4歳馬アランブレラ。
地方6戦目は初の船橋競馬に出走しましたが2着でした。
馬体重は538キロで前走から8キロ増も太め残りなんてことはなく、好調を維持しているという感じでした。
パドックでの雰囲気も前走と同じくらいでいつも通りのチャカつき具合。
レースがスタートして、ゲートもまずまずでスタートすると、外の馬を行かせて、2番人気の2番を見る形の3番手でレースを進めます。
普通に考えれば好位という感じなんですが、3コーナーから4コーナーで人気馬が先団で固まる中、押し上げにかかりますが、押しても、ムチが入っても前に出切ることができずに、先にスーッと2番の馬に前に出られます。
直線では内、外挟まれるような位置から手応えもどうかという感じでしたが、じわじわと伸びて、抜けきるかなというところから一気に来る感じがなく。
残り100を切ったところからようやく伸びてきた、前を捉えられるかというところでしたが、クビ差届かずにまたまたまたの2着となりました・・。
19/5/9 ミッドウェイF |
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9日の船橋競馬ではまずまずのスタートから前々でレースを進める。直線ではジリジリ脚を伸ばすが、勝ち馬を捉えることはできず2着。 「能力は抜けている馬なので、もう落とすことはできないという気持ちでした。ただ、普段は何もしなくても行く気を見せるのですが、今日は押していかないと反応がありませんでした。ジリジリ脚は使ってくれましたが、僅かに捉え切れなかっただけに悔しい気持ちで一杯です。左回りは問題ありませんでしたが、結果が結果だけに残念です。申し訳ありませんでした」(御神本騎手) 「初めてのコースになりましたが、雰囲気は悪くありませんでしたし、左回りもスムーズにこなしてくれていたように思います。ただ、勝負どころからはモタつきましたね。脚は使っているだけに逆転してほしかったです。なかなか勝ち切れず、本当に悔しいです。大きく負けているわけではないので、次で結果を出せると信じて、また取り組んでいければと思います。今後は牧場に戻って状態を見て判断したいと考えていますが、大井開催か再び船橋開催での出走を検討していきます」(藤田師) ここ2戦と同じマイルでのレースになりましたが、舞台が変わったことで道中の走りやすさは増していたように思います。ただ、直線ではジリジリした脚で前を捉え切ることはできませんでした。勝利まであと一歩まできているだけに何とか次走で結果を出したいところです。今後についてはレース後の状態をチェックした上で判断していきます。 |
キャロット公式より |
御神本騎手のコメントからすると気持ちの面で難しいところが出たのかなという感じですかね。
ここまで8戦。
仕上がりきらなかった中央の2戦目、大井の初戦は除いて、今日のような好位から前の馬を見ながらという形になった時に、どうしても前の馬を交わしきれないところがあると思います。
「能力は抜けている馬」という評価で、おそらく簡単に交わせるというイメージで普通なら絶好と言える形のレース運びをしてくれていると思うんですが、
中央の初戦の芝、前走の大井と、並びかけていくと脚色が同じになるというか、そういう部分があるような気がします。
今日のレース映像を見ても、直線でなにか追いづらそうな、全力で追えていないように見えました。
やはり理想は2勝目のように周りを気にせずに逃げてしまって後続を封じる競馬なんだと思いますが、1600で速い馬がいると、適正として前に出ていくのは難しいですね。
初の左回りでしたが問題なく、船橋の1600は確かに大井の1600よりは走りやすかったのかな~とは思わなくないですが、これで1600という距離で3戦連続2着という事実。
次走でまた勝てないとなるとおそらくB3昇級。7月に下半期の格付けでまたC1にということにはなりそうと格付けの問題も出てきました。
なんか難しい感じに形、状況になってきてしまいましたが、陣営があと1つをどう考えて次に向かっていくかというところに注目したいと思います。