3歳馬ヴァイトブリックです。
11月東京のダート1400・銀嶺Sは11着。
その後は天栄に放牧に出ています。
19/11/27 和田郎厩舎 |
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27日は軽めの調整を行いました。 「先週の競馬は、ビュイックジョッキーが乗れたこともあって楽しみにしていましたが、いい結果とならず申し訳ございませんでした。ジョッキーが言うように最初の不利がすべてを狂わせたと思いますが、それでも最後に頑張れなかったのは気になります。単純に脚が溜まらなかったということだけでなく、精神面での弱さ、脆さが出て最後にやめている可能性が出ていることも否めません。そう考えると、短めの距離で最後まで走らせるということを覚えさせる必要も出てくることでしょう。そのあたりについては天栄とも相談しながら次走について考えていきます。脚元等に異常はないものの、多少なりとも疲れがあることから、週末あたりにいったん放牧に出す予定です」(和田郎師) |
19/12/3 NF天栄 |
30日にNF天栄へ放牧に出ました。 軽めの調整を行っています。 「先週末に帰ってきてまだ数日しか経っていない状況ですが、傷みはそこまで目立っていないそうです。むしろ緩さがあるようにも感じられ、しっかりと走り切れていないのではないかとも思えます。それなので、タイミングを見計らって本格的な調教を再開していき、次走目標を立てて行けるようにしたいです」(天栄担当者) |
19/12/10 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「日をかけて様子を見たところ、若干ではありますが左トモの踏み込みが甘く半腱半膜様筋に治療を施したものの、全体的にはそこまで傷みを感じさせません。緩みも見られるため走り切っていないのかな…と思えるのが正直な感想です。そう言いながら攻めすぎて大ダメージを与えるわけにもいかないので、脚元の状態をよく確認しながらしっかりと乗って、次走へ向かえるようにしていきます」(天栄担当者) |
19/12/17 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「調教自体は問題なく行えていて、体調面も悪くありません。ただ、若干ではあるもののテンションの高さが見られますね…。心身の状態をよく見ながら調教師と相談して、次の目標をどこに置くか決めていきます」(天栄担当者) |
19/12/24 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「いい意味で変わりはありませんが、相変わらずちょっとカリカリしているところがありますね。それで、和田調教師と相談をした結果、最短目標を東京に置こうということになりました。それにより1ヶ月弱の調整期間をもらえることになりましたので、その期間で少しでもいい状態にできるようにしていきたいです。馬体重は515キロです」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
まず前走に関しては、陣営のジャッジとしては精神面の弱さ、脆さから「走りきれていない」というものみたいですね。
馬体的にも傷みを感じさせず、緩みを見られるということであればそうなのかも・・と思うしかないですね。
精神面と肉体面のバランスを取ってレースに臨むのが難しい状況ですが、とりあえずもう1戦同じ条件で「最後まで走りきらせる」ことを目標に次の競馬に臨むことになりそう。
調整過程はもとより、レースではハナに立って頑張らせる、ヒヤシンスSのような競馬が理想形ということになりそうです。
最短目標も2月東京と決まったようなので、まずはいい状態で向かっていけるようにしたいですね。
それにしても2月東京は出資馬の出走ラッシュになりそうです。
今年のヴァイトブリックの「6戦0勝」でした。
個人的には新潟へ行って現地観戦したレパードSが印象深いですね。
暑すぎて重たいカメラを振り回していたら、熱中症になりかけました(笑
全体的に振り返れば、出だしこそヒヤシンスS(L)・2着、兵庫CS(JpnⅡ)・2着と糧はしなくとも悪くない競馬でしたが、ユニコーンS、レパードSのGⅢ2戦と、3勝クラスの2戦はほろ苦い結果が続く形になってしまいました。
「しっかりと走り切れれば」違うはずということで陣営もそこを工夫して次の競馬に向かっていくことになると思いますし、あらためて3勝クラスで経験、力を付けていく必要があると思いますが、またオープンの舞台で好走できるように頑張ってもらいたいですね。