3歳未勝利のクローヴィス。
年明けの競馬を目指していましたが、坂路追いきり後に左の背腰からトモにかけて筋肉痛の症状が出て、それは軽度と見られていましたが、翌週には右前の蹄球部を傷めていることがわかり、あえなく放牧へ。
しがらきで2ヶ月経過して再びトレセンに帰厩してきました。
21/3/2 NFしがらき |
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周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。 「この中間も坂路では週2回ほどハロン17秒ペースで動かしており、引き続き周回コースでも長めに距離を乗っています。調教メニュー自体は先週と変わりありませんが、脚元に反動が出ることはありませんから、どこでペースアップしていくかしっかりとタイミングを見極めていきます」(NFしがらき担当者) |
21/3/9 NFしがらき |
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。 「蹄の状態に注意しながら進めていますが、今のところは乗りながら状態も安定しており、坂路では終いを伸ばすような調教も取り入れています。体はちょっと緩んでいる感じがしますから、脚元の様子を見ながらしっかり動かしていきたいと思います」(NFしがらき担当者) |
21/3/16 NFしがらき |
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。 「この中間も順調に進められており、坂路では15-15までペースを上げています。負荷をかけても蹄の状態は変わりありませんし、この調子で乗り込みを重ねていきたいと思います」(NFしがらき担当者) |
21/3/23 NFしがらき |
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。 「この中間も引き続き坂路では15-15を取り入れて調教を行っています。周回コースでのフラットワークも週5回ほど行っており、順調に負荷を上げられています。厩舎サイドとも移動について話をしながら進めていきます」(NFしがらき担当者) |
21/4/1 矢作厩舎 |
25日に栗東トレセンへ帰厩しました。 3月31日は栗東CWコースで追い切りました。1日は軽めの調整を行いました。 「先週無事に帰厩しており、今週は水曜日にCWコースで併せて追い切っています。全体83秒台、ラスト1ハロン13秒1という計測で、ここまでまずは順調に立ち上げることができていますし、脚元の状態も落ち着いています。ただ、ちょっとうるさい面を見せていますから、そのあたりに気を付けながら進めていきたいと思います。早ければ来週から使っていく予定です」(岡助手) |
キャロット公式より |
しがらきでも蹄の状態に注意をしながら進められていましたが順調に負荷を上げられたところで帰厩となりました。
帰厩翌日に坂路で56秒9-13秒3と馬なりで時計を出し、今日はCWでホウオウアマゾンと併せ馬。
内から相手を0秒5追走して同入、83秒5ー13秒1を馬なりと実質1本目の時計としてはまずまずの内容という感じでしょうか。
そんな中でも早ければ来週から競馬を使っていくということで、さすが矢作厩舎の回転率という感じがしますが、決して無理使いということではないのでしょう。
調教としては、やはり坂路よりコースのほうがいい動きができていそうな印象がありますが、レースで見せたヨレるようなシーンにあるように、身体を使って走りきれていないというのが坂路での終いの動きにも現れているのかなと思いますし課題なのかなと思います。
調教時計的にも終いにかけての動きが良くなってくると、前進があるかなと思えるところなので、来週の追いきりでそのあたりの進境を感じてレースを迎えたいところです。