2歳牝馬アップライトスピン(オリジナルスピンⅡの16)です。
北海道から宮城県の山元TCに移動してちょうど2ヶ月あまり。
ついに美浦トレセン・池上昌和厩舎へ入厩しました!
7/17 山元TC |
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この中間は周回コースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を行っています。 「引き続き、状態は変わりなく運動メニューをこなすことができています。あまり気合いを表に出すタイプではありませんが、併走する際には懸命に食らい付いていきます。徐々に具体的な入厩の日程を詰めていけるようこのまま乗り進めていければと思います」(山元担当者) |
7/25 山元TC |
この中間は周回コースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を行っています。 「調教の動き、手応えは良化傾向にありますが、もう一段階パワーアップできればさらに良くなりそうな印象です。8月中には美浦トレセンへ送り出したいと考えているので、体調に気を付けながら乗り込んでいきます」(山元担当者) |
8/1 山元TC |
この中間は周回コースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン13~14秒のキャンター調整を行っています。 「ペースアップ後も順調にメニューをこなしてくれています。検疫の状況を見ながら近いタイミングでの入厩を検討しているので、そこへ向けてしっかり体調を整えていければと思います」(山元担当者) |
キャロット公式より |
まず山元TCでの状況。
馬格のあるディープ牝馬。いいですねー(笑
これは7月下旬の写真ですが、まだまだ余裕のある体つきで頼もしいです。
美浦トレセンへの移動がほのめかされながら8月に突入。
その間にしっかり調整が進められて、この中間には13秒台まで交えて順調に過ごすことができていました。
え?13秒?
なんかもう競馬に使えそうなくらい進めることができているのではと(笑
そして、ついに美浦へ移動となりました!
8/9 池上厩舎 |
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8日に美浦トレセン・池上昌和厩舎へ入厩しました。 「先日、山元トレセンへ見に行った際にまたひとつ良くなっているなと感じました。山元のスタッフさんからもだいぶ上向いてきましたよという話をもらうことができていたので、そろそろ入厩を検討していきたいと思っていたんです。それで早ければ今週の入厩を検討していたところ、台風の影響を考えなければいけない状況になりました。最初は木曜日が一番影響を受ける日かな思え、それなら過ぎ去った金曜日にしようかと考えていたものの、水曜日の午前段階の進路等々を見ていると金曜日も確実とは言いにくかったので、馬運車会社の方や山元のスタッフさんとも相談をして、急遽ではありますが水曜日の夜のうちに山元から美浦へ連れて来ることにしました。入厩日は8日扱いですが、9日の入厩検疫を受ける馬と同じように午後まで検疫所にいる必要があります。それでも、雨風が強く吹き付ける中で移動してくるよりは楽だろうと思えたこと、そして同じ行程で山元トレセンから美浦へ入る馬がいて、まわりに仲間がいるのならより安心だろうという判断のもと、このような段取りで入れさせていただいています。まずは美浦の環境に慣らすように時間をかけて調整を行い、それから少しずつゲートの練習を開始していければと考えています。小柄だった馬がここまででもいい成長を見せてくれているので、競馬でもいい走りができるようにしっかりとやっていきたいです」(池上師) |
キャロット公式より |
長い!
ですが、内容は台風の影響を考慮してうまく移動することができましたよという話(笑
最善を尽くしてもらえて、いざ入厩となりました。
移動についてのコメント以外を拾ってみると、
・もう一段階パワーアップできればさらに良くなりそうな印象
・小柄だった馬がここまででもいい成長を見せてくれている
・またひとつ良くなっているなと感じました
池上調教師の言う『小柄だった馬』というのは1歳の春頃の印象かと思いますが、その時期に小柄でなければ普通に全姉のようにG1レーシングで募集されていただろう馬。
それは5月生まれゆえの、という感じですが、
とにかく、この春先からの良化具合、右肩上がりぶりがすごいです。
追分F、山元TC、池上調教師からのコメントからそう感じますね。
まぁまずはゲート試験です。
ですが、あっさりクリアできれば、山元TCで13秒まで進めたことを考えても、一気にデビューまで行ってしまうかも。
いやいや万全を期して東京デビューでしょ!
…まずはゲート試験クリアを目指して頑張ってもらいたいです(笑