準オープンの2戦目、湾岸Sに出走したレイズアスピリットでしたが、
4番人気に推されましたが、残念ながら結果は6着でした。
まずは、公式コメントを。
4/11 上原厩舎
11日の中山競馬ではスタート後に急かさず後方2番手から進める。向こう正面からじわっとポジションを上げていき直線勝負に挑んだが、ふらつくシーンもあり6着まで。「前回が引っ掛かってしまいましたので先生とも相談して後ろから急かさずリズムを整える戦法で行くことになりました。じわっと進むことができ、今回は折り合いに難を示すようなことにはなりませんでした。道中の感触もまずまずで、できるだけ揉まれない形から勝負しに行ったんです。直線に向いてさらに上げようとしたのですが、右へモタれる素振りを見せました。それで矯正するように右からステッキを入れたところ今度は外へ逃げるように膨らんでしまいました。福島でも同じようなところはありましたが、あれだけ一気に外へ行くというのはありませんでしたし、もしかしたらいくらか苦しさもあるのかなと感じました。前走に続き、いいレースにならなくて悔しいですし、本当に申し訳ありません」(丸山騎手)「前回は具合が良すぎたこととこれまでよりはプレッシャーを受ける形になったことから気負ってしまったのかなと考えました。このまま力むことを続けさせて悪いリズムを馬が覚えることは避けさせたいと考え、ジョッキーと運び方について相談しました。極端な言い方をすればわざと出遅れさせてもいいから後ろよりじっくり進めてほしいと指示を出したんです。派手な出遅れこそしませんでしたが、うまくリズムを整えながら後ろより進めてくれましたね。道中の雰囲気も良さそうだなと思えましたので勝負どころから直線は期待して見ていたのですが、外にヨレてしまいましたね。物見したのかなと思っていたのですが、内にモタれたのを右からステッキが入ると逃げるように外へ行ってしまったみたいですね。あれが真っ直ぐ走れていたら掲示板はあったのかなと思うと残念ですが、差のないところには来ています。前回の課題はクリアしてくれましたが、まだまだこれからの馬です。これからもいい競馬をしていけるようにしっかりやっていきます」(上原師)今回は在厩のまま調整し、続戦しました。前回の気合いがうまく抜けてリラックスしてくれるのではないかという狙いもあったわけですが、それだけでなく陣営も意思確認をしっかりとしたうえでレースへ臨んでくれました。いい結果にならなかったことは残念ではありますが、現級そしてその後のレースで戦っていくうえで課題をひとつずつクリアしていくことは非常に大事なことになりますので、折り合い面に進展を見せたことは収穫と言えると思います。これからも少しずつ力をつけ、またいい競馬を見せてくれたらと期待しています。今後については様子を見たうえで判断しますが、リフレッシュ放牧を挟むことも考えています。
※コメントや写真はキャロットクラブ様より転載の許可をいただいております。
レース回顧ですが、コメントどおり、
今回もまずまずのスタートから、丸山騎手はすぐに内の馬の後ろに入れて、
前回の反省が伺えるスタートになりました。いい感じ。
道中も、折り合いがついているようで、いい感じ。
レースのペースが上がらない中、後方でリズムよく進めることができました。
3角を過ぎて丸山騎手が仕掛けると後方2番手から先頭集団を射程圏の位置まで押し上げ、
福島やグッドラックハンデのパターンに持ち込みました。
大外を回って直線に入ってきましたが、
内の1番マイネルジェイドに馬体を併せる形で伸びてきている!
ここでテレビが先頭争いにズームアップ。
「ええい、外だ!外を映せ~!」
「ふぁっ!!?」
馬体を併せていたはずのマイネルジェイドとレイズの間に、
5頭くらいのスペースが..???
かなり外を走っているレイズ..
それでも坂を上がって、差を詰めてきましたが、6着。
原因は、丸山騎手のコメント通りですね。
レイズが横に飛ぶところはよーく知っています。。(笑
新馬戦 蛯名騎手
「直線まわりの馬が近くにいた際は問題なかったのですが、
驚いたように急にビュッと横に逃げてしまいました。」
未勝利勝利時 上原調教師
「2か所ほど膨らんで怪しいところを見せていたようにまだ粗削りな面があるのは否めませんが」
レイズよ、12戦目にしても変わらぬ荒削りな走りを見せてくれるんだね。。(笑
今後は、横ではなく前に飛べるように成長していかないとですね。
ただ、そんなフラついた走りもある中、
上がり3Fはメンバー2位タイの34.0でした。
次は間隔が開くかもしれませんが、上がり勝負の東京でも対応できるかも?
もう1戦1600万下の東京を使うか、
無理せず、降級を待って福島や新潟の1000万になるか。
いずれにしても、まだまだ成長の余地のあるレイズアスピリット。
次のレースも楽しみです。
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