2歳牡馬グランヴィスタ(エルミラドールの16)です。
9月10日に北海道から天栄に向けて移動。
その後、予定通り先週の水曜12日に美浦へ入厩。
最短でのゲート試験合格なら今日だなと思っていましたが、見事クリアしてくれました。
18/9/12 栗田徹厩舎 |
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12日に美浦トレセン・栗田徹厩舎へ入厩しました。 「調教師の話だと、一度入厩の話が出ていたけれど疲れからか歩様に波が出たということで、慎重に経過を見つつ再調整されていたと聞いています。それでもここに来てようやく移動を検討できる段階に入ってきたということでこのタイミングで入厩する運びとなりました。天栄をワンクッションしてきたとは言え、まだ体力がつき切っていない若馬にとって移動は大変でしょうから、まずは体調面に異常がないかをしっかりと確認していきます。そのうえで少しずつ動かしながら美浦の環境に慣らし、それから徐々にゲート練習を取り入れていきます」(担当助手) |
18/9/19 栗田徹厩舎 |
19日はゲート練習中心のメニューを行いました。 「先週入ってきて少しずつ動かしているのですが、馬体の緩さが目立つ状態です。以前不安を見せたことがある左前脚の捌きはさほど気にならないもののトモの送りはもうひとつで、弱さは依然としてある状態です。本来なら積極的にゲート練習を取り入れていきたいところですが、急かすのは良くないと捉えて先週いっぱいは軽めに留めて美浦の環境に慣らしながら体を整えることして、今日から練習を始めることにしました。1回目は入っていかないようなところを見せましたが、2回目は少し慣れたか1回目よりはスムーズ。最初ということもあって扉が空いた時の反応はまだ遅いですが、少しずつ上達してくれるはずです。回数を重ねていくと体が堪える可能性も考えられるのですが、まずは何とか試験合格を目指したいです」(栗田徹師) |
18/9/21 栗田徹厩舎 |
21日にゲート試験を受けて見事合格しました。 「水曜日に初めてゲート練習したときは寄り付きがひと息で、なおかつ扉が開いた時の反応は乏しかったのですが、翌日にも練習へ行ったところ初日よりは良化していました。スタートは速くないものの、体の弱さが見られるので、あまり時間をかけないで合格させられればという理想を持っており、練習の延長線で試験を受けてみることにしました。入り、駐立で大きな問題を見せることはなく、出はゆっくりでしたが、大目に見てもらえて合格をもらうことができました。トモ、特に左飛節まわりが弱くて、無理がたたると故障を誘発してしまうのではないかと心配するところでもあったのですが、早期にクリアできてホッとしました。正直に申しますと、今このまま競馬へ向かうのは得策ではなく、芯がしっかりするまで時間をかけたほうが良さそうに思える状態です。合格したばかりなのでまだ詳細は決めていませんが、基本的にはいったん放牧に出して成長を促してから競馬へ向かっていけるようにできればと考えています」(栗田徹師) |
キャロット公式より |
まずはゲート試験を一発でクリアしてくれてよかったです。
これで2歳出資馬の5頭全頭がゲート試験をクリア。すばらしきかなと。
そしてグランヴィスタについてですが、栗田徹調教師に言わせると「馬体の緩さが目立つ状態」で、特に左トモ、飛節まわりはウィークポイントになりそうですね。
トモのゆるさは北海道でも言われていましたし、左前の歩様に違和感が出たのもトモがゆるい故かもしれませんね。
8月の写真でも左後ろは少し気になりました。
まぁゆるさはハービンジャーぽいところかなと思いますし、ここで天栄に戻して時間をかけて成長を促しつつ解消していければですね。
とはいえ、デビュー戦を見据えるにもギリギリ11月の東京は考えられそうなんじゃないかなというタイミングなので、そこに期待しつつ。
デビュー後は3歳2月東京、4月後半東京、5月後半東京の4戦。
このイメージで行きましょう(笑
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