東京サラブレッドクラブ、東サラの2020年度募集が始まってます。
カタログを開くと
レッドベルジュールx武豊!
もう1ページめくった見開きにも
レッドベルジュールx武豊!!
カタログの終わりの方にももう1枚使われていて、なんとも自分得な今年の募集カタログ。
もう1冊請求しようかな(笑
そんな感じで、7月10日(金)から31日(金) 12:00までの間で始まっている東サラの先行募集期間ですが、明日24(金) 12:00で1つ区切りになります。
明日の12:00時点で「申し込み1000口以上の応募があった馬については、その時点で募集を締め切ります」という今年の募集要項。
今日までに中間発表はなく、明日の12時以降に「1000口以上の応募があった募集馬」と「400口以上1000口未満の募集馬」については発表があるはずです。
これで面白いなと思うのが、明日の12:00時点に第一希望を選択した馬が1000口以上の申し込みがあった場合、第一希望の権利を行使済みとなることですね。
明日の時点で第一希望とする申し込み馬が1000口以上の応募になるのか、ならないのか。
1000口オーバーの馬を見送って、その後に第一希望を残しておくかなど使い方についていろいろな考え方ができますよね。
明日時点で1000口オーバーしそうな募集馬が何頭出るのかはわかりませんが、人気上位の募集馬について3頭、プラス1頭をピックアップしようかなと思います。
4. ラストグルーヴの19 (牡) 鹿
父:ロードカナロア 母父:ディープインパクト
2019年2月17日生
募集価格:6,000万円 一口(1/400):15.0万円
厩舎:美浦・藤澤和
血統は説明不要のエアグルーヴ一族。
エアグルーヴにディープのラストグルーヴにロードカナロアの組み合わせで牡馬。
活躍したら当然種牡馬入りが見えてくる超良血なのでこの馬がラインナップされた時点で大人気するのは当たり前という感じ。
ロードカナロア産駒の成績として母父ディープインパクトの組み合わせは37頭デビューして14頭勝ち上がり。
一番活躍しているのが4勝を挙げているドナウデルタで、カナロア産駒としても良い部類の結果はまだ出ていないところですが、この組み合わせが走ってくるのはまだこれからという印象です。
体重:431kg
体高:154cm 胸囲:174.5cm 管囲:20.5cm
431キロと大柄ではないけど小柄ではないというバランスのいい数字。
馬体重自体は心配いらないと思いますし、馬体はうっすらとアバラが見えていてムダ肉がつかなさそうでいかにも良血馬という品のある馬体。
脚元に気になる部分もないですし、背中も短くて、トモの張りなんかは素晴らしいと感じますね。
預託予定の藤沢厩舎は2022年に定年になるので、この馬が3歳2月には転厩することになると思います。
まぁこれだけの血統馬ですから、藤沢厩舎から移るとしてもそれなりの厩舎に入ることになるでしょうね。
正直、今年の第一希望はこの馬でもいいかと迷いに迷いました。
この馬か、次のレッドファンタジアの19か。
迷いましたがすでに昨日、第一希望は申込済みです。
さて、どちらにしたでしょうか(笑
29. レッドファンタジアの19 (牡) 鹿
父:ハーツクライ 母父:Unbridled’s Song
2019年4月05日生
募集価格:5,600万円 一口(1/400):14.0万円
厩舎:栗東・藤原英
元母出資馬の5番仔にして初めてのハーツクライ産駒です。
母の産駒は4世代続けてディープ産駒。
なかなか珍しいことだと思いますが、デビューした3頭が3勝・3勝・2勝(GⅡ勝ち)と、母は9戦して残念ながら未勝利に終わりましたが、繁殖牝馬としてのポテンシャルを十分に発揮してくれていますね。
自分は一度退会したことによって母馬優先の権利を消失。
(退会した時に母馬優先制度はなかった)
ただ、母の産駒には絶対に出資したいと思っていたので、上の2頭の牝馬を歯を食いしばって出資するのを我慢して、初の牡馬に出たレッドベルジュールに運良く出資することができ、2歳のレッドベルオーブと2年連続で出資することが叶っています。
そして今年のハーツ牡馬のレッドファンタジアの19です。
体重:461kg
体高:156cm 胸囲:174.0cm 管囲:20.8cm
パッと見た目がハーツっぽい体型をしてますね。
馬体重461キロは、ベルジュール412キロ、ベルオーブ435キロなので募集時期で比べれば一番大きく出ています。
それでも重苦しさを感じさせない、兄たちに共通して、この馬もうっすらとアバラが見え、ムダ肉の付いていないスラッとした馬体。
体高、胸囲、管囲と申し分なく、これからの成長で2歳デビュー前に500キロを超えてくるのは間違いないかもしれませんが、重々しい感じにはならないんじゃないかなと思いますね。
動画で見せる右前の外弧歩様を気にする書き込みなども目にしますが、自分は気にしないというか、ハーツクライ産駒ってこういうものなんでしょう?という感じ(笑
トモの感じは兄弟で一番すごいなと思ったのがベルジュールで、それと比べると緩さを感じますがこれもハーツクライ産駒ですからね。
血統的に見れば、「ハーツxUnbridled’s Song」はいうまでもなく代表馬スワーヴリチャード。
10頭中7頭が勝ち上がりの組み合わせで、その10頭が2歳中にデビューを迎えているなどハーツ産駒の中でも仕上がりの早い組み合わせといえそうです。
母レッドファンタジアの産駒も全馬2歳中にデビューしていますし、昨今のノーザンファームの育成ペースにも乗って順調ならば2歳のこれくらいの時期にはデビューできるんじゃないかなと思います。
1つ気になったのは、3年連続で母産駒の預託厩舎となる藤原英厩舎ですね。
自分のイメージの中に藤原厩舎のハーツクライ産駒というのが全くなくて、調べてみたらこれまでにたった12頭しか預かっていませんでした。
現役馬は4頭で、1勝馬が3頭、未勝利馬1頭。
代表馬も4勝馬の牝馬メイズオブオナーといった感じ。
藤原調教師はハーツクライがお好きではないのかもしれません(笑
まぁ、それは些末なことで、今年の募集馬の中でも第一希望の中での抽選は必至の募集馬ですね。
30. レッドメデューサの19 (メス) 栗
父:ハーツクライ 母父:Mr.Greeley
2019年4月14日生
募集価格:3,000万円 一口(1/400):7.5万円
厩舎:栗東・矢作
去年末くらいに、年明け1歳馬のデータが登録された段階で気になる馬をチェックした時に、このレッドメデューサの19を気になるリストに入れていました。
2回目の入会となった東サラで、母馬優先もある中で牝馬に出資したらキャロットと2クラブ体制から抜けられなくなるかなと思い、牝馬は見ないようにしていましたがこの馬は今年の年明けの時点から気になっていた馬でした。
そしていざ募集馬ラインナップの発表。
預託厩舎が矢作厩舎。
この時点で第一希望必至の募集馬となり、自分の中で出資の可能性がなくなってしまいました(笑
体重:413kg
体高:151cm 胸囲:178.0cm 管囲:21.0cm
測尺発表時の馬体重は413キロですが、それを感じさせないパワフルな馬体ですね。
4月生まれですし、デビュー前は500手前くらいまで成長する可能性もあるんじゃないでしょうか。
胴の長さなど、こちらもハーツっぽい馬ですが、ちょっと重たさも感じる見た目ですよね。
母産駒で見比べると、ディープ産駒のレッドランディーニも結構ガッチリとしていて、ダイワメジャーのレッドフラヴィアはダイワメジャーな見た目という感じですけど、母産駒として共通する部分があるんじゃないかなと思います。
自分としてもこの牝系に見所ありということでずっと候補に挙げていましたが、矢作厩舎じゃもうダメだ~ということでウォッチ馬としてどのような競走馬になっていくか追っていきたいと思います。
41. ノスタルジアの19 (メス) 栗
父:ロゴタイプ 母父:ノヴェリスト
2019年4月02日生
募集価格:800万円 一口(1/400):2.0万円
厩舎:栗東・笹田
1000口を超えるかわかりませんが、確実に票を集めそうなのがこの馬。
血統表には母の母にレッドディザイアの名が。
自分に一口馬主の存在を教えてくれたのがレッドディザイアでした(それまで競馬歴10年以上で存在を知らなかった)
そういった名馬の名前がファミリーラインに連なっているので気になりますが、募集価格が1口2万円。
安い!
東サラ1本で一口やっていたら絶対に申し込んでいると思います(笑
体重:442kg
体高:154cm 胸囲:176.0cm 管囲:20.3cm
母ノスタルジアは不出走で、4歳時に産んだ初仔がこのロゴタイプ牝馬。
馬体は初仔牝馬とは思えないしっかりしたもので、前駆、後躯の良さが目に付きますね。
祖父ローエングリンから来ているのか、栗毛の馬体もいいですね。
ただ、歩様を見てみると、自分としては気になる点がありました。
まぁ800万円という安さなので、しっかりと見てみたらちょっと気になったというレベルなので、この価格、この馬体に血統的にも走って不思議ないということならば申し込んでみたくなりますね。
あとは、先に挙げた3頭は育成先ノーザンファーム。
この馬は社台ファーム育成ですね。
キャロットでは年に数頭しかいない社台ファーム育成馬ですが、東サラには10頭以上います。
最近の競走成績で比べるとノーザンファーム1強という感じになっていますが、社台ファームも調教施設を改修して、特に坂路の勾配率を3.5%に改修。
そこで鍛えられたのが現2歳世代になります(POG本の受け売り)
改修後の育成が2世代目になって、ノウハウが活かせるのでは?ということで社台ファーム育成馬も注目してみたいなと思うところです。
さて、明日の12時までの一旦締め切りまでにすでに申込みを済ませました。
第一希望を行使したので、もし1000口を超える申し込みがあった場合は7月27日(月)に抽選、即当落メールの通知。
早々にこの世代の出資馬が決定するかもしれないということで、それを考えたらドキドキしてきました(笑
ここまで第一希望行使で迷った2頭以外はあまり真剣に見ていませんが、他にいいなと思う馬も何頭かいて7月31日までに申込みをしようかどうしようかというところですね。
ただ、良いなと思える馬は牝馬が多くて、2クラブ体制で悩むところ・・という感じです(笑