3歳馬ヴァイトブリックです。
6月のG3・ユニコーンSに出走するも11着に敗れ、天栄に放牧。
その間に行われた先週の大井・ジャパンダートダービーはクリソベリルが4連勝を決めて優勝。
主戦の戸崎騎手はデルマルーヴルに騎乗して2着。
その舞台に立ちたかったとも思いますが、地道に、また積み上げていってですね。
| 19/6/19 和田郎厩舎 |
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| １９日は軽めの調整を行いました。 「先日はご心配をおかけして申し訳ございませんでした。慎重に様子を見ていますが、今のところ目立った異常はありません。細かく言えば右前脚、右トモの運びが若干硬かったり、左前脚に小さな傷があるものの、骨、筋を傷めてハ行しているという状況にはありません。人が跨っていないので動かしてみてわかる部分もあるのかもしれませんが、少なくとも現時点では大きな問題はなさそうに思えます。気持ち的に辛くなって余力がなくなってしまった可能性もあるので、無理をせず放牧に出して仕切り直す考えです」（和田郎師） |
| 19/6/25 ＮＦ天栄 |
| ２０日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 トレッドミル調整を行っています。 「楽しみにしていた前走では残念な結果に終わってしまいましたが、レース前の消耗でうまく走れなかったところもあったでしょうから、仕切り直して改めたいという気持ちです。まずは楽をさせつつ状態を見極めていますが、今のところ大きな異常はなさそうです。もう少しこのまま様子を見たうえで乗っていくつもりで、動かしながら改めてどうするか判断していきます」（天栄担当者） |
| キャロット公式より |
まず、ユニコーンSのレース後「止め際の様子が良くなかった」ということで脚元、馬体を慎重にチェックされていましたが、馬体面には大きな問題はありませんでした。
レースの敗因については「精神面で辛くなって、レース前の消耗でうまく走れなかった」ということで、やはりそのあたりが課題ということで調整が再開されています。
| 19/7/1 ＮＦ天栄 |
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| 軽めの調整を行っています。 「時間をかけて馬体を確認すると、左トモを中心に使ったなりの疲れはあったので、ショックウェーブを当ててケアしています。その効果もあったのか馬体コンディションは良化傾向にありますから、少しずつ乗っています。現状では周回コースで落ち着かせるようにジックリと動かしていて、徐々に坂路調教へシフトしていく考えです」（天栄担当者） |
| 19/7/16 ＮＦ天栄 |
| トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１３～１５秒のキャンター調整を取り入れています。 「前走時は消耗が激しくレース終盤では余力がなくなっていましたが、前回送り出す前の天栄での調教時から昂ぶりが目立っていました。レースを見てやはりそうか…と思いましたし、その点が今後もポイントになるのは確かですから、この中間はメンタルケアをメインに進めていました。すると、今回は前回時ほど昂ぶりが目立っておらず、この馬として見るとまずまず落ち着いているように感じます。ただし、繊細な面が根っこにあるのは否めないので、和田調教師と相談した結果、次走の目標をレパードＳに置きつつ、今回は新潟競馬場での滞在調整で臨んでみることになりました。ダートコースだけの調整になりますし、前走からさほど間隔がないということもあるので、今回もギリギリまで天栄で調整をして送り出す予定です」（天栄担当者） |
| キャロット公式より |
前回は天栄の調教の段階から昂ぶりが目立っていた。
今回は前回ほど昂ぶりが目立っていないということで、精神面では前回よりはいい状態で進められていることがうかがえます。
その上で、次の競馬をどうするのかなと思っていましたが、新潟のG3・レパードSを目標としていくことに。
3歳同士で走れる重賞ですし、いい状態で向かえるようならば当然このレース。
今週の更新の前は、例えばレパードSを目指すとして、美浦に戻して調整するのは期間的に難しそうかなと思っていましたが、
「新潟競馬場の滞在調整」
その手があったかと。
前回は10日競馬がよくなかったかなと思いましたが、それ以前に天栄にいるときから昂ぶりが目立っていた。
今回はまずまず落ち着いた状態で、再度10日前に新潟競馬場に移動してということであれば、精神面で落ち着いた状態でレースに臨めれば、その点だけに注目したいですね。
で、今回も「ギリギリまで天栄で調整」という判断のおかげで、週末ヴァイトブリックに会ってくることができそうです（笑
昂ぶり具合を確かめてきたいと思います。