2020年度の東サラ1歳馬募集の先行募集締切馬(応募口数1000口以上)の抽選結果が、本日7月27日(月)に通知されました。
第一希望で「レッドファンタジアの19」に申し込み。
去年は全馬同じ日の先行募集締め切りで、締め切り後に400口以上申し込み馬が発表。
抽選の結果、当選したレッドベルオーブに出資できたわけですが、今年は先行募集の段階締め切りという方式になり、レッドファンタジアの19は1000口以上の申し込み馬に。
去年の半兄、さらに2年前の新規申込みのレッドベルジュールがどれくらいの申し込み票数からの抽選結果だったのかわかりませんが、今回は「1000口以上」の申込みと、400を大きく超えた数字が事前にわかっていましたのでさすがにこれは抽選落ちも覚悟していました。
16時過ぎにクラブから当落通知メールが到着。
恐る恐る結果を見ましたが、
◆抽選結果
レッドファンタジア19 1口 当選
ありがとうございます。
3年連続で母の産駒に出資することが叶いました。
一口出資額 | 140,000円 |
父 | ハーツクライ |
母 | レッドファンタジア |
母父 | Unbridled's Song |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
誕生日 | 2017.04.05 |
入厩予定 | 栗東 藤原英昭 |
育成牧場 | ノーザンファーム |
募集時測尺 | 馬体重:461kg 体高:156.0cm 胸囲:174.0cm 管囲:20.8cm |
出資理由は今年も「レッドファンタジアの仔だから」です。
追加で「レッドベルジュールとレッドベルオーブの弟だから」
これも追加しておきましょう(笑
すでに申し込み締め切り前に記事を書きましたが、あらためて書いていきます。
上の2頭のディープ兄たちと、数字の比較から。
レッドベルジュール | レッドベルオーブ | レッドファンタジアの19 | |
誕生日 | 2017.04.06 | 2018.04.05 | 2019.04.05 |
馬体重 | 412 kg | 435 kg | 461 kg |
体高 | 157.0 cm | 158.0 cm | 156.0 cm |
胸囲 | 169.5 cm | 170.0 cm | 174.0 cm |
管囲 | 20.2 cm | 20.3 cm | 20.8 cm |
数字の比較では、ベルジュールよりベルオーブが良いと思いましたが、今年はさらにいいなと思いましたね。
この数字がレッドファンタジアの仔じゃなくて、キャロットで募集される馬だとしても一目置きたくなる好きな数字の並びです(笑
今年は母9歳時の産駒になりますし、いよいよ脂が乗ってきた感があります。
ちなみにこんなことを調べてみました。
出資検討用に取っているキャロットの募集馬データ(8年分)で、募集時から競馬デビュー時の馬体重の差を平均値で出してみました。
すると、こんな感じ。
ディープ牡馬(22頭):+48キロ
ハーツ牡馬(11頭) :+30キロ
上2頭のディープ兄たちは、
レッドベルジュール:450キロ(+38キロ)
レッドベルオーブ :480キロ?(+45キロ)
ベルオーブは今週デビューなので予測ですが、平均を取ったディープ牡馬のデータに近しい増加幅となっています。
この3兄弟、誕生日が1日違いと同日。
そこに父がディープとハーツで成長曲線に差が出るとすれば、募集時に一番大きい461キロのファンタジアの19は、ハーツ牡馬ということを踏まえれば1年後の今頃は増えていても30キロならば500キロ行くか行かないかくらいに収まってるんじゃないか?
と大きくなりすぎるということはないだろうと推測しました。
そして馬体。
脚が長く、胴が長いのはハーツクライ産駒の特徴が出ていると思いますし、体型を比較すると上2頭のディープ兄たちより長い距離に向きそうな感じ。
上2頭が1600~2000のイメージならば、ハーツの19は1800~2400。
3兄弟に共通するのはムダ肉のなさで、うっすらとアバラが見えるくらい。
パーツ、パーツを見ても大きすぎるということはないと思うので、やはり馬体重が大きくなりすぎるという心配はしなくてもいいかなと。
500~510あたりで収まってくれれば理想的かなと思います。
次に血統。
ハーツクライ産駒には、クルソラの17・ラクンパルシータの1頭に出資していますが、決して勝ち上がる能力がないとは思っていませんが、ハーツクライ産駒の難しさに直面しているという状況はそうなのかなと(笑
色々と考えていますが、ハーツクライは血統の相性がとにかく大きいんじゃないかと感じています。
相性が悪いととことん走らない。
そこでレッドファンタジアに対して初めてのハーツ。
相性はどうなんだろうと考えます。
父x母父の組み合わせ「ハーツxUnbridled’s Song」は、デビュー済みの「10頭中8頭勝ち上がり」
3歳現役に未勝利が2頭いますが、勝ち上がりの8頭中、3勝以上挙げている馬が実に7頭。
さらに良いデータは、この組み合わせの10頭は、デビュー戦がすべて「2歳時」ということ。
ハーツ産駒でも競馬に使うまでの成長に時間がかからないということですし、レッドファンタジア産駒のデビュー戦時期、最近のノーザンの育成ペースを考えても、問題がなければ2歳夏頃にはデビューを迎えられるんじゃないだろうかと思います。
7月21日には育成牧場先の「ノーザンファーム早来」に移動したという連絡もありました。
ハーツ産駒でも早期デビューが期待できて、競走実績についても確度の高いこれだけのデータがあれば、産駒実績のある母レッドファンタジアにハーツの組み合わせが「合わないということはない」だろうと短絡的に結論付けました(笑
なによりこの組み合わせの成功例は、スワーヴリチャード。
スワーヴリチャードはジリっぽい末脚で重馬場のジャパンカップを勝つなどした地力系の牝系から来る血統イメージどおりという感じですが、レッドファンタジアの場合は軽さを武器とする血統になるので、よりキレ味を発揮できるハーツ産駒になるんじゃないか、というところまで「妄想」しています(笑
そして3年連続の藤原英厩舎。
預託先が発表される前からうっすらと思ってましたが、藤原厩舎だとしてもハーツクライのイメージが全くないということ。
そこで調べてみましたが、ディープ産駒の出走頭数が「100頭」に対して(これもスゴい)、ハーツ産駒はたったの「12頭」。そりゃイメージないはずだよと。
ここまで数字が違うんだから、なにか理由はあるはずですが、預託の少ないハーツ産駒でもレッドファンタジアの仔ということでクラブも預託するし、藤原調教師も兄たちのように扱ってくれるだろうと、なんら心配はしていません。
イメージはないよなということが言いたかっただけ(笑
数を使わない、大事に使う厩舎ですが、3頭もいたらいい感じで年間回すことが出来ないかなと思いましたが、トップホースになれば休む期間と出走する期間は重なるから意味ないかもです。そうなることを期待!
とまぁ、出資検討の入り口が申込みありきなので、すべてポジティブに変換して考えてしまいますが、第一希望で申し込む価値のある、期待をかけるにふさわしい競走馬であることは間違いないです。
出資していた母レッドファンタジアの産駒、期待しまくってるレッドベルジュール、レッドベルオーブの半弟と気持ちが2つ、3つくらい乗る馬ですから、出資できることになってとても嬉しいですね。
レッドファンタジアの19に出資できることになった方々、やりましたね!おめでとうございます!