キアレッツァの未勝利戦を東京競馬場へ現地観戦に行ってきました。
行きの電車の中でスタート直前の東京3Rをチェックしていると、内枠の方でゲートの下から頭を覗かせている馬が。。
馬がゲートから出されて、馬に乗ってない騎手がゲート後方に映っていましたが・・キャロットの勝負服、ブロンデル~。
結局その馬は除外になってしまいましたが、どうなんかな~と府中に到着。
4Rでも放馬のアクシデントがあって、レーススケジュールが遅れる中で5Rのパドック。
馬体重はマイナス4キロの420キロ。
これは増えていてほしかった。
競馬場で初対面のキアレッツァ。
登場して2周目ですが、引手の方に頭を傾けて、落ち着いていない様子。
耳覆いのメンコ着用でしたが、これは出走18頭中15頭が付けていたので特別ってこれはなかったですが、陣営の意図は感じますね。
毛ヅヤなんかは周りと比較しても悪くなかったと思います。
周回を重ねて落ち着いてきたかなとも思える感じ。
今日は屈腱炎から帰ってきたディーパワンサも走っていました。
この馬の走りを見てキアレッツァに申し込んだようなものです。
ブロンデル騎手が騎乗。
返し馬も頭を上げて、「うーん」とあまりいい感じはしなかったですね。
ゴール前のスタンドから見ると隠れてしまう芝1400のスタート地点。
2枠3番。
ゲートが開くと、内の出遅れはないのは確認できて、ポンッとスタートを切れた。
さぁどこから進めるかと見ていると、ブロンデル騎手の手が動いて前へ前へ。
あれ、そういう感じだったけと思いながらも、1200戦での前半の競馬を考えると前目で進められて脚を溜められるのは悪くないかと見ていましたが、すぐに騎手が立ち気味になって折り合いを欠いているような様子。
3、4番手で内目を進みながら、最初の600m通過が34秒5。
未勝利戦だと速いペースで、大丈夫かなと思いながら直線へ。
スムーズに外に出して「キアレッツァ前へ並びかける」とレース実況でも言ってもらったもののすでに手応えが良くない。
ムチが入るも、抜け出した前2頭からグングン離される。
パッタリとは止まらなかったものの、後方の外から来た各馬に交わされて。
外の馬にかぶったままゴール。
結果は8着でした。
無事に帰還してきました。
レース後の公式コメントです。
19/2/3 萩原厩舎 |
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3日の東京競馬では促して好位のインを取り、その後はじっくりと溜めを作りながら進む。直線へ向いて前に並びかけようとしたが、思うほどの伸びを見ることはできず8着。 「調教師からはリラックス重視で、という指示をもらっていたので、もちろんそのことを念頭に置いてレースを組み立てようとしました。ただ、あまりゆったり構え過ぎると瞬発力を求められた時にかなりキツくなるので、ある程度のポジションを取ったうえでじっくり進められればと考えていたんです。少し促したことで若干力んでしまいましたが、前に馬を置くと落ち着いてくれて、リズムを整えて運ぶことができました。そして、直線へ向いて動かしたのですが、止まってはいないもののジリッジリッジリッという感じで伸び負けしてしまいました。う~ん…前半の消耗がなければよかったのかもしれないのでその点は大変申し訳なく思いますが、それでももう少し脚を使えると感じていただけに悩ましいです。力になれず申し訳ありません」(ブロンデル騎手) 稽古の動きが良く、復調の気配を見せてくれるかに思えたのですが、残念ながら追われてピリッとしませんでした。勝ちを意識するためにポジションを取った上で脚を溜めた作戦自体は悪くなかったと思うものの、その際に見られた力みが多少影響したのは否めないでしょう。ガラリ一変とはなかなかいかないのですが、辛抱強く接しながら少しずつでも勝利に近づいていきたいです。今後については状態を確認したうえで判断していきます。 |
キャロット公式より |
ブロンデル騎手は考えて乗ってくれたみたいですが、申し訳ないというとおりに前半の消耗はあったかと思いますね・・。
まぁでも、それでも確かにもう少し脚を使えても良かったとも思わなくもないというか。
パドック、返し馬で感じた精神面、レースでも折り合いを欠くような部分がありましたし、馬体重も減らしてしまったと、キアレッツァ自身の成長も必要かなと感じますね。
まぁ今日のところはかかりながらも前目で競馬することができて、9着にならなかったことがよかったと言えるかもしれないです。
勝利に近づけるように、次の競馬でさらなる前進をしていかねばですね。