2歳馬ハーツクライ産駒のラクンパルシータ(クルソラの17)の近況です。
一口出資額 | 125,000円 |
父 | ハーツクライ |
母 | クルソラ |
母父 | Candy Stripes |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
誕生日 | 2017.05.06 |
入厩予定 | 美浦 古賀慎明 |
育成牧場 | ノーザンファーム空港 C-1厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:440kg 体高:155.0cm 胸囲:170.5cm 管囲:20.5cm |
19/7/16 NF天栄 |
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16日にNF天栄へ向けて移動しました。タイミングを見て美浦トレセンへ入厩する予定です。 「ハロン14秒ペースでコンスタントに乗り進めていましたが、いい意味で変わりはなく順調でしたので、このタイミングで本州へ移すことになりました。テンションが上がりやすい面はありますが、今のところは我慢できているので、このままゲート試験合格を目指していければと思います」(空港担当者) |
19/7/18 古賀慎厩舎 |
18日に美浦トレセン・古賀慎明厩舎へ入厩しました。 「しっかりしてくるまでに時間をかけたほうが良さそうということだったので、じっくり待っていました。まだトモに疲れやすさはあるようですが、ある程度のところで継続的に乗れているということでしたし、牧場からそろそろ検討してもらえないかと打診をもらっていました。夏も半ばになり、秋の始動を目指せるようにするためにもこのタイミングでゲードだけでもパスさせておきたいと考え、このタイミングで連れてくることにしました。まずは新しい環境に慣らし、移動の疲れもケアしつつ軽めから動かしていきます」(古賀慎師) |
キャロット公式より |
まずは7月16日に北海道から本州へ移動。
天栄をワンクッションして18日に美浦・古賀慎厩舎へ入厩しました。
19/7/24 古賀慎厩舎 |
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24日はゲート練習中心のメニューを行っています。 「早速乗り出していて徐々に動かしているのですが、どうもトモに弱さを感じさせます。歩様も心許ないので、なんとかケアしながら進めなければいけません。ゲート練習を始めていますが、踏ん張り切れないのもあって自発的にはなかなか出られません。そのため、先導役の馬を置いてそれについて行くような形を採るなどして慣れさせ、堪えないうちに試験を受かるところまでなんとか持っていきたいです」(古賀慎師) |
19/7/31 古賀慎厩舎 |
31日はゲート練習中心のメニューを行いました。 「先週から練習を開始したゲートですが、最初は反応が乏しく、他の馬と一緒に出すなど条件付けをして反応を作っていかなければいけないと思うほどでした。その後、練習を続けていくと徐々に出られるようになってきていました。今朝も練習したのですが、まずまず出られていましたね。トモは脚を高く上げるいわゆる鶏跛気味にも見える歩様ですが、ガラッと変わることはなさそう。継続的なケアは必要に思えますが、今のところ大きく変わることはないので、このままゲート試験を合格させたいと思っています。暑さが増して、この馬に限らずかなり堪えそうな気候になってきているので、できるだけ早く受からせたいです」(古賀慎師) |
19/8/1 古賀慎厩舎 |
1日にゲート試験を受けて見事合格しました。 「この暑さの中ですし、体、特に右トモを中心にくたびれてきそうなのが目に見えていたので、できるだけ早く受からせたいと考え、朝の様子を確認したうえで今朝試験を受けることにしました。昨日の段階で1頭でも出られることは把握できていたので、ほかの影響を受けないほうがいいと思い試験も1頭で受けました。1本目は普通にサラッと出られたものの、トモの兼ね合いからか3完歩目あたりでちょっと怪しかったです。2本目も同じくらいだと試験官にしっかり出してと言われかねません。再試験は何としても避けたいと思ったので、今日の2本目は試験官にアピールするようにと乗り手に伝えてしっかりと出させました。その結果、無事に合格をもらうことができました。とりあえず1回の試験で合格をもらえたことは良かったのですが、踏ん張りが利かないことを考えるとトモをはじめ体をよくしないと競馬でさらに辛くなることが想像できるので、時間はかかるかもしれませんが天栄に出して現地で乗り込んでもらう考えです」(古賀慎師) |
キャロット公式より |
そして昨日、ゲート試験を無事にクリア。
秋デビューを見据えて、本日天栄に放牧に出ています。
ゲート試験合格を目指す中で、調教師からも馬体の緩さ、トモの緩さについてのコメントがありましたが、さらに「鶏跛」ということですね。
この言葉は4月の北海道見学時にすでに聞いていて、実際に歩かせた時の歩様でも見せてもらっていました。
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[ラクンパルシータ] 2歳4月 ノーザンファーム空港牧場見学
4月初旬に行ってきた北海道・出資2歳馬牧場見学の旅。 C-1厩舎のハーツクライ産駒ラクンパルシータです。 この馬、育成が始まってからとても順調で1月後半にはハロン15秒入り。 脚元の不安などがなければ ...
まぁその後のキャロットで更新された動画でも、鶏の脚のように高く上げる歩様が見られましたよね。
他の2歳馬でも更新で鶏跛の症状が出た馬は運動を中止していましたが、ステロイド治療を施されるなど実際に馬体の異常からくるもののように思いますが、
ラクンパルシータの場合はそうではないため、15秒の坂路は続けられていました。
そのような経緯からトモの頼りなさという点では北海道でも言われていたことですし、改善されればいいなと思っていましたが約4ヶ月経っても変わらないとなると、癖になってそのまま競馬を使うことにもなってしまうかもですね。
まぁまずはゲート試験をクリアしてくれたので、昨日にはすでに天栄に移動済み。
天栄でしっかり乗り込まれて、遅くても11月の東京が目標になってくるでしょうから、しっかり後ろを鍛えてデビューに備えてくれればと思います。