ついにデビューを果たしましたファルセータ。
目立った時計もなかったため、競馬専門紙はほぼ無印。
当日の人気も12番人気でした。
その各紙に載っていた千田師の良いコメントをまとめてみると、
「馬っぷりがよく素質は秘めていそう。叩いて良くなりそう」
という感じでした。
グリーンチャンネルのパドックでは、テンション高めでしたが、
後のコメントを見ると問題ないくらいだったようです。
馬体重は526キロ。
やっぱり見栄えのする馬体で、リハビリ時は560キロ弱ありましたからね~。
それでもまだまだ良化の余地を多分に残していそうなゆるゆるボディって感じでしたね。
注目のスタートですが、
ゲートが開いた瞬間、クビひとつくらいの遅れ。
ただ、そこから促されると、二の脚が速く、
スタートから100m過ぎて芝からダートに変わるところで2番手に押し上げることができました。
その後は、外から何頭か来たこともあり、内で5, 6番手を追走する形に。
キックバックを気にするような感じはなかったと思います。
4コーナーから直線に向け、ポジションを押しあげにかかりますが、
ポジション変わらずに直線へ。
右ムチも入って、ジリジリ伸びてきそうな気配でしたが、
残り300の地点で、勝ち馬となる12番に先に外の進路に入られ、
先行していた前の馬が下がってきたところで、ブレーキが掛かる形に。
そこから外に進路を変えて再び追い出しますが、
一気の伸び脚見られず13着という結果でした。
7/23 千田厩舎 |
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23日の中京競馬ではまずまずのスタートから先行策を取るも直線は伸びを欠き13着。 「今日がデビュー戦ということで馬に跨がる時などは少しうるさかった のですが、それ以外は特にイレ込むようなこともなくいい雰囲気で臨めたと思います。スタートも上手にちゃんと出てくれて道中はいい行きっぷりを見せてくれ ましたね。包まれたところで周囲を多少気にするようなところはあったものの初めての競馬ですし、これは仕方ないでしょう。いい結果を出せずに申し訳ありま せんが、着順ほど悲観するような内容ではありませんし、次はもっと動けるはずです」(岩崎騎手) 「初めてにしては行き脚もついていいスピードを見せてくれました。道中は砂を被ってのレースぶりでしたから、次はもっと楽に行くことができると思います。この後については優先権を逃してしまったので出走状況を確認しながら検討していきますが、脚元のこともありますし、短期間でもリフレッシュ放牧に出すことも考えています」(千田師) 待望のデビュー戦は、負けたとはいえ道中はいい行きっぷりだったように、スピードのあるところを見せてくれていたのではないでしょうか。慣れの見込める次走はさらに前進を期待したいものです。この後は脚元の様子や出走状況を確認しながら検討していきます。 |
念願のデビュー戦を終えて、脚元も問題なさそうでひとまず安心です。
13着という結果は結果ですが、岩崎騎手のコメントのように、
そう悲観する内容ではなかったかなという感じです。
(まぁあれだけ詰まったレースぶりはちょっとは悲観してもいいかもしれない・・笑)
今回のレースは脚元のことを鑑みてダートでしたが、
本質としては芝でこその馬かと思いますし、
芝スタートから見せた二の脚の速さは光ってました。
(もう1頭の3歳出資馬にその先行力分けてもらいたい・・・笑)
例えば小倉の芝1200なら、
スタートを決めて押しきれそうなイメージを持たせてくれるには十分だったと思います。
この後は一旦リフレッシュが吉になりそうですが、
今日のレースを次に繋げてもらって、なんとか1勝を目指したいところです。