デビューしましたキャロットのチャームクォーク(フェルミオンの14)。
これで2歳世代の出資3頭ともにデビュー完了。
3頭とも順調にデビューしてくれてまずはよかったです。
さて、東京競馬場。
午前中、向かう時には激しい霧が発生。
東京競馬場はどうなんだと思いましたが、いつしか霧が晴れて、
競馬場は上着を着ていて暑いくらいのポカポカ陽気でした。
さぁ、パドック。
メンコもバンテージもキャロットカラーで登場です。
目立って気負ってる様子はなく、
特に、1頭だけ外々を回っているのが印象的で、とてもいい雰囲気に見えました。
止まれの合図。
目の前で止まったのはチャームクォークではなく、
10番のジュリエットベール。
お、尾関調教師!
来年の仔よろしくお願いします!
と、心の中でお願いをしておきました(笑
その後ろには、断然人気のハナレイムーン。
416キロと小柄な馬体でしたが、ディープの牝馬ぽくてキレそうだな~というカラダつきでした。
さて、こちらも内田騎手が騎乗して本馬場へ。
と、無事に本馬場へ入場。スタート地点へと駆けていきました。
さぁ、レースが始まります。
16頭の新馬ですが、チャームクォークも含め全頭スムーズにゲート入り。
ゲートが開いてスタート。
出遅れることもなく先行集団の7, 8番手あたりに付け、
お、いい感じと思ったのも束の間。
ハミを噛んで行きたがってるのを、左手綱を引いて抑える内田騎手・・(笑
すると、完全に頭が上がったチャームクォークの姿が、
ターフビジョンに映って「あーあー」と苦笑い(笑
それでもポジション的には、断然人気のハナレイムーンのすぐ後ろで、
そのまま付いてきてくれ~と直線へ。
しかし、直線でハナレイムーンが外から楽に伸びかけると、
チャームクォークは反応しきれず。
1頭抜けた勝ち馬は別として、
他の先行集団と同じ脚色で、『7着』でフィニッシュでした。
やはり事前に聞いていたとおり、走りに課題があるということと、
新聞などのコメントで師のワンパンチ足りないという現状の評価。
そのままの競馬になってしまった感ですね。
11/20 大和田厩舎 |
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20日の東京競馬では先団の馬群の中で何とかなだめながら進める。直線へ向いて追われるとジリジリ伸びるが、前へと迫ることはできず7着。 「走りのバランスに課題があると聞いていましたからそれを頭に入れて、今回の経験を無駄にさせないようにしたいという気持ちでレースへ臨みました。教える必要もあったので馬群のなかで進めるようにしたのですが、馬が近くなったこともあってか途中から反るようになったり、バランスに左右差が出る走りになってしまいましたね。結構苦しい形にはなりましたけれど、そこで僕の気持ちが折れて行かせてしまっては経験が無駄になると思ったので我慢させました。そして、直線へ向くとジリジリとは脚を使っているのですが、前のめりのフォームでしたね。トータルして言えば、トモを中心としてまだ体がパンとし切れてなく、しっかり使えていないことによるのだと思います。トモを中心に体をしっかりと使えるようになれば、頭の位置も程よい高さになってグンっと前へ進むような走りができるようになるはずです。モノは悪くないので、先を見据えながら考えてあげて欲しいなと感じた馬です」(内田騎手) 「早い段階から先入観を持ってしまっても良くないかなと思い調教には乗ってもらわなかったのですが、それでもポイントとして捉えていたことは事前にしっかりと伝えていて、競馬を教えて欲しいとジョッキーにお願いしてありました。競馬へ向かう雰囲気は良く落ち着いて臨めたのですが、いざレースへ行って前との間隔が狭くなると苦しくなっていましたね…。そこで我慢をしてくれたことで、その後の走りはまずまずではあったものの、終いの伸び方はまだピリッとはしておらず、良くも悪くも調教で感じたものに近い走りでした。現状はまだ体がしっかりとしておらず、どこかに頼ってしまうところもあるのでしょう。これから力をつけていければ変わってくる馬でしょうが、あまり詰め込みすぎると苦しくなってしまうように思えます。今後の状態を見ながらになりますけれど、適度に間を設けつつ使っていって変えていくのが理想かなと現時点では考えています。ジョッキーも素質を評価してくれていますから、何とか良くしていけるように育てていきたいです」(大和田師) 稽古の様子からも課題を捉えていましたから実戦でも確認し、また競馬を覚えさせていければと考えていました。実際のところ、そういったところは見せていたものの人馬ともに我慢してくれましたので、この経験が今後に活きてくれるはずです。今の時点では非力さを感じさせる状態ですので長い目で成長させていければと考えています。 |
と、長文更新です。
まず内田騎手が必死に抑えていたのは、そういうことですねと納得。
レース前から、競馬を教えてほしいと思っていましたが、
まさにその形になって、これが今後にプラスになってくれればと思います。
騎手、調教師からは、体がパンとしきれていないという指摘。
やはり続戦という形を取らずに、放牧となりそうです。
とまぁ、現状は山ほど課題のある中で、7着という結果だったので、
これは、成長してくれば問題ないだろうと楽観的に考えてます(笑
パドックで見た馬の雰囲気は、本当に一番いいんじゃないの?
と思ったくらいだったので、今後の成長におおいに期待したいと思います。