3歳1勝クラスのスクウェアセイル。
先週土曜の阪神12Rに出走しましたが9着でした。
馬体重は大きく変わらずの452キロでしたが、年明けからちょっとでもプラス体重で出走できているのは良いですね。
今回は昇級初戦、牡馬も相手となる本場のダート1800でどういう競馬ができるかがポイントでした。
1枠1番からのスタートでしたが、ゲートが好発。
先手を主張していってそのままハナに立って1コーナーに入っていきます。
まずこの競馬が昇級初戦でもできたということに良しと思いました。
淀みない流れで進めて1000m通過が62秒3と1勝クラスの良馬場だと平均か少し速いかくらいのペース。
直線に向いて余力が残っているかでしたが、後続の追い上げに交わされていきますが、スクウェアセイルも決して止まっているようには見えない走りでゴールまで頑張って『9着』
結果としては上位ではありませんでしたが、内容のある競馬だったと思います。
21/6/26 坂口厩舎 |
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26日の阪神競馬では五分のスタートから先行争いを制して前へ。スムーズに逃げて先頭のまま直線を向くが、半ばで後続に捉えられると苦しくなり9着。 「最内枠を利して先手を奪い、いい形に持ち込みましたが、最後は苦しくなってしまいました。とはいえ、並ばれてからもパッタリとは止まっていませんし、決して悪い内容ではなかったと思います。ジョッキーには金曜日に普通キャンターで乗ってもらっていて、そのときから“ひと雨ほしい”と言っていたのですが、やはり今日も“軽い走りをする馬なので、雨が降って脚抜きのいい馬場の方が良かったと思います”と話していました。この後については、馬体をよく確認してからプランを考えたいと思います」(坂口師) 最内枠から先手を奪ってうまく運んだのですが、直線で並ばれてから苦しくなってしまいました。いいスピードがあるだけに、良馬場より少し湿った方が良かったのかもしれません。残念な結果ではありますが、クラス慣れしてくればまだ伸びシロはあるでしょうし、次走以降の巻き返しに期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討します。 |
21/6/30 坂口厩舎 |
30日は軽めの調整を行いました。 「先週の競馬は申し訳ありませんでした。結果的には乾いた馬場よりも脚抜きのいいダートの方が良かったのかもしれませんが、最後もしぶとさは見せていましたし、決して悲観する内容ではなかったかと思います。優先出走権を確保できなかったこともありますし、一度放牧に出し、条件面も改めて検討して行きたいと思います」(坂口師) 7月1日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。 |
キャロット公式より |
負けはしましたが、先手を奪って先頭で直線を迎えるという競馬が昇級初戦でもできたことは自信を持っていいと思います。
この競馬ができれば常にチャンスがありますからね。
ダートで1つ勝ってくれましたが、自分もデビュー前から適正は芝にあると見ていましたし書いていると思います。
初戦こそ芝1200という条件で7着でしたが、高速決着にスプリンターでもないだろうということでノーカウントになると思いますし、先行力を生かして小回りの芝1800の走りを見たいですよね。
陣営も条件面を改めて検討していきたいということなので、方向性が一致してくれるといいなと思います。