歳5月 右前浅屈腱炎が判明し引退

4戦での引退は、本当に残念ですが、
フェールデクール、お疲れ様、いい思いをさせてくれてありがとうと言いたいですね。

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