先日行ってきた天栄牧場見学。
もう1頭のご対面は2歳馬フェールデクールです。
レイズアスピリットと比べて体重は20キロくらい大きいくらいですが、
こちらは骨太筋骨隆々でより迫力がある馬体でした。
対応してくれた方は、引手の方だったので、
馬に近づいてお話を聞くことに。
- ゲート試験で繊細なところを見せていたようなんですが
「あー、確かに乗ったりすると物見したりそういうところがあるかもしれないですね。
今も、向こうの方を見てましたよ」
- こちらに戻ってきてからは順調に過ごせてるようですね。
「そうですね。
目標のレースも決まっていますし、9月24日(土) 中山・芝1600目標です。
2歳のデビュー前なので、ちょっと早めに、9月頭には帰ると思うのでこのまま順調に行けば」
ということで、いきなりデビュー予定の話が出てきました。
9月24日(土)は、9Rに1000万下の芝2500の九十九里特別があり、
もしかすると数分前に見学したレイズアスピリットと同日出走ということもアリエルのではないかとニヤリ。
- 上の兄、姉はダートで走ってるかと思うんですが、
初戦は芝でということになったんですね。
「そうですね。お父さんはハービンジャーでしたっけ?」
- えーっと、ダノンシャンティです。
「すみません、ハービンジャーが多いので(笑」
- はは(笑
「走り方や、乗った感じからも最初は芝でいいんじゃないかなというのはありますね」
- やっぱり大きいですね。
「500キロは超えてますね。510キロくらいあります」
- これがレースではお腹周りが絞れてくると
「トレセンではもっとハードな調教になるので、
ここから20キロくらい減って490キロ台で出てくるんじゃないかなと。
こっちではそれも考慮して馬体を仕上げますので」
- 骨格もガッチリしている方ですよね?
「そうですね、馬格はあるほうですね」
- 普段接していて、気になるようなことはありますか?
「今のところは、デビュー前ということでこの馬自身なにも知らないということもあって、
乗っていてもズルいところがあって子供っぽいところは結構ありますね。
その辺は経験を積んで、良くも悪くもなることもあるので、
どう成長してくれるかというところです。
ただ、今のところ手を焼くこともないですし順調に来ていますね」
- (先ほど見学した) レイズアスピリットは成長するに従って首差しが太くなったと言ってたんですが、
この馬はもう今の段階でも十分大きく感じますね。
「この馬は、筋肉が盛り上がってますからね」
- まだまだ大きくなるんですかね?
「なると思いますね。馬の成長力ってすごいですからね」
と、こんな感じで、15分弱。
デビュー前ということもあるのか、
ハービンジャー産駒でしたっけ?と言われた時は、「え?」って感じでしたが(笑
ゲート試験の件も把握しているようではなかったですが、
普段接していてもまだまだ子供っぽく、
デビュー前でなにも知らないというのが大きいんじゃないかなと。
もともと、出資した時に「芝で走ってほしい馬」と思っていましたが、
芝デビューを選択した、芝に対する手応えを聞くために、
上がダートで走ってることを引き合いに出したのですが、
翌日更新されたキャロット公式のコメントがこちら。
8/9 NF天栄 |
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トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「一時はバサッバサッという感じでもうひとつかなと感じる動きを見せていましたが、今朝速いところを行ってみたところ、まずまずの動きを見せてくれていましたね。母系のイメージからダートなのかなという印象もないわけではないですが、芝でもどのくらい走れるのか見てみるのもありでしょうね。この後もしっかりと乗っていき、良さそうであれば中山くらいでのデビューを目指してみませんかと調教師と相談をしていくつもりです」(天栄担当者) |
なんか、自分とのやりとりがクラブコメントに影響してるんじゃないか?とニヤリ(笑
あ、デビュー戦について調教師と話が付いているのかどうかは聞くのを忘れてました。
とにかく順調のようでしたし、
まだまだ子供っぽいと言われる中でもこの馬体。
中山のデビュー戦で会えるのが楽しみです。